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ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション 09年アメリカ

2010年07月08日 17:19

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2010年6月27日シネマート新宿にて鑑賞

評価★★★★☆☆☆☆☆☆

監督:ジョン・ハイアムズ

脚本:ヴィクター・オストロフスキー

出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ドルフ・ラングレン、アンドレイ”ザ・ビットブル”・アルロフスキー、ザハリー・バハロフ、マイク・バイル、コーリイ・ジョンソン、ギャリー・クーパーほか

原題:「Universal Soldier:A New Beginning」

配給:エスピーオー

上映時間:97分

1992年に作られた作品「ユニバーサル・ソルジャー」が何故か今頃復活。監督はヴァン・ダム主演「タイム・コップ」のピーター・ハイアムズ・・・の息子でジョン・ハイアムズが務める。う~ん、これぞ親子愛。
チェチェン民族主義テロリストがロシア首相の子息を誘拐し、チェルノブイリ原子力発電所を占拠する。だが彼らテロリスト側に最先端の兵士再生プログラム”NGU”によって誕生した最強のソルジャーがいる事で、政府による救出作戦が尽く失敗に終わってしまう。そこで政府は初期兵士再生プログラム”ユニソル”の最強兵士リュックを蘇らせる事を提案、さっそく人として生活できるよう訓練をしているリュックの元へ行くが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」感想文)


撮影監督が父親であるピーター・ハイアムズである処にも親子愛を感じるこの作品だが・・・まあこんなもんでしょ。大体旬を(大幅に)過ぎたアクション俳優では”最強”には見えないよ。そりゃあ復活してくれた事は嬉しいけど、「ムチャしてるなぁ」としか見えないのはやっぱり寂しいモンだよ。それに俳優も撮影規模も大幅ダウンしてるんだから、往年のファンが満足するのは難しいと思うけどねェ。

それよりもドルフ・ラングレンでしょ。なんでこんな扱いされんだろ?・・・っていうか、なんか彼って扱いが悪い事多くない?全部の作品を観たって訳ではないけど、ゲスト出演とかするとビックリするほど扱いが悪い印象があるんだよなぁ。単にでかいゴリラ扱いと云うか・・・言い過ぎ?

個人的にはいい俳優だと思うんだよ。使い方が悪いんじゃないかなぁ?それこそでくの坊扱いとか・・・また言い過ぎ?でもドルフ・ラングレンって才人なんだよね。得技(それも芸術方面)が多い上に頭がいい(確か4ヶ国語ぐらい話せて、博士号かなんか貰ってなかったけ?)という、ホントならそっちで十分生きていけるのに、それでも俳優の魅力に目覚めて今に至るという・・・それもバカっぽい役ばっかで。

まあ芯が通っているって意味では尊敬できるんだけどねェ。がんばって欲しいですよ、ホント。


※ここまでが映画鑑賞における2010年の上半期分です(”公開日”ではなく”作品を観た日”なので)。ここまでで上半期のベスト&ワーストを選出し、記事にしたいと思います。・・・いつになるかは判りませんが。
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彼とわたしの漂流日記 09年韓国

2010年07月08日 15:56

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2010年6月27日新宿バルト9にて鑑賞

評価★★★★★★★★★☆

監督/脚本:イ・ヘジュン

出演:チョン・ジェヨン、チョン・リョウォン、ヤン・ミギョンほか

原題:「Castaway on the Moon」

配給:CJ Entertainment Japan

上映時間:116分

「ヨコヅナ・マドンナ」のイ・ヘジュン監督による、ちょっとファンタジックなラブストーリー。元々私は「ヨコヅナ・マドンナ」が大好きなのだが、今回もガツンとやられてしまいました。凄いよ、この監督さん。
多額の借金を抱え、ソウルの中心に流れる川・漢江(ハンガン)に身投げをしたキム。だが目覚めるとそこは、川の途中にポツンとある無人島だった。カナヅチのため泳いで渡る事のできないキムは、遊覧船や119番、元恋人などさまざま助けを求めるが誰ひとりとして取り合ってくれず、もう一度川の中へ自殺しようと試みるものの苦しさに負けてしまう。仕方なくキムはもう一度この無人島で生きる事を決意するのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「彼とわたしの漂流日記」感想文)


いや~、大満足しましたね。ホント面白かったです。っていうかイ・ヘジュン監督の前作「ヨコヅナ・マドンナ」もそうだけど、よく公開に踏み切ってくれたなと思います。普通なら埋もれてしまうタイプの作品だし、よしんば発掘されてもヒットするとは思えないと云う、そのくらいリスクのある作品でしょうに。誰が配給を決めてくれたかなんて判りはしないんですけど、心からありがとうと言いたいです。

とにかく観てもらわないとその魅力は判らない作品ですねェ(もちろん個人差はありますけど)。私のような駄文では説明や解説なんて到底できません。主人公の設定から物語の構図、映像や魅せ方のセンスまで、とにかく文句なく楽しめました。特に二人が距離を縮めていくその工程が秀逸で、「どんだけ遠回りなんだよ!」ってツッコミを入れながらもついつい応援してしまうんですよ。

そして何といってもジャージャー麺のくだりですよねェ・・・。レビューにもその事を色々と書きましたが、まとまりが無くグダグダになってしまい申し訳ないです。やはり観てもらうのが一番ですね。

もちろん後日、ジャージャー麺は食べました!※観ればその気持ちは痛いほど判ると思います

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ダブル・ミッション 10年アメリカ

2010年07月02日 15:54

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2010年6月19日新宿TOKYU MILANOビルにて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:ブライアン・レヴァント

脚本:ジョナサン・バーンスタイン/ジェームズ・グリア/グレゴリー・ボイリアー

出演:ジャッキー・チェン、アンバー・ヴァレッタ、マデリン・キャロル、ウィル・シャドリー、アリーナ・フォーリー、マグヌス・シェヴィング、キャサリン・ボシェール、ルーカス・ティル、ジョージ・ロペスほか

原題:「THE SPY NEXT DOOR」

配給:ショウゲート

上映時間:92分

ジャッキー・チェンのハリウッド進出30周年記念作品!・・・はいつも通りのこじつけな宣伝文句であって、あまり関係の無い普通の小品。特に可もなく不可もなく普通に楽しめますよ。・・・物足りないけど。
表向きはさえないセールスマンとしての顔を持つが、実はCIAの敏腕エージェントであるボブ。だが愛する女性とその家族のためにスパイを廃業する決意をする。ただ恋人とは上手くいっているものの、彼女の3人の子供には中々なついてもらえないでいた。ある日恋人の子供たちの面倒を見る事になったのだが、その子の内の一人がボブのPCからロシア当局の機密を偶然ダウンロードしてしまう。それがキッカケである陰謀に巻き込まれ・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「ダブル・ミッション」感想文)


ジャッキー・チェンにどの程度、どの様に依存しているかによって評価が変わってくる作品。ほとんど無ければアクション多めなファミリームービーとして普通に楽しめると思う。だがジャッキーが好きな人ってのは作品云々よりも”彼自身”に期待をしてしまう傾向があるので、そういう意味ではどうあっても物足りない作品となる。

私はそこそこ筋金入りな長年のファンなので、もちろん全ての要素において物足りなかった。まあでも昔のようなってのが無理なのも承知しているので、これはこれで楽しめたっていう観方もできた。というかジャッキーはアメリカのドタバタファミリー向け映画に結構合っているのかもしれない。変に大人ぶった物語より、変に有名俳優と共演するより、これくらいのライト感覚な方が似合っている気がするのだ。特にハリウッドでは。

元々ジャッキーはバスター・キートン作品に見られる、”無声であっても楽しめるアクション”を極めてきたのだから、動きは不自然で大げさ、物語としてはシンプルであればあるほど本領を発揮する俳優なのだ。だからこそこの作品のようなドタバタコメディが合うのは必然であり、だったらいっその事開き直って、これからはこの手の作品に出演していけばいいんじゃないか?とさえ思う。変に大きな期待を背負う(だから期待を裏切る)よりよっぽどいいんじゃないのかなぁ?地元(香港)に帰ったときに好き勝手すればいいんだし。

個人的にはハリウッドにおける新たな活路に感じた。・・・本人はそんな事微塵も思ってないだろうけど。

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アイアンマン2 10年アメリカ

2010年06月28日 17:27

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2010年6月16日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:ジョン・ファヴロー

脚本:ジャスティン・セロー

出演:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、ミッキー・ローク、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレック、ジョン・スラッテリー、ジョン・ファブロー、レスリー・ビブ、スタン・リーほか

原題:「IRON MAN 2」

配給:パラマウント映画

上映時間:124分

中年ヒーロー「アイアンマン」の続編。主演を始めとした主な製作陣は前作より続投されたが、どうにも中途半端な物足りなさを感じる。実は今回の作品、三部作の2作目らしいのだが・・・物足りないのはそのせいか?
トニー・スタークは自らがアイアンマンである事を公表し、戦争の抑止力という名目を掲げる事でパワード・スーツを正当化するが、政府によって受け渡しを命令されてしまう。そのニュースを憎悪の目で見つめる男・ウィップラッシュは、父親の残した設計図を基に黙々と研究に勤しんでた。そして会社の主催するレースに勝手に出場していたスタークの前に、強烈な破壊力を持つ武器を身に付けたウィップラッシュが現れ・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「アイアンマン2」感想文)


思いのほか今一歩!って感じだった。特にミッキー・ロークは期待してたんだけどねェ・・・劇場予告での映像が一番カッコイイんだもん、そりゃあ残念だよ。とはいっても作品の質はいいから基本面白いんだけどね。”素顔をさらしてしまったヒーロー”といった、普通あまり踏み込まない領域に挑戦しているという意味でもよくできた作品だし。私の要求と云うのは単に派手さに欠けるとかその程度なので、参考にはならないかも。

・・・あと作品については特に書き足す事もないかなぁ?

ところで一作目の公開のときから思っていたんだけど、アイアンマンのアクションフィギュアが欲しいんだけど何で高いのばっかりしか発売されないんだろうか?それとも単に私が見逃しているだけなのかな?いいなぁと思うと大抵1万~2万円するような代物ばっかなんだよなぁ。その分出来もいいらしいけど。

正直海洋堂が出すんじゃないか(それも手ごろな価格で)と思っていたんだけど、とりあえず今のところは何の音沙汰もナシ。バットマンは出るんだけどね!

やっぱ”鉄らしさ”が重要だから安くは作れないって事なのかなぁ・・・う~ん残念!

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マイ・ブラザー 09年アメリカ

2010年06月26日 15:13

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2010年6月13日TOHOシネマズ みゆき座にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:ジム・シェリダン

脚本:デヴィッド・ベニオフ

出演:トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマン、サム・シェパード、クリフトン・コリンズ・Jr、メア・ウィニンガム、テイラー・ギア、ベイリー・マディソン、キャリー・マリガンほか

原題:「BROTHERS」

配給:ギャガ GAGA★

上映時間:105分

デンマーク映画「ある愛の風景」を、「マイ・レフト・フット」のジム・シェリダンがリメイクした作品。日本では中々現実味を持てない”戦争”について踏み込んだ作品になっている。あくまでもアメリカ目線だが。
海兵隊のサムは、美しい妻グレースと2人の娘に囲まれ幸せな日々を送っていた。一方サムの弟トミーは、刑務所に服役する厄介者で親からも見放されていたが、兄のサムだけは唯一の理解者であった。弟が出所したのと入れ替わりに兄は戦地へと旅立つ事になり、サムに家族の面倒を頼まれたトミーだったが、これまでの行いの悪さから中々家族に溶け込む事ができない。そんなある日、サムの訃報が戦地より届き・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「マイ・ブラザー」感想文)


非常に質が高く出来のいい作品だと思うんだけど、主義・主張に対してどうしても隔たりがあるように感じた。反戦映画であったり問題定義を主題としているならあまり不満もないんだけど、家族、それも兄弟の絆や関係性を主体とする作品の筈なのに、その兄弟間が希薄なのに納得がいかないのだと思う。

イラク戦争という現実をぶつけてしまったのもその大きな原因で、こうなると否応なしに指名された戦争の是非を問うてしまう気持ちが沸いてしまい、個人がどうとかという以前の問題定義になり兼ねない。実際この作品もギリギリで留まってはいるが、”現実の戦争”というあまりに大きな壁がある事で、無意識の内にドラマを堪能しようという気持ちとは別の戦争観が肥大してしまうのだ。・・・私はどうも肥大し過ぎたらしい。

とはいえその事も当然問題意識があった上で造られてる筈なので、全く意識せずに観るなというのもそれはそれで可笑しな話ではある。でも冷静且つ客観視して欲しいという気持ちも強い。作品では中々にえげつない描写をするのだが、それをただ”かわいそう”といった一辺等な捉え方をして欲しくないのだ。その辺の描写に偏りがある(と私は感じる)のでよけいそうあって欲しいなと思っている。

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クレイジー・ハート 09年アメリカ

2010年06月24日 17:11

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2010年6月13日TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督/脚本:スコット・クーパー

出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル、コリン・ファレル、ライアン・ビンガム、ポール・ハーマン、トム・バウアー、ベス・グランド、ウィリアム・マークェス、ジャック・ネイソンほか

原題:「CRAZY HEART」

原作:トーマス・コッブ

配給:20世紀フォックス映画

上映時間:111分

2009年度アカデミー賞で主演男優賞と主題歌賞を受賞したハートフルな人間ドラマ。主演のジェフ・ブリッジスがかつて一世を風靡したダメダメな初老のシンガーを好演する。しかし皆さん歌が上手いよねェ。
かつてシンガーソングライターとして一世を風靡したものの、57歳になってすっかり落ち目なドサ周り生活を送っているバッド・ブレイク。仕事と云えば地方のバーを巡り昔の曲を酒に溺れながら歌うだけで、「新曲を書け」というマネージャーの小言も全く聞き耳を持たなかった。ある営業先で地方紙のインタビューを受ける事になったバッドは、インタビューアーとして現れたシングルマザーのジーンに魅了され・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「クレイジー・ハート」感想文)


全米が魅了されるほどではないにしろ普通に良作で、ジェフ・ブリッジスの落ちぶれ加減はアカデミー賞も納得のヘタレ具合だったと云えるだろう。それと歌が上手い(実際に歌っていれば)事への驚きもそうだが、カントリーなどほぼ聴かない自分でさえ聞き惚れてしまう楽曲の数々は、同じく受賞したのも頷けてしまった。

でも2人の行く末に関してはおそらく賛否あるんじゃないかと思う。レビューにも書いたが私には意外だったのだ。まあでもあそこで丸く収まっちゃうと、無難にまとめ上げてしまったという印象しか残らなかっただろうから、あれはあれでアリなんだとも思った。人の未来が計れてしまうほどつまらないモノはないのだから。

それにしてもジェフ・ブリッジスはいい俳優になったなぁ。その分年も取ったんだけど。そーいえば兄貴はどうしてんだろ?最近(というかここ何年も)見掛けないなぁ。確かボー・ブリッジスって云ったかな・・・。

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ローラーガールズ・ダイアリー 09年アメリカ

2010年06月05日 15:25

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2010年5月23日TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督:ドリュー・バリモア

出演:エレン・ペイジ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリスティン・ウィグ、ドリュー・バリモア、ジュリエット・ルイス、ジミー・ファロン、アリア・ショウカット、イヴ、ゾーイ・ベル、ダニエル・スターンほか

原題:「WHIP IT」

配給:ギャガ GAGA★

上映時間:112分

女優として長い芸歴を誇るドリュー・バリモアの初監督作品。彼女自身の人生にも被るであろう物語を痛快に描き切った青春映画となっている。っていうか、ドリュー自身が一番楽しんで造っているんじゃないのか?いい意味で。
テキサスの田舎町に住む普通の女子高生ブリス。保守的な母親から将来のためだと美人コンテスト参加を強いられていたが、自分のやりたい事を見付けられないブリスは嫌々ながらも母親の期待に応えようとしていた。そんなある日”ローラーゲーム”の存在を知ったブリスは友達と試合を観戦、すぐさま魅了され、何とチームに参加したいと言い出すのだった。ずば抜けたスピードを持っていたため入団決定となったブリスだが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「ローラーガールズ・ダイアリー」感想文)


単に青春モノにしてしまうと、主人公であるブリスの成長がウソ臭くなってしまう(同年代の中だけで急成長するってのは無理あるし)から周りを大人で囲んだんだろうし、それが作品の面白さを倍増した一番の要因だとも思った。青春の定義は色々あるんだろうけど、”自分の居場所を探す”って事に関しての年齢制限は実は無かったりする訳で、それをあっけらかんと作品に盛り込んだのはドリュー自身の経験によるモノじゃないかって勝手に想像したりもした。

大人が子供を描くってのは本当なら難しい。自分自身が幾ら子供だった経験があっても、大人が子供の気持ちを理解してやれない事など当たり前にあるからだ。大人が描く子供は”理想”である事が大半(もしくは真逆に悪ガキ)で、それは結局想像を超えない産物にしかならない。もの凄く極端な例をあげればこども店長みたいな奴の事だ。

その意味だとこの作品は、等身大に描かれたキャラクターが多く登場していると云える(私の感覚が間違ってるって事もあるけど)。それも高校生であれ大人であれ関係なくだ。大人のコントロールの下造られた青春映画ではない、というだけでも観る価値のある作品だと思うぞ。

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パリより愛をこめて 10年フランス

2010年06月01日 15:11

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2010年5月14日MOVIX三郷観て鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督:ピエール・モレル

出演:ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リス・マイヤーズ、カシア・スムートニアック、リチャード・ダーデン、アンバーローズ・レヴァ、シェムズ・ダニマ、モステファ・スティティ、ディディエ・コンスタンほか

原題:「FROM PARIS WITH LOVE」

配給:ワーナー・ブラザーズ映画

上映時間:95分

「96時間」のヒットが記憶に新しいピエール・モレル監督の最新作。今回リュック・ベッソンは原案に留まってるからか、「96時間」ほど完成度は高くないんだけどそれでもまあ面白かった。トラボルタはハシャギ過ぎだけど。
今はまだ地味な仕事しか任されない見習い諜報員であり、駐仏アメリカ大使館員のリースは、CIAでも異端児とされる諜報員・ワックスが仕事でパリに来るため、現地での相棒になるよう指令を受ける。その仕事をクリアすれば正式に諜報員になれると言われ張り切るリースだが、ワックスは空港に到着するなり警備員と揉めてしまう。何とか上手くあしらったリースだが、食事に訪れた中華料理屋でワックスがいきなり銃撃戦を始めてしまい・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「パリより愛をこめて」感想文)


アクション映画で十分な満足感を得るっていうのは実は中々難しいんだけど、ピエール・モレル監督の作品は今のところ全てその高いハードルをクリアしている。それも脚本的には決して褒められない場合であっても、魅せ方がとにかく上手いので不満より満足の方が上回ってしまう。いや~、ベッソンもいい人材を確保したものだ。

っていうか、ベッソン自身の監督作品(「アデル」だっけ?)の出来上がりの方が心配だったりして。人の世話もいいけどさぁ、自分自身の心配をしろよって思うのは私だけか?そりゃあ昔みたいにってのはさすがに思わなくなったけど、それにしても前作が酷かったからなぁ、才能がこれ以上枯れていない事を祈るのみだよ。

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冷たい雨に撃て、約束の銃弾を 09年フランス/香港

2010年05月28日 18:20

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2010年5月16日新宿武蔵野館にて鑑賞

評価★★★★★★★★☆☆

監督:ジョニー・トー

脚本:ワイ・カーファイ

出演:ジョニー・アリディ、アンソニー・ウォン、ラム・カートン、ラム・シュ、サイモン・ヤム、シルヴィー・テステュー、チョン・シウファイ、マギー・シュー、フェリックス・ウォン、ミシェル・イェほか

原題:「VENGEANCE/復仇」

配給:ファントム・フィルム

上映時間:108分

「エグザイル/絆」「エレクション黒社会」のジョニー・トー監督による、いつもの男泣き映画。おそらく大半の人が「はぁ?」となる作品になっているが、私は無条件に大好きである。評価が高くなるのも必然って事だ。
マカオに住む中国人男性とフランス人女性夫婦の家族が、突然何者かによって家族全員惨殺される。だが奇跡的に母親だけが生き残っており、その母親である女性の父親・コステロが娘の見舞いのためマカオへと降り立つ。娘に犯人への復讐を誓ったコステロだったが、異国の地では犯人を探す術もなく途方に暮れるのだった。ある日自分の宿泊するホテルへ戻ると、廊下で銃を所持した3人組とはち合わせてしまう。お互い何の詮索もなく立ち去ったが、後にそのホテルで彼らによって始末されたであろう死体が発見された。それを見たコステロは・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」感想文)


映画的文法はほとんど無視されており、ジョニー・トーという映像作家が作り出した時間が流れる作品、って感じだろうか。何といってもカッコよさの追求が重要であり、カッコイイ(とされる)俳優たちが、カッコイイ(とされる)振る舞いを全編に亘って魅せていく。もちろん見た目のカッコよさとは別に、心の男気もこれでもかと描かれている。他の人(特に女性)から見れば身勝手に他ならない事ばっかりなんだけど、それがまたカッコ良かったりする。

なので人にオススメはできない。もし観るのなら覚悟した方がいいだろう。ただもし作品の世界観にハマったのなら、監督の他の作品を観る事を是非オススメする。いいも悪いもおんなじ様な作品だからだ。聴き心地のいいBGMを楽しむ事ができると言った方が判りやすいかな?好きか嫌いか、その人の好みがハッキリ分かれるって事だ。

人の評価など気にせず観て欲しい、そして自分で判断して欲しいってのは私自身の基本理念なんだけど、この作品はその事を非常に意識させる。やはり映画(というか何でもそうなんだけど)は”観てナンぼ”だなぁと。

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9 ナイン 9番目の奇妙な人形 09年アメリカ

2010年05月25日 14:49

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2010年5月9日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★☆☆☆☆☆

原案/監督:シェーン・アッカー

声の出演:イライジャ・ウッド、ジョン・C・ライリー、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー、クリスピン・グローヴァー、マーティン・ランドー、フレッド・ターターショーほか

原題:「9」

配給:ギャガGAGA★

上映時間:80分

元々は2005年に製作された11分の短編アニメーションだったが、作品に惚れ込んだティム・バートンが助力し長編映画化にした作品。その事がよかったのかどうかは、短編を観ていない自分には判断が難しいけど。
古びた研究室の片隅で、麻布を縫い合わせて作られた奇妙なカタチの人形が目を覚ます。腹部には大きなジッパー、背中には数字の”9”が描かれていた。だが自分が誰なのか、ここはどこなのか、彼には判らなかった。恐る恐る外を見ると見渡す限りに荒野が広がっており、人らしき影は全くいない中、背中に”2”と書かれたボロ人形が現れる。2は9に自分たちは仲間だと語りかけるが、突如現れた巨大な機械獣に2は連れ去られてしまうのだった・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「9 ナイン 9番目の奇妙な人形」感想文)


おそらく11分の短編と今回の長編には、全く違う何かが存在しているんじゃないかと思う。でなければティム・バートンが製作を買って出るほど惚れ込む筈は無い。それくらいこの作品は(見た目以外)普通なのだ。短編だからこそ、描く時間が短いからこそもどかしさがあり、だからこそ生まれる感受性もある筈なのに、長編にする事によってもどかしさは消え、全てを理解できる時間まで与えられてしまう。その事がこの作品を普通の作品にしてしまったのだろう。

・・・いや、知らんけど。

まあでも決してつまらない作品じゃないよ。そうだなぁ・・・ドラえもんの劇場版を渋くした感じ・・・かな?作品としての完成度は高いけど、大人では物足りないって感じだろうか。大人が楽しめるのはその独特な世界観で、特に人形のデザインは日本人では決して生まれないタイプのセンスなので、それだけでも見る価値はあると思うぞ。

原案・監督のシェーン・アッカー本人はこういうカタチでの長編化をどう思ってんだろ?本音を聞いてみたい。

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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