ホーム 次ページ >

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

公式な異形戦隊と、今どき珍しい正統派ご当地ヒーロー

2012年05月17日 00:05

4月から始まった「非公認戦隊アキバレンジャー」(5/16現在6話まで放映)。BS朝日やTOKYO MXなどでしか放映しない(※コメントにて情報頂きました。バンダイチャンネルにて22日まで全話視聴可能です!)ため観れない人も多いと思うんだけどちょっと書きたいなと思いまして。

       798akibarennja01.jpg


戦隊シリーズのセルフパロディ・・・と云うにはあまりに捻くれた本作。脚本は昨年の「海賊戦隊ゴーカイジャー」を手掛けた荒川稔久と香村純子コンビ、演出は平成ライダーシリーズの田竜太と鈴村展弘、音楽は川井憲次、アクションはAACスタント(「GARO」や「キューティーハニー」などの横山誠氏が代表のチーム)といった本家に負けず劣らずな布陣でありながら、「ゴーカイジャー」よりも豪快に戦隊シリーズをイジリ倒していく。


基本は歴史ある戦隊シリーズにおんぶにだっこの悪ふざけ。それも公式だからこそできる豪華なお遊びばかり(本人登場も意外とアリ)。思ったより突き抜けて作られているので楽しく観ているけど、ネタが結構マニアックなので戦隊ファンみんなが楽しめる・・・とは限らないかも。そもそもがオタク向けだしねェ(ただそこに関しては意外と丁重に表現されていたりする)。


ちなみに第5話は傑作エピソードとなっている(脚本は香村さん)。ちょっと卑怯な気もするが、設定を最大限に活かしており素直に感心してしまった。この人やっぱ巧い。今後も期待。





もうひと番組は「鳳神ヤツルギ」というご当地ヒーローを軽く紹介。

       797yaturugi01.jpg


千葉に住んでいる特撮マニアな5歳児の親戚に教えてもらった木更津のご当地ヒーロー。名前の由来は木更津にある八剱八幡神社。現在第2シリーズまで放映済み(第3シリーズの制作も発表済み)。ロケは基本木更津で行われており、協賛のホテル三日月他、各所で積極的にヒーローショーを開催している(親戚の子も行ったらしい)。

元々「鳳神ヤツルギ」は千葉テレビが制作した特撮番組であり、ご当地ヒーローという冠は後に木更津市より正式に認定され付いたモノ。なので、公務員が作るありがちなゆる~いご当地ヒーローとは違って造形や設定など妙に完成度が高い(もちろん低予算の中、試行錯誤で作ってはいるが)。


実はYouTubeにある専用チャンネルで第1シリーズが全話視聴できるようになっており、自分はそれで鑑賞。物語こそ語るべきモノはそれほど無い単純明快なモノながら、登場人物たちの掛け合いが非常に面白く、ほぼ一気に最後まで観てしまった。特に敵幹部であるファンガークというおっさんのキャラが立っており、久々に味のある悪役に出合えた気がする。大げさではなく(ちなみに彼は人気があるのか、スピンオフ作品まで作られている)。

それとアクションが意外にも本格的。予算の都合上、対組み手になる事が多いのだが、ワイヤーを駆使したアクロバットや、在りモノを活かしたバトルなど、古き良きカンフー作品の匂いがするアクションになっている。と思っていたら、アクションを担当したチームは香港などで修業を重ねてきたらしい。なるほど、納得。


長き年月と共にいく処まで行った感のある特撮作品だったが、ここへきてあまりに正統派なヒーローが木更津で誕生していたのには正直ビックリした(ただし第1シリーズのみ鑑賞した感想)。ヒーロー番組としての定石を実に生真面目に踏んでおり、だからこそ逆に新鮮な気持ちで楽しむ事ができたのかもしれないが、興味が湧くなら観て損はない完成度の作品と云えるだろう。

・・・まあタダで観れるしね、第1シリーズならば。
スポンサーサイト

特撮・玩具的雑記 コメント: 2 トラックバック: 0

メガメガ♪モリモリ♪MOVIE大戦!

2011年12月18日 16:27

「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA HAX」鑑賞。

    719fo03.jpg


・・・おっと、思わず。



       720fo004.jpg



※気を付けてはいますが、ネタバレが含まれていると思いますので注意して下さい。



年末恒例となったMOVIE大戦も今年で3作目。今年はフォーゼとオーズを軸に、Wと昭和のレジェンドライダーが参加し、華を添える。メガホンを握るのは「W AtoZ」の坂本浩一監督。もちろんアクション監督も兼任。


以前にも書いたと思うけど、MOVIE大戦は非常に難易度の高いムチャな企画である。一年間かけて熟成させた作品と、まだ発酵間もない作品を同じ土壌でかけ合わせるのだ。例え”仮面ライダー”と云う共通項あるにせよ喰い合わせが悪くて当たり前、その実態は前2作が証明してしまっている(平成ライダー第一人者である田監督が手掛けても・・・ね)。


今回そんなムチャな企画に特撮界の風雲児・坂本監督が初挑戦!当然過去の云々を払拭できるかに期待が掛かるのだが・・・結論から云うとMOVIE大戦では間違いなく最高傑作、表題通りのMEGA盛りMAXな作品となった。色々語りたい事はあるが、まずは監督の代名詞でもあるアクションから。


アクションのレベルだが、他の追随を許さない一級品と云っていい。また相変わらず素面でのアクションも多く、意外な才能を開花した登場人物もいる(特に映司)。それと今回特に感じたのは作品ごとの差別化だ。Wはもう完成品と呼べるカッコよさで、役者と役柄の成長に合わせてその振る舞いが華麗になっていく、そんな感じさえした。オーズはこれまでの魅せ方をフルパワーアップさせた、まさに集大成的なアクションとなっており、観ていて一番楽しい。フォーゼは弦太朗の性格そのままにまだまだ荒削りで未完成、ムチャクチャだからこそのパワーと今後の可能性を秘めたアクションになっている。昭和ライダーに関してはそれぞれに思い入れもあるだろうが、旧作をキチンと継承しつつも新たな取り組みに挑んでおり、「オールライダー」や「レッツゴー」とは全く違う魅力に溢れている。アマゾンなど「まさにこれ!」っていう理想形なバトルだった。


で、物語だが、規格外に多くの要素を詰め込み(坂本監督同様、脚本の中島かずき氏もブチ込み好きらしい)、それをギリギリでまとめ上げた、と云うのが観ただけで判るほどであり、95分と云う子供向け作品としては最長尺にも拘わらず、もっとじっくり観てみたいと思わせる内容になっている(それぞれのパートで劇場版が1本作れるほどで、それでも電王のトリロジーより内容は濃い)。


アクションと物語の融合と云う事を考えれば、「W AtoZ DC版」や「エターナル」の奇跡的なバランスでの完成度には及ばないと思うが、本作は紛れもなく”お祭り要素の強い作品”であり、大人の感性だけで楽しむために作られた作品では決してない。だからこそ見せ場に次ぐ見せ場といった構成になったのだろう。いい意味でぐったりと疲労感に包まれる、満足度の高い作品になっている。


・・・あと2回は観ようかな。まだまだ見逃した要素がありそうだし。

特撮・玩具的雑記 コメント: 0 トラックバック: 0

欲望が生み出し、与え、奪うモノ。夏の劇場版を鑑賞

2011年08月08日 21:33

毎年恒例、戦隊とライダーの劇場版2本立てを鑑賞したので軽く雑感を。

       677oz02.jpg


※なるべくネタバレしないよう書きますが、未見の方や情報を仕入れたくない方は気を付けて下さい。




まず「海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」から(こちらはホントに軽く書きます)。

う~ん、なんかいつも通りの劇場版って感じだった。映画と云う気負いが作品の質の向上に繋がらないっていうか、正直TVシリーズのいちエピソードの方がよほど面白いのがあるし。だからと言っていまさら上映時間の短さを指摘してもしょうがないんだろうけど・・・それでもここ数年当たりな作品が生まれないよなぁ。

まあゴーカイジャーの場合TVシリーズの方に傑作が多すぎるから、必然的に観る側のハードルが上がるのかもしれないけれどねェ。普通に楽しめると思いますよ、普通にぐらいは。




では続いて「仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」を。

       676oz01.jpg


暴れん坊将軍とのツーショットが雑誌に掲載されたのを見たとき「こりゃさすがにイカンだろ」と思ったのだが、意外や意外、「オーズ」という作品が放つべきテーマがちゃんと描かれていて驚いた(っていうか笑っちゃうぐらい松ケンがカッコいい、それにも驚き)。さすが脚本/小林靖子女史と云ったところか。まあ小林さんは時代劇好きだからねェ、その辺は抜かりないんだろうけど。


「オーズ」という作品の本質って、もちろん鴻上会長が再三叫んでいる”欲望”ではあるんだけど、それって実は火野映司自身に詰め込まれているんじゃないだろうか?と私なんかは思っている。TVシリーズによるこれまでの流れだと、映司が欲望のカタマリであるグリードたちの王となったほどのオーズに変身し続けられるのは、彼の汚れ無き心が欲望に(辛うじて)勝っているから、と云う解釈の下成り立っているんだと思ったが、最終局面に向かうにあたって別の見方が浮上してきた。”映司こそが誰よりも大きな欲望を抱えている”というモノだ。

”欲望”というとイメージ的にどうしても負の要素として捉えられがち(映像作品として表現する場合特に)だが、”本能”と”理性”が共存している人間は、生きている限りその欲望と向かい合い生きていくしかない生き物であり、死ぬまでそれが尽き果てる事はない。まさに鴻上会長が言う通りである。

だが問題の本質は欲望そのモノではなく、「何を欲するのか?」にある。人の幸福を願うのも、人を不幸に招き入れるのも欲望には変わりなく、”純真だから欲が無い”といった一見よさげな人間性は、実は人間らしさからはもっともかけ離れた、ぶっちゃけ気色悪い人間性であり、そのくせ世間はそんな純粋無垢な気色悪いモノを求めてしまう傾向が強い(もちろん無意識にだろうけど)。

火野映司は一見(誰が見ても)そう見えてしまう危険のはらんだ主人公ではあるんだけど、あえて過剰とも云える純真ぶりを披露させておき、その実「欲望とは何たるか?」を世に問おうと試みるため創られた画期的な主人公といえるし、シリーズ自体も挑戦的なメッセージが込められた作品に成りつつある。「W」によって新たな局面を見出せた平成ライダーシリーズが、安定したスタッフで固められた「オーズ」によってまた逆戻り、という危惧が正直あったけど、ここへきてそんな自分の思いにも多少ながら変化が訪れてきた。・・・そう思えるまでに時間が掛かり過ぎるっていう大きな欠点もはらんでいるんだけど。


そんな「オーズ」が持つテーマ性を、非常に判りやすいカタチで表現したのが本作品である。もちろんTVシリーズを見続けてきたからこそ理解できる表現力でしかないが、TVシリーズの劇場版としては結構正しい方法論ではないか?と感じられたのも確かだ(「W」のように、単独作品としての価値を極限まで高めるのも別の方法論として当然アリだが)。ただ演出に個性やインパクトがあまり無いため、小ぎれいにまとまっちゃったという印象が強く、劇場作品としてのスケール感がいつも以上に欠けてしまっている(今回夏の劇場版としては初トライとなった柴崎監督だが、常連である田監督に比べるとどうにもTV寄りの堅実な演出になってしまうようだ)。



描くテーマは興味深いが、作品としての個性や突出した部分はそれほどない。それでも夏の劇場版の中では面白い方・・・かな?

・・・なんちゅうか適当なまとめだなぁ、我ながら。

特撮・玩具的雑記 コメント: 2 トラックバック: 0

アンチヒーローも歴史には敵わない?「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」

2011年06月15日 21:57

「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」を鑑賞。

       638supa001.jpg

戦隊シリーズとしては初となる単独映画であり、上映時間が約80分とこれまで以上に長い作品になっている。脚本はゴーカイジャーのシリーズ構成を務める荒川稔久、監督は長年戦隊シリーズを演出してきた竹本昇。



※大ざっぱながら、多少ネタバレした書き方になってしまったかもしれません(戦隊やライダーにおけるネタバレって何ぞや?って感じですが)。読むときは注意して下さい。



ざっくりとした感想を述べると、VSシリーズをベースにしたウルトラ映画(「大怪獣バトル」と「メビウス」辺りの)って感じの作品。以上。・・・ウソ、もう少し書きます。


本作が「ゴーカイジャー」を補完するために必須な作品であるのは、TVシリーズではほとんど触れられていない”レジェンド大戦”の扱いを見れば一目瞭然であり、逆に映画化が決定していたからこそこれまで触れずにきたとも云える。レンジャーキーに対する疑問なども、ほどよく明確な設定を提示するなど、シリーズをより深く楽しみたいのなら観るべき作品となっている。

全ての戦士が勢揃いする爽快感や、できうる限りのロボットを登場させる色んな意味でのムチャさ加減、そして歴代の戦士たちのその後を本人自らが演じるといったファンサービスにも抜かりはなく、それぞれの出番こそ少ないもののファンであればあるほど無条件に熱き心が燃え上ってしまう・・・のではないだろうか?

とはいえ、その長い歴史を数十分で語り尽くす、なんてのはどだい無理な話であり、誰もが納得できる満足感を得る事など不可能と云っていい(その辺ある程度はTVシリーズがやるだろうし)。そのため物語は極力シンプル且つ王道に成らざるを得ないし、本作ももれなくそんな感じに落ち着いてしまっている。

また、本作品の製作がTVシリーズ初期の頃だったためか、ゴーカイジャー自体のキャラクターが今ひとつ定まっておらず、ゴーカイジャーならではの要素に欠けた作風にも思えた。当然それを踏まえた上での製作体制なのだろうけど、ムチャなスケジュールがいい結果を生まない典型例な作品になってしまっている。ゴーカイジャーの伸びしろが予想以上に凄かった、ってのも理由だけど。

もうひとつ問題なのが、VSシリーズにしか見えない定番とも云えるストーリー展開にしてしまった事だ。そりゃあ歴代の戦士たちが登場するのだから見た目に豪華さはあるけれど、ゴセイジャーを物語の流れにおけるキーマンにしてしまった時点でこうなってしまうのは必然であって、それ以上にゴーカイジャーが作品として定着してない分、VSシリーズより劣ってしまう部分さえ出てきてしまっている(特にマーベラスとルカに違和感がある)。


・・・なんかネガティブな意見ばかりを述べてしまったが、何というか大方の予想通りというか、ゴーカイジャーに見られたいい意味での”裏切り行為”が無かった気がするんだよねェ。ヒーローの定義に則ったヒーロー像と云う、ヒーロー物であれば当たり前の常識を覆してきたのがゴーカイジャーである筈なのに、本作ではその常識にゴーカイジャーの連中が呑み込まれてしまっている。

これだけ長い歴史だからねェ、敵うわきゃないんだろうけど・・・一太刀でもして欲しかったって言うか。まあその辺もTVシリーズの方でやってはいるんだけどね。って事で、映画はあくまでも映画、王道のヒーロー作品として割り切って楽しみましょう。

特撮・玩具的雑記 コメント: 2 トラックバック: 0

Vシネマ「仮面ライダーアクセル」を鑑賞

2011年04月26日 21:01

「仮面ライダーW」のスピン・オフ企画であり、ライダー史上初のVシネマとして製作された「仮面ライダーアクセル」。そのBR版が昨日(4/25)届いたので早速鑑賞してみた(2回目はコメンタリー付きで鑑賞)。

     616.jpg


・・・とまあホントならのんきに感想などを綴ろうと思っていたのですが、本作品にて重要な役割を演じていた田中実氏が4/26未明、亡くなったというニュースが飛び込んできました(ニュースでは自殺と報道されています)。私的には本作を観てすぐの事でしたので、事の他驚きました。

田中氏といえば、特撮作品的にはウルトラマンメビウスのサコミズ隊長を思い浮かべる人が多いと思います。人あたりのいい爽やかな人柄でありながら、隊長としての貫録を持ち合わせたその確かな演技力に、俳優としての実力の高さを伺う事ができました。その確かな演技力は本作品においても遺憾なく発揮されており、特撮作品と云う一種奇妙な世界観にリアリティある重厚な空気感を作り出す事に成功しています。田中氏の存在があったからこそ深みのある作品に成り得た、と云ってもいいでしょう。

コメンタリーでのプロデューサーと監督も田中氏の演技を事あるごとに絶賛しており、それでいて普段の人間性にも非の打ちどころのないという素晴らしい人柄だったそうで、それを聞くにつれ「何故?」という言葉しか思い浮かびません。私ごときが言える立場ではないのですが本当に惜しい人が亡くなってしまいました。残念でなりません。心よりご冥福をお祈りします。




・・・一応作品の感想も少し書いておきましょうか。まずかなり異色なライダー作品であり、初見では面を喰らう人が多いかもしれません。ただコメンタリーを聞くとよく判るのですが、こちらが考える以上に様々な要素が盛り込まれており、観るたびに新たな発見がある作品になっています。

また、坂本監督得意のアクションはいつも以上に容赦がなく、主演の木ノ本君自身のアクションなどよくぞ乗り切ったなといった感じでエライ事になっていました。世代的なモノもありますが香港映画が好きなら必見のアクションが連発であり、特に刃野刑事役のなだぎ武は最高ですね。



こんなところでしょうか。・・・どうにも気の抜けた記事になってしまい申し訳ありません。ホントにビックリしたもので。それでは。

特撮・玩具的雑記 コメント: 0 トラックバック: 0

世代の壁を突き破ってレッツらGO!

2011年04月02日 19:00

「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」を鑑賞。・・・いい加減タイトルを何とかせい

   598.jpg

制作布陣を見る限り「ディケイド劇場版の二の舞では?」と不安だったが、いい意味で突き抜けた面白い作品に仕上がっていた。もちろんタイムパラドックスにおける矛盾はツッコミ処満載だし、規模の小さい世界征服だと中傷する事もできる。そもそも”仮面ライダー”という世界観を受け入れていなければ観る事自体が苦痛となってしまう特殊な世界観なのだ、誰もが経験している日常なんて描かれはしない。・・・まあ自分のブログに来て頂ける方ならその辺理解していると思うけど。

本作が面白かったのは、ひとえに焦点を絞り物語を展開したからに他ならない(・・・そこまで断言できるほどの理由ではないけど)。本作のようなコンセプトの場合”あれもこれも”という欲張りな精神が生まれやすく、見た目の派手さを優先する事で物語をおろそかにしてしまう、といった罠に陥りやすい。だが本作はその辺をバッサリと割り切っており、オールライダーと銘打ってはいるが活躍するメンバーをごく限られたメンツに絞る事でスムーズに物語が展開していき、”何を語るか”といったメッセージ性をも上手く引き出す事に成功している。

ただ、本作が思いのほか面白いと感じられたのは、私がおっさんだから・・・なのも事実だ。思い出に潜む仮面ライダーの記憶が否応なしに甦ってきてしまい、ただカッコよく活躍するだけでも涙ぐんでしまう。そういう意味では本来の対象年齢である(筈)の子供たちが素直に楽しめたのかはいささか疑問な作品でもあり、荒廃した世の中(生きるための暴力)と云う意外にハードな世界観を受け入られるのか?も課題として残るだろう。

細かな部分だと、1号と2号のアクションのレベルがすこぶる高かったのが印象的だった。彼らは何の武器も持たないため闘いは全て素手での立ち回りとなる訳だが、だからこそ体技の良し悪しが画面にもハッキリと表れてしまう。だが、それを跳ね返すアクションを毎回披露しており、正直平成のライダーよりよほど頼りになる存在感を示してくれる。声を当てた方々の存在感も大きいだろうが、個人的にはそれ以上にスーツアクターの方々に敬意を表したい。

あとは、前作以上に度を超えたやり過ぎな演出が功を奏している事も挙げられる。この辺は上手く作品のコンセプトに則っており、バカバカしい以上にお祭り感として楽しめるだろう。さすがにモモタロスたちのやり取りではもう笑えないしねェ。

とまあこんな感じでしょうか(軽く感想を書くつもりだったけど、結構ガッツリ書いてしまいました)。一応極力ネタバレしないよう書いたつもりですが、もししてたらゴメンナサイ。・・・と云うか、普通に雑誌とかの方がネタばれし過ぎじゃね?って思うんだけどねェ・・・。

特撮・玩具的雑記 コメント: 2 トラックバック: 0

特撮雑記で映画雑記

2011年01月24日 23:07

「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕」を鑑賞 ※左は先日届いた劇場版「W」

       551.jpg

ここ数年、急場しのぎな出来事がキッカケに劇場用として公開されるようになった戦隊のVSシリーズだが、あくまで個人的な感想になるけど今回、これまでのシリーズの中で一番面白かった(断言)。


正直、ゴセイジャー絡みの作品なのでそれほど期待はしていなかった(そういう人、多くないだろうか?)が、予想を大きく上回る楽しさを兼ね備えた、ほぼ隙の見当たらない娯楽痛快作品になっていた。もちろん戦隊、それもVSシリーズである事を考慮しての大人目線での評価だが。

ゴセイジャーを見ていて気になると云えば、彼ら全員のキャラクターが今ひとつフワッとしていて定まっていない事が挙げられる。根拠のない自信や、行き当たりバッタリな行動が物語性をも崩してしまい、TVシリーズでも何となく話が終結してしまう場合が多い。軽はずみな奇跡の多用もその効果を増大してしまう。

だが本作は、侍という堅苦しい世界観の基作られた、徹底したキャラ設定が成されたシンケンジャーの連中を対峙させる事で、ゴセイジャーの連中のフワッとしたキャラが実に巧く作用してくる。これは前年の「シンケンジャーVSゴーオンジャー」にも云えた現象で、ノリだけで突っ切るゴーオンジャーの連中とシンケンジャーの愛称が正反対がゆえに物語が面白く転がっていくのだ(脚本が小林靖子女史だったってのも大きいが)。

しかも、これまでに語られてきたゴセイジャー的要素の範疇は決して超えず、見聞きした行動やセリフが実に効果的に使われているのだからよけいに驚く。要するに、やり様によってはゴセイジャーであってもまだまだ面白くする事ができると証明された訳だ。今回脚本を手掛けた下山健人氏は、シンケンジャー、ゴセイジャーの両作品とも手掛けていたと思うが、そのどちらとも熟知した上でいい仕事をしてくれた、という事になる。

それとアクションが今まで以上に洗礼され、非常に見応えがあった。見せ場・山場共に今まで以上に盛り込まれており、スピード感がありながらも”見やすい”のだ。剣技でのアクションが多いため大人仕様という見方もあるが、TVシリーズ同様アクション監督を務めた石垣広文氏が、これまで以上に手腕を発揮していた。

とにかく全ての要素が上手い具合に噛み合っていて、あっという間に終わったという印象が強い。VSシリーズを見続けているからこそのオマケやお約束もちゃんとあったりと、褒めすぎかもしれないがほぼ何の不満も無かったように思う。当然両作品を観て(把握して)いないと楽しめない作品ではあるんだけど、それを踏まえた上で傑作と云ってしまおう。作品に対し迷いなく入っていけるのなら大々的にオススメだ。



もう1本、昨年の劇場版「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」のコレクターズパックが先日届いたので4度目となる鑑賞。いや~、またまた泣いてしまいました。「号泣メ~ン!」って感じ。


本作を観るにつけ、改めて「仮面ライダーW」における妥協のない作り手魂を感じさせてくれる。平成ライダーが新しい時代を築いてきた事には何の疑問もないが、ここ最近特に乱発気味な作品製作には、嬉しい反面、商業的要素が強過ぎてしまい純粋に作品を楽しめなくなってきてもいた。それと共に、肥大し過ぎる謎や丁寧さに欠ける無理な製作体制など、作り手のいち作品に対する愛情にはどうしても疑問が沸き上がってしまう。

だが、作り手の都合に溺れる事なく作られた新体制の「W」によって、そういった不満は一新される事になる。”ヒーロー”、そして”仮面ライダー”の存在意義に立ち返り、改めて向き合った「W」という作品によって、全てを受け入れ、全てを新しく創り上げる事に成功した。発表される作品が常に高評価を得ているのがその証だ。

劇場版が常に高評価なのは、なにも吉川晃司がカッコイイからだけではない。TVシリーズとしての軸を最低限に抑え、作品単体だけでも楽しめるよう考慮し、作っているからだ。中途半端な最終回や世界観の定まっていないエピソードなど、そんなのは会社の都合ばかりが先行し作られた物語であって、商業的サービス精神以外のモノは残念ながら感じられない。全てがそうだとは云わないが、作り手の持つ根本的な志が違うのだろう。

「オーズ」も脚本が小林靖子女史だから面白いんだけど、実績のあるスタッフによって固められた製作陣という事もあってか、何となくだが以前の体質に戻りつつある感じだ。実際は終わってみての評価になるが、その予兆がMOVIE大戦によって表面化したのは紛れもない事実であり、せっかくのリセットが台無しな気がするのも確かだ。



・・・なんかよく判らない話になってきたが、とりあえずVシネの「W RETURNS」が楽しみだなぁって事で。

特撮・玩具的雑記 コメント: 4 トラックバック: 0

てれびくん10月号付属 激走!ミラクルドラゴンヘッダー

2010年09月13日 16:28

雑誌てれびくんの10月号にミラクルドラゴンヘッダーが付録になっているという事で購入してきました。ただキチンとした記事にするような代物でもないので、雑記として軽く紹介したいと思います。



     419.jpg

久し振りに買いましたね、てれびくん。他にも色々付録がありましたがそれは割愛と云う事で・・・



ミラクルドラゴンヘッダー

    420.jpg  421.jpg

金(っぽい色)一色だったので目だけ塗装。今のところDX版ゴセイテンソードを買わないと手に入らなかったミラクルドラゴンヘッダーなので、細かな不満はあっても個人的には嬉しい付録となりました


下にはチョ○Q的車輪とモーターがあるので、激走!が可能

       422.jpg



     423.jpg



モチロン(っていうかこれが目的なんだけど)DX版ゴセイグレート(他)に装着が可能

           424.jpg


     425.jpg

いや~よかったよかった、とりあえずミラクルドラゴンヘッダーを手に入れるという目的が果たせました。その内食玩かガシャポンで発売されるんでしょうけどねェ・・・まあそれはそれで紹介しますので。

特撮・玩具的雑記 コメント: 2 トラックバック: 0

劇場版仮面ライダーWと天装戦隊ゴセイジャーを観てきたよ

2010年08月09日 13:14

8/7、うだるような暑さの中、劇場版仮面ライダーW&天装戦隊ゴセイジャーを観てきました。・・・一応初日舞台挨拶付きです。

     398.jpg


例によって舞台挨拶中の写真撮影は禁止なので、始める前の劇場の写真を一枚

     399.jpg

2階席だったので出演者が小さくしか見えなかったのは残念でしたが、中々面白い舞台挨拶でした。特にSOPHIAの松岡くん(一応年下なので)のトークが面白かったですね。会場を一番盛り上げていました。


で、肝心の映画なんですが、ゴセイジャーはまあ30分なんであれが精一杯といういつも通りな感じとして、Wの方はかなり面白かったですね。歴代のライダー映画の中でトップクラスと云ってもいいでしょう。尺が足りなく無理なカットがあったのは残念ですが(ディレクターズカット版で挽回してくれる事を望みます)、一番燃えて、一番泣けました(もちろん個人差はありますが)。まあ私の場合今回メガホンを取った坂本浩一監督の昔からのファンなので、ちょっとヒイキ目に観たのかもしれませんが・・・それでもオススメします。



で、帰りにこれを買ってきました。

           400.jpg

DX版ゴセイワンダーと、MG(マスターグレート)のサイクロンジョーカーです。・・・思いっきり映画に影響されて買っているように見えますが、偶然同じ発売日だったもので・・・。


それにしてもMGで仮面ライダーが発売されるとは驚きでした。ガンプラ(ガンダムのプラモデル)を知っている人ならその名に轟くMGですからねェ。まあその分いい値段もしますけど。ただ今回30%OFFだったので、安く購入する事ができてラッキーでした(定価3,990円が2,800円くらい)。



で、組み立ててみたのがコレ

     401.jpg

TV見い見い半日ぐらいで組み上がりました。それほどストレスなく組めますよ。ただ今後発売するヒートメタルとルナトリガーは今のところ購入は検討中ですねェ。だって同じモノをあと2回も組み立てるって事ですから。これも近い内に記事にしたいと思います。


とまあこんな感じですかね。映画の感想がザックリしすぎですがその内キチンと記事にしたいと思います。

・・・いつになるかは判りませんが。

特撮・玩具的雑記 コメント: 0 トラックバック: 0

記事にするような事じゃないんだけど

2010年05月20日 15:48

記事にするような事じゃない購入物の小ネタです。


私は普段コンビニなどでミニプラを買うんですが、今回全5種という種類の多さにめんどくささを感じ、初めて通販で箱買いをしました。いつも予備を含め2個ずつ買うので、一箱12個入りでも2個だけ余るんだなとそんな感じで。ちなみに届いたのは昨日(5/19)です。

     329.jpg

そしたら方々から今回のミニプラが極悪アソートとの噂が!さっそく開封してみたところ・・・

           330.jpg

ウチのはこんな感じでした。シーイックブラザーが予定(予想)より1個足りません。さっそく帰りにコンビニへ、運良く開封したばっかりのが売っており補充する事ができました。ラッキーでした。でもウチの箱はまだマシだったのかもしれません。もっと酷いアソート(データスばっか)があるとも聞きます。それにしても一体どうしちゃったんでしょうかねェ・・・。箱詰めする中国のおばちゃんには何が何個入ってようが関係ないんだろうけどさぁ。


てな訳で、5種揃ったミニプラのデータスハイパーです。

     331.jpg

予め言っておきますが、今回塗装がかなり大変な気がします!(まだ開封してませんが)

なので気長に待って頂けるとありがたいです。



それと、ミニプラと一緒にコレも届きました。

     332.jpg

例のエキゾチックVer.ドラゴンヘッダーが付属された音楽CDです。

     333.jpg

これこれ、コイツのために聞きもしないCDに3,000円以上も払って購入したんですよ!


       334.jpg

・・・これってガシャポンのドラゴンヘッダーだな。注文はしていてまだ届いてはいませんが間違いないでしょ。ギミック(転がし走行とLEDライトの点灯)が聞いているのと一緒なんだもん。


う~ん、なんかとてつもなく損した気分。こうなったら光ってやるぜ、えい!!

       335.jpg

・・・気は晴れませんでした。こうなったら音楽でも聞いて気分を変えますかね。何処かにCDないかなぁ?


ところで最後のオレンジもこれなんですかねェ?聞くところによるとテレビマガジンか何かの付録らしいんで、今回のに比べればまだガッカリ感は無いと思いますが・・・まあ最後の一個ですからねェ、ここまで来たら手に入れるしかないんですけど。

特撮・玩具的雑記 コメント: 2 トラックバック: 0

ホーム 次ページ >

黒ねこ時計 くろック D03

カレンダー+最終更新日

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

カテゴリ

未分類 (16)
映画的雑記 (67)
特撮・玩具的雑記 (28)
雑多雑記 (24)
映画/年間ベスト&ワースト (4)
映画/洋画/2012 (1)
映画/邦画/2012 (1)
映画/洋画/2011 (15)
映画/邦画/2011 (6)
映画/洋画/2010下半期 (47)
映画/邦画/2010下半期 (52)
映画/洋画/2010上半期 (47)
映画/邦画/2010上半期 (49)
映画/洋画/2009下半期 (59)
映画/邦画/2009下半期 (55)
映画/洋画/2009上半期 (61)
映画/邦画/2009上半期 (46)
ミニプラについて (3)
ミニプラ/特命戦隊ゴーバスターズ (6)
ミニプラ/海賊戦隊ゴーカイジャー (6)
ミニプラ/天装戦隊ゴセイジャー (16)
ミニプラ/侍戦隊シンケンジャー (11)
ミニプラ/炎神戦隊ゴーオンジャー (6)
ミニプラ/獣拳戦隊ゲキレンジャー (9)
ミニプラ/轟轟戦隊ボウケンジャー (6)
ミニプラ/魔法戦隊マジレンジャー (5)
ミニプラ/特捜戦隊デカレンジャー (10)
ミニプラ/爆竜戦隊アバレンジャー (7)
ミニプラ/忍風戦隊ハリケンジャー (5)
ミニプラ/百獣戦隊ガオレンジャー (4)
ミニプラ/未来戦隊タイムレンジャー (3)
ミニプラ/救急戦隊ゴーゴーファイブ (4)
ミニプラ/星獣戦隊ギンガマン (3)
ミニプラ/電磁戦隊メガレンジャー (3)
ミニプラ/激走戦隊カーレンジャー (2)
ミニプラ/超力戦隊オーレンジャー (2)
ミニプラ/忍者戦隊カクレンジャー (1)
ミニプラ/五星戦隊ダイレンジャー (2)
ミニプラ/恐竜戦隊ジュウレンジャー (1)
ミニプラ/鳥人戦隊ジェットマン (1)
ミニプラ/地球戦隊ファイブマン (3)
ミニプラ/超獣戦隊ライブマン (2)
ミニプラ系玩具/1987年度以前 (2)
DX版玩具/戦隊シリーズ (31)
玩具/レジェンド戦隊シリーズ (7)
森永/戦隊メカセレクション (11)
ミニ合体/戦隊ロボシリーズ (14)
カプセル合体/戦隊シリーズ (15)
仮面ライダーウィザード/玩具 (7)
仮面ライダーフォーゼ/玩具 (20)
仮面ライダーオーズ/玩具 (23)
仮面ライダー/玩具 (21)
ウルトラマン/玩具 (12)
ムゲンバイン/食玩 (18)
もじバケる/食玩 (7)
カバヤ/食玩 (21)
リボルテック (20)
スーパーロボット超合金 (8)
勇者シリーズ/玩具 (3)
やまと/群雄シリーズ (9)
その他の玩具 (27)

FC2カウンター

検索フォーム

リンクバナー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。