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ミニプラ系玩具 チェンジロボ(ガチャポン)

2009年04月30日 15:40

1991年度(「鳥人戦隊ジェットマン」)以前のミニプラは殆ど所有していないので、”それ以前”としてカテゴリをまとめました。入手次第、順次紹介していきたいです・・・中々難しいとは思いますが。


今回紹介する「チェンジロボ」はミニプラとして発売された訳ではなく、いわゆるガチャポンで商品展開していた代物で、サイズも合体した状態で10cmちょっとと小さい。だが余剰パーツ無しの完全変形が再現されており、その細かい造形も含め完成度は非常に高い。

それと私が入手した「チェンジロボ」は塗装が予め施されており、コレがすこぶる上手である。私は楽して商品紹介ができるという訳だ。ただかなり昔の玩具であるため保持力に不安が多く、”今は何とか状態を保っている”と思って見て頂きたい。それでもよくできた代物ではあるが。

IMG_4217.jpg

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久し振りに初日舞台挨拶に行くの巻

2009年04月30日 12:03

4月29日の昭和の日、久方ぶりに映画の初日舞台挨拶を観に行った。


 http://www.fjmovie.com/main/movie/2009/blood.html(fimovie.com日本映画専門情報サイト)

 http://ameblo.jp/sugimoto-aya/(杉本彩オフィシャルブログ)


杉本彩主演の『BLOOD ブラッド』という作品で、銀座シネパトスというガード下にあるいい言い方をするならば昔ながらの(薄汚い?)映画館で行われた。

IMG_4219.jpg

通常初日舞台挨拶は土曜に行われるので、仕事の都合上滅多に観に行けないのだが、今回は祝日という事もあって久し振りに行く事にした(しかも当日の朝に決めた)。

私はカメラを持ち歩く習慣が無いので、申し訳ないけど写真はありません。まあ舞台挨拶は撮影禁止なので撮る事はできないが、せめて会場の様子程度は撮っておけばよかったと今更後悔してます。


開場1時間ほど前に映画館に着いたのだが、誰ひとり居なかったのには驚いた。そしたら最近はネットで予約するリザーブシート席が大半のようで、開場10分前に来ても余裕みたいだ。それに席の7割が予約席になっており、しかもいい場所を押さえられていた。今はそういう時代なんだなと実感。


それでもスクリーンに向かって右端の自由席の中では一番前の席に座れた。ところが私の右隣の関係者用出入り口が舞台挨拶の登場口になっていたため、すぐ真横を出演者たちが通る事になってしまった。一瞬「こりゃラッキー♪」とも思ったが、あまりに近すぎたので凝視する事もできず、カメラのフラッシュが半端ないのでよく見えなかったりもした。

それと私は重度の花粉症なので、いつもの通りマスクをしていたのだが裏目に出でしまい、せっかくの杉本彩の香りを楽しむ事ができなかったのだ!わざわざマスクを外す勇気もありませんが・・・。


舞台挨拶に登場したのは監督の下山天、出演者の杉本彩、要潤、津田寛治、山口小夜の5人で、杉本彩は目の保養になり、要は笑いを取り、津田は以外にもお喋りが達者だったなど、会場を沸かせ盛り上がっていた。司会が何とかクロだった事を除けば満足なイベントだったと云えよう。

帰り際、通路側に座っていた人が出演者たちに握手を求めており、それにも気軽に応えていたなぁ。私の左隣の女性も、私をさえぎって要潤に握手していた。映画館が狭いって事もあるのだろうが、何ともフランクな感じの舞台挨拶だった。

それにしてもマスコミの取材の多さにはビックリした。正直小規模公開にも関わらず、多分30社以上は来ていたのではないだろうか?しかもあんな狭い場所でフラッシュをバンバン浴びさせるものだから、慣れてないコッチは目がチカチカしちゃったよ。あれじゃ目は悪くなるよなぁ。

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ミニ合体 シンケンオー

2009年04月28日 19:09

新しいカテゴリとして『ミニ合体』を設けました。

「ミニ合体」とは(株)プレックス(現在はバンダイナムコグループに属しているようだ)で発売されているオモチャで、その歴史はやたらと古い。毎年ライダーや戦隊などのキャラクター商品を、やたらめったらと安価で発売しており、「ミニ合体」はその中のひとつになる。

「ミニ合体」に関しての詳細は正直あまり判っておらず、何故か毎年一号ロボットだけが合体機能を搭載して商品化されている。それもかなり以前から(一度オークションで「チェンジロボ」を見た)で、製造元や名称を変えながらも今現在に至るまで発売が続いている。

いつかなのかはハッキリしないが、商品が劇的に変化した時期があった。昔の商品はお世辞にもできのいい代物とは言えず、下手すりゃミニプラよりチープだったが、ある時期からDX版を劣化させた程度にまで質が向上する。

ただ一般的な浸透が全然無いので、オークションなどでも滅多に出品される事は無い。今年の「シンケンオー」が発売されたのを機に、私が手に入れる事のできた「ミニ合体」を順次紹介していこうとは思うが、あまり数は無い、という事で。


長くなってしまったが、ミニ合体の「シンケンオー」を紹介。
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ミニ合体/戦隊ロボシリーズ コメント: 11 トラックバック: 0

キング・コーン 世界を作る魔法の一粒 07年アメリカ

2009年04月28日 16:48

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2009年4月26日シアター・イメージフォーラムにて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督/製作:アーロン・ウルフ

出演:イアン・チーニー、カート・エリス、マイケル・ボーラン、その他一般の人たち

原題:「KING CORN」

提供/配給:インターフィルム

上映時間:90分

今やアメリカ最大の農地と収穫量を誇る「トウモロコシ」。だが純粋に食料となるトウモロコシの生産はごく僅かで、その殆どが加工品や家畜のエサになる。近年では石油代わりにバイオ・エタノールやプラスチックにまでその姿を変え、我々の生活には欠かせない存在となっている。

大学の親友同士であるイアンとカートは、「もう一度自分たちの食生活を見直してみたい」と、実際にトウモロコシ(コーン)の栽培、そして収穫されたコーンの行方を追う事を決意、全米最大のコーン生産地であるアイオワ州北部の田舎町に向かった。・・・その行方を追うドキュメンタリー映画である。

「アメリカ人の体はコーンでできている」この言葉が大袈裟ではない事がこの作品を観ると判る。それほど”食”に関してのあまりにも身近であり目を覆いたくなる様な現実が描かれている。それは日本にも深く関わりがあり、知っておくべき事実なのは確かだ。

ただ映画としては至極退屈な作品だった。確かに作品で描かれている様々な事実は考え深く興味深い現実だが、演出が淡々とし過ぎて危機感を煽らないのだ。作品としての訴え掛けも「コーンばっか作り過ぎちゃってどうするの?」というユルイ感じなのも原因だろう。

それにこの2人は”たまたま興味を持って調べてみたら、結構大変な事実が判ってきた”というスタンスであり、自らが積極的に訴え掛けや問題定義をしている訳ではないので、作品同様テンションが低いのだ。ただそれは観客に近い立場とも言え、感情移入はし易くなっている。

ところでこの作品は2004~2005年にかけて造られているのだが、実はその後の5年位でコーンを巡る世界情勢がガラリと変わってしまった。先ほども書いたが、元々は供給多可なコーンを訴え掛けているのに、今や単価は5年前の5倍程度にまで跳ね上がり、需要多可になってしまっている。

儲かるんだからと農家は次々とコーン作りへと鞍替えし、アメリカ農産業のバランスが崩れてしまったのだ。コーン以外のアメリカ産農作物が激減してしまい、輸入に頼っていた国が大打撃を受けてしまう。現在ではその事の方が問題になってしまった。

この話はパンフレットの監督インタビューに記載されているのだが、映画本編にも何かしらの説明が欲しかった。本国でもスポンサーが付かず公開が遅れ、更に日本公開に2年掛かっている。ドキュメンタリーでありながら時代とズレてしまってはマズイでしょ、と思うのだ。

まあそれでもコーンがどれだけ食生活に侵食しておりどれほど危険性があるかが伺えるという意味では必見といえる。というか知っておいた方がいい。知りたくなかったが。

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結局は買いすぎてしまう

2009年04月28日 12:51

先日届いたモノ

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4月はDVDの新発売が無かったので油断してたが、

オモチャの方を買いすぎた。

「仮面ライダーディケイド」関連はまとめて出しすぎだよなぁ。


この中で紹介したいのはコレ
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パッケージが反射しちゃって見辛いけど、ミニ合体というジャンルで発売されている「シンケンオー」で、一応5体合体するオモチャになる。

ミニ合体はかな~り昔から発売されている(詳細は不明だけど)オモチャで、合体機能を備えた1号ロボのみを毎年発売している。このメーカーはライダーと戦隊の安価なオモチャを、毎年やたらと発売しており、ミニ合体もその中のいち商品なんだけど、合体するって事もあって集め始めた。

とりあえず何体か集めたので新しいカテゴリとして紹介したい・・・んだけど、ハッキリ言って「シンケンオー」の出来がヒド過ぎる!ので期待はしちゃダメだ!


それとやっとムゲンバインの「ムゲン闘神獣」の塗装に着手した。

今のところ2体だけ完成
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いや~、やっぱ色分けが細かすぎるだろ!

まあ自分で塗装するって勝手に決めているだけなんだけどねぇ・・・。

今までも塗装の大変なシリーズだったが、今回の「ムゲン闘神獣」は群を抜いて細かい。しかも戦隊シリーズのように見本が無いのである程度自分で色合いを決めなくちゃならない。それでも完成したときの充実感が堪らないんで作っちゃうけど。

GW中に完成させたいなぁ。

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レイチェルの結婚 08年アメリカ

2009年04月27日 17:11

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2009年4月26日ルシネマにて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督:ジョナサン・デミ

出演:アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン、トゥンデ・アデビンペ、マーサー・ジッケル、アンナ・ディーヴァー・スミス、デブラ・ウィンガー他

原題:「RACHEL GETTING MARRIED」

配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

上映時間:112分

「羊たちの沈黙」などでも知られるジョナサン・デミ監督による、ある一家の結婚にまつわる物語で、ひとつの家族の在り方をリアリティある描写で描いている。脚本が80歳にして未だ現役監督シドニー・ルメット!・・・の娘ジェニー・ルメットで、長編映画は初になるそうだ。

ある施設から出所したキムは、姉であるレイチェルの結婚式に参加するため9ヶ月振りに家に帰る。家では結婚の準備が着々と進められている中、キムの帰りを素直に喜ぶレイチェル。だがキムはどうしても消せないわだかまりがあるために、何かと反抗的な態度に出てしまうのだった・・・。

題名は「レイチェルの結婚」だが、主役はアン・ハサウェイ演じるキムになる。中々の問題児で、彼女を中心に様々な出来事が起こるが、その騒動がある故に家族というモノを改めて考えさせられる作品となる。作風はリアリティそのもので、まさにホームビデオの映像を抜き取った様な感覚に陥る。

観始めてすぐに感じるのは、その”造り込まれていない”感だ。これは批判ではなく、リアリティ追求のためにあえて行っている演出で、即効の演技と、アドリブでさえ取り入れる柔軟さによって、その場に居る空気感を非常に重要視して取り組んだ演出法になっている。

説明セリフは極力削ってあり、会話だけで物語が成立する。演者たちは極めて自然な演技を披露し、観客はその情景を身近に感じる事ができる。ただリアルな情景を表現するあまり、映画的という意味での無駄が結構多い。

この作品は結婚式前後の何日かが描かれるのだが、その準備や式で行われているイベントをそのままダイレクトに映し出してしまう。ああいったイベント事では誰もが少なからず感じてしまう、出演者にとっての退屈な時間をも長々と見せてしまうのだ。

ただこれは確信犯的に狙った演出とも云えるので、鑑賞側の受け取り方次第で作品の評価は変わってしまうだろう。それこそ出演者たちの演技には文句の付け処など全く無いのだ。アン・ハサウェイでさえいつもと違いその演技に魅了されてしまった。だからこそ作風の好みが重要になってくる。

それと普遍的な結婚騒動を描いてはいるのだが、そこで起こる様々な問題にちょっとドラマ性を感じてしまう。特に日本人には馴染みの無い問題が多く、そこにリアリティの限界も感じる。ただこれは作品自体にリアリティがあり過ぎるための弊害ともいえる。普通なら気にならない程度だろう。

それでも上質な人間ドラマである事に変わりは無く、家族のひとつの在り方を垣間見る事ができる。また”アメリカ映画”では考えられないほどアクティブな製作体制で造られた作品であり、形式的決まり事をいい意味で取り払った自由な作風が面白い作品でもある。

本来モノ造りとはこうあるべきなのかもしれないなぁ。

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その後のイエスメン

2009年04月27日 15:58

4/26放映の「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」を鑑賞。今回は前回に引き続き「THE YES MEN」というドキュメンタリー映画の後編部分を放映。

お笑いテロリストともいえる活動を行っている「イエスメン」。前回放送分では主にWTO(世界貿易機関)をターゲットに様々な活動を紹介していた。今回はそのWTOおちょくり作戦に終止符が打たれる。

ただ実際は予定していた講義が延長になってしまったので、その前に学生相手に別のネタを披露する事になった。貧困層における食糧問題の解決法だ。

※下品なネタなので注意!

以前NASAでは宇宙食に自分の排泄物を利用できないかとの研究がなされていた。人は補給した栄養を20%程度しか吸収しないので、残りの栄養を残したまま排泄してしまうのがもったいないと。で、WTOではその発想を元に、食料の再利用法を考えついた・・・と。

察しのいい人なら気が付くと思うが、例えばマクドナルドのハンバーガーを食べる→排泄する→それをまたハンバーグの具にする→それをまた食べる。その再利用を繰り返せば食糧不足の回復になると。ワザワザCGでその映像を作成し、学生たちに見せるのだ。(しかも講義の前にハンバーガーをみんなに配って食べさせている!)

当然学生たちは怒り、抗議する。「人を屈辱するな」「人権侵害だ」「貧困層なら何を食べさせても何とも思わないのか」。だがイエスメンはそれがWTOの企業としての姿勢と突っぱねてしまう。ところが彼らの狙いはそこにある。その問題定義した事実と、それに対し反論・反発したという学生たちの気持ちが大事なのだ。

前回の学会のシーンで、「貧困層に最低賃金で働かせ大企業は潤っている。それは今まだ続く”奴隷制度”に他ならない」といった発言をしたときに、会場の大人たちは誰一人意見を述べず納得をしてしまった。それが当たり前だという恐ろしい認識になっているのだ。それに比べれば学生たちはまだその意識に支配されてない純真な気持ちを持っているのかもしれない。


そして最後の大目玉企画は、”WTOの解散を発表する”だ。勝手に。今までの企業の体質を全面的に改め、再出発をするといったとんでもない発表である。「今までは大企業優先、先進国の発展ばかりに務めてきたが、これからは今まで溜め込んできた財力を注ぎ込み、発展途上国が潤うように努力する」と発表してしまう。

これが会場に来た全ての人たちの賛同を得る。”当たり前にいい事をする”と言っただけで。更にこれが新聞にまで掲載されてしまい、悔い改めたWTOに対し”やっぱり今までのやり方は間違っていたんだ、ようやくその事に気が付いてくれた”と、今までに対しての批判とこれからに対しての賛辞を書かれてしまったのだ。

しかしそんな事をして訴えられないのか?と思うのだが、どうやらアメリカでは冗談に対して訴えなどをしてしまうと、その企業は”カッコ悪い”と言う事になってしまうらしい。要は世間的評判が落ちるという事だ。イエスメンは反対抗議ではなく、賛同しながらもおちょくるやり方なので誰も訴えない。実に頭のいいやり方と言える。


そしてこの作品以降も様々な活動を続けているようだ。04年の大統領選挙の時には、「YES,BUSH CAN!」と描かれたバスで全国を回り、ブッシュの応援だと駆けつけた人たちに向かって「ブッシュ支持なら、イラク戦争にあなたの息子を兵隊として送り、ブッシュが増やした財政赤字を減らすためあなたの年金を放棄して下さい」などと呼びかける。

また昨年、NYタイムズそっくりの号外を数千人のボランティア協力の下、120万部もタダで配ってしまった。「イラク戦争終結」「ブッシュ元大統領を国家反逆罪で起訴」などの見出しがあり、当然全て嘘っぱちなんだけど書いてある事は正しく、誰もがそうなって欲しいという希望でもあるのだ。


日本人的な倫理観からすればイエスメンたちの活動はちょっと思い付かないし、ましてや行動に移すなんて何かの番組の企画でもない限りまずあり得ない。活動資金も有名人からの寄付(日本人に判り易い人だとジョージ・クルーニーとか)があるようで、そのシャレの効いた助成もやはりアメリカ人っぽいと云えるかもしれない。

ちなみに「THE YES MEN」は続編が完成したそうだ。ま、日本では公開しないだろうが。

※この記事は「未公開映画を観るTV」を一度見ただけで書いているので、詳細に違いがあるかもしれません。それと町山智浩著「キャプテン・アメリカはなぜ死んだのか」を参考に書かせて頂きました。

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マックス・ペイン 08年アメリカ

2009年04月25日 13:55

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2009年4月24日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★☆☆☆☆☆☆☆

監督:ジョン・ムーア

出演:マーク・ウォール・バーク、ミラ・クニス、オルガ・キュリレンコ、ボー・ブリッジス、クリス・オドネル他

原作:ゲーム「マックス・ペイン」

原題:「MAX PAYNE」

配給:20世紀フォックス映画

上映時間:100分

「マックス・ペイン」の原作は映画的演出を取り込んだゲームであり、妻子を殺された刑事が復讐をするといった物語に、ジョン・ウー的世界観を構築したアクションアドベンチャーである。そのゲームが原作になって造られたのが本作品であり、まさに逆輸入といった経緯を辿っている。

最愛の妻子を惨殺された苦しみの中、犯人に復讐を誓い追い続けているNY市警の刑事マックス。手掛かりを得てもその関係者が次々と殺されてしまい、事件は暗礁に乗り上げていた。そんな中、昔の相棒から事件と関係のある組織の手掛かりを得たと連絡が入るのだが・・・。

鑑賞後の率直な感想は、とにかく眠かった。時折ばかデカイ発砲音で目覚めるので、一応作品の鑑賞はできたのだがそれにしても退屈だった。それはひとえに主人公マックスの魅力の無さによるものだ。別にウォールバークがゴリラ顔だからではない、人物描写が皆無なのだ。

マックスは”妻子の復讐”以外の行動理念が描かれておらず、何ひとつ人となりが見えてこない。それは他の登場人物たちにもいえる事で、とにかく人物描写が浅く薄っぺらいので彼らに何の興味も湧かないのだ。だから段々眠くなってくる。

その原因はハッキリしている。それは冒頭にも書いたこの作品の製作の経緯だ。ゲームと映画では主人公の意味合いが決定的に違う。ゲームでは自分が主人公となり、自分が中心に物語が進行していく。だが映画では(当然だが)主人公は他人であり、それは客観的に把握する存在である。

映画は全てを俯瞰で見るため全体像を把握できるが、ゲームのように主観で見る場合、他の周りで行われている事があまりにも複雑だと、ゲームに集中できないといった弊害が生じる。だからゲームの世界観は極力シンプルにする場合が多い。「マックス・ペイン」もそれに含まれるだろう。

そのゲームの世界観をそのまま映像化しても、そりゃあ面白くもなんとも無い。薄っぺらな登場人物たちが、観た事ある物語を繰り広げているだけなのだ。あえて印象的だった部分を挙げるなら映像くらいだろう。極寒のNYと荒廃した街並みの雰囲気が上手く表現されていた。

技術的な向上で映画的ゲームが数多く造られているが、映画とゲームでは表現の意味合いが全く違う。それを理解していないのなら、ゲームの映像化には手を出さない方がいいだろう。別に全てが上手くいかないといっている訳ではない、要はやり方次第という事だ。

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名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー) 09年日本

2009年04月25日 12:55

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2009年4月23日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★☆☆☆☆☆

監督:山本泰一郎

声の出演:江戸川コナン/高山みなみ、毛利蘭/山崎和佳奈、毛利小五郎/神谷明、特別出演/DAIGO他

原作:「名探偵コナン」青山剛昌著

配給:東宝

上映時間:110分

「名探偵コナン」の劇場版第13弾。毎年TVシリーズとは異なり、オリジナルな展開や事件を扱ってきた劇場版だったが、今回は高校生探偵工藤新一が江戸川コナンになるキッカケを作った宿敵”黒ずくめ”たちとの対決が描かれる。

七夕も近い梅雨明けの頃、関東6県に渡り殺人事件が発生する。被害者には共通したメッセージが残されており、連続殺人として捜査が行われていた。事件の捜査会議に呼ばれた毛利小五郎に付いてきたコナンは、その会議の参加者に”黒ずくめ”が潜入している事を突き止めるのだった。

まず、この作品を楽しむためには「名探偵コナン」の世界観を受け入れる必要がある。現実的に捉えるならばウソだらけだからだ。それも現実に属した探偵モノであるために、普通ならツッコミ処が満載になってしまう。まあ何も考えずに観れればそれが一番いいのだが。

それに今回はTVシリーズでも度々登場している”黒ずくめ”たちとの対決が描かれるので、今までの劇場版以上にコナンの世界観に精通していないと、純粋に楽しむ事が難しくなってしまう。その意味でもコナンの世界観を受け入れていた方がいいだろう。


これから書く事はちょっとネタばれになると思うので、読む時は注意して下さい。


「名探偵コナン」をこよなく愛する人なら気が付くと思うが、もし”黒ずくめ”との対決に決着が付いてしまうと、よほどの転機を図らない限りシリーズは終了する。よってこの作品では決着が付かないと予想できるし、その関心は「コナンが組織に何処まで迫れるか?」だろう。

その意味では中途半端と言わざるを得ない。組織との対決は他の事件以上に命の危険性が高い。だが劇場版では残念ながらTVシリーズ以上の緊張感を出せなかったようだ。映画的な派手な演出では忍び寄る緊張感を表現する事ができず、”対決”の意味合いも薄れてしまう。

それに”黒ずくめ”を題材とする事で、TVシリーズの延長にしか感じられず、良くも悪くも劇場版らしいオリジナリティが無くなってしまった。もう今後”黒ずくめ”を題材にするのは止めた方がいいだろう。もし登場させるなら、それは『最終作』でしかない。


ネタばれな文章が多くなってしまったが、とにかく「コナン」をより理解しているなら楽しめる作品になっている。”黒ずくめ”をとうとう映画の題材に持ってきた事には少々不安もあるが、来年も映画の製作は決定しているなど安定した作品を供給し続けているシリーズなのも間違いない。だがいつかは決着を付けなければならないのも事実だ。製作者連中は嫌がるだろうが。

あ、それとDAIGOは思ったとおりヘタクソだったよ。

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ミルク 08年アメリカ

2009年04月24日 15:54

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2009年4月23日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★★★★☆

監督:ガス・ヴァン・サント

出演:ショーン・ペン、エミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリン、ディエゴ・ルナ、ジェームズ・フランコ、アリソン・ピル、ヴィクター・ガーバー他

原題:「MILK」

配給:ピックス

上映時間:128分

1978年サンフランシスコ市政執行委員に当選したハーヴィー・ミルクは、アメリカ史上初の同性愛を公言した公職者となった。だが任期1年にも満たない内に、凶弾によって生命を絶たれてしまう。映画「ミルク」は、ハーヴィー・ミルクが亡くなるまでの8年間を物語にした作品である。

1972年、ハーヴィーと20歳年下の恋人スコットは新天地サンフランシスコに移り住む。その後アパートの一階に「カストロ・カメラ」を開店すると、ミルクの人柄もあって店はゲイやヒッピーたちの集まるコミュニティーの場と化していた。だが周りは保守的なカトリック層も多く、快く思わない人たちも多かった。

ミルクは73年11月に初めて市政執行委員の選挙に立候補する。サンフランシスコでの生活で彼は政治活動に目覚めたのだ。当時同性愛者に対する風当たりは強く、ただバーに居ただけで逮捕されてしまったり、職場でのカミングアウトは即刻首を意味していた。日常的に差別の対象だったのだ。

政治家は公然の面前で”ゲイは病気”と蔑視し、あまつさえ職業を規制する法案を立ち上げ、人権侵害に躍起になる。そして人々はその差別行為を当たり前のように支持をする。そんな時代ミルクは立ち上がり、同性愛者はもちろん、他の様々な弱者への救済を叫ぶのだ。

とにかくショーン・ペンのミルクへの憑依っぷりが凄い。ミルクを知る人にとっては皆が瓜二つだと云い、実際の映像を殆ど見た事の無い私でさえ、演じる彼の表情や仕草ひとつひとつにミルクの気品を感じるのだ。ドキュメンタリー映画が今度DVDにて復活するそうなので、是非見比べてみようと思う。

演者たちの素晴らしさが際立つ「ミルク」だが、監督の演出効果が優れた作品でもある。ザラついた映像とその当時の映像を巧みに使い分け、70年代サンフランシスコの現実を、ドキュメンタリー映画以上の説得力をもって映し出しているのだ。

それと漠然な言い方だが、作品全体が暖かな優しさに包まれた表現と感じた。ミルクは強い意志の下皆の希望となっていくのだが、そのミルクの表情に浮かぶ優しさは監督自身の表現の優しさと繋がり、ミルクがドンドンと人間味を増してくる。いち活動家ではなく、人としてミルクが描かれている。

ところで当時の情勢に宗教的背景が大きいのは明白だろう。寛容的な仏教の教えと違い、カトリック、特にキリスト教原理主義はその固執した定義の狭さが問題で、聖書を一字一句信じ込み、進化論は存在せず、世界は核によって全滅し自分たちだけが蘇ると説いている連中だ。

彼らはアメリカの人口の3割を占め、政治的にも多大な影響を与えている。当時ミルクが焦点を絞って争っていたのが”提案6号”で、”同性愛者の性的趣向により教育者の免許を剥奪できる”という非人道的法案であり、場合によっては教育現場だけでなく、他の弱者への影響も恐れられていた。

「ゲイは子供たちに悪影響がある」、「子供を産めないから、子供を同性愛者にリクルートしている」などと訴え掛ける保守派の人たち。日本人にはピンとこない、信じられない争いがたかだか30年前に行われていたのだ。そしてそういった戦いは終わる事は無く今でも各地で続いているという。

ミルクの戦いを見ていると”自由の国アメリカ”などと軽々しく云えなくなってしまう。日本人にとってアメリカは世界一の先進国だと未だ幻想が飛び交うが、彼らの”自由”は命懸けで得たモノであって、元々保障などされてないのだ。その事を非常に強く感じる作品だった。

「ミルク」はアメリカの真実を(一部だが)描き出している。日本人にとっても”知らない”で済ましてはダメだ。”知るべき”史実なのだ。

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黒ねこ時計 くろック D03

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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