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カムイ外伝 09年日本

2009年09月30日 17:53

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2009年9月26日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★☆☆☆☆☆☆

監督/脚本:崔洋一

共同脚本:宮藤官九郎

出演:松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、佐藤浩市、小林薫、大後寿々花、金井勇太、土屋アンナ、PANTA、芦名星、イーキン・チェンほか

原作:白土三平著「カムイ外伝」

配給:松竹

上映時間:120分

白土三平のライフワークと化した「カムイ外伝」を実写化した作品。原作があまりに膨大な量のため、エピソードの取捨選択に苦労したであろうチグハグな作品になってしまった。
忍びとして生きるも、その掟に疑問を感じ抜忍となったカムイ。かつての仲間たちは追忍となり、裏切り者であるカムイを執拗に追い詰める。そんな折、何者かが殿様の操る馬の前足を切り捨て持ち去ってしまう。それを偶然目撃したカムイはその者の後を追う事に。そいつは半兵衛という漁師であり、カムイを自分の村に招き入れたいと一緒に船で海へ出たのだが、激しい嵐に見舞われてしまう。


(Yahoo映画レビューに投稿した「カムイ外伝」感想文)


CGとアクションの表現が妙に現代的なのに比べ、物語が昔ながらのまんまで展開してしまうため、必要以上にチグハグとした違和感を感じてしまった。絶望感たっぷりの物語は今の時代だからこそ新鮮に感じられるが、映画というのは”見せ方”が非常に重要である事がこの作品を観るとよーく判る。

あまり賛同した事は無いが、もしかしたら現代に受け入れられるようなテコ入れをして描写してしまった方が、よほど面白く生まれ変わるのではないだろうか?原作者にはブン殴られそうだが、言葉使いや登場人物たちの人物像、しきたりや風習など、あまりに旧態然とした表現なのを、今風とまではいかないまでも敷居を少し下げる位で大分受け入れ易くなると思うのだが。

それにこういった史実を重視した作品の場合、ヘタなCGや非常識なアクションは却って作品の質を落としてしまう。現実的表現と描写の「カムイ外伝」なのだから、海や魚の描写は特撮を駆使したり、アクションは身体能力の高い人ができる範疇で魅せる方がよほど説得力が生まれる。好みの問題なのかもしれないが、私はCGとアクションがこの作品の諸悪の根源だと踏んでいる。

もっとなぁ、面白くなると思うんだよ!役者の頑張りが虚しくなってしまう作品だなんて思わせないでくれよ!どうしてこんなにアンバランスな作品になっちゃったんだろうかねェ・・・。もったいない!
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幸せはシャンソニア劇場から 08年フランス/ドイツ/チェコ

2009年09月30日 15:27

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2009年9月23日シネスイッチ銀座にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督/脚本:クリストフ・バラティエ

出演:ジェラール・ジュニョ、クロヴィス・コルニアック、カド・メラッド、ノラ・アルネゼデール、ピエール・リシャール、ベルナール・ピエール・ドナデュー、マクサンス・ペランほか

原題:「FAUBOURG 36/PARIS 36」

配給:日活

上映時間:120分

「コーラス」の製作者ジャック・ペランとクリストフ監督が再びタッグを組んだ作品で、母国フランスでは130万人を動員する大ヒットを記録した。ミュージカルではなくそれを上映する劇場が舞台の作品だ。
1936年、労働者のストライキや反ファシズム運動の高まる第二次世界大戦の直前。”フォブール”と親しみを込め呼ばれているパリ北部の下町の一角にあるシャンソニア劇場は、不況のあおりから劇場を悪徳不動産に取り上げられ閉鎖してしまう。劇場に長年勤め上げてきたピゴワルは、妻にも逃げられ職を無くしふさぎ込んでしまうのだった・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「幸せはシャンソニア劇場から」感想文)


私自身はミュージカル映画に対してあまり耐久性が無いので、劇場が舞台なだけの人間ドラマを見せてくれるのは有難かったんだけど、結局はどっちつかずな感じにしか見えなかったんだよねェ。

レビューでも書いたが、劇中で披露される「Partir pour la mer」(海へ行こう)がホントに素晴らしかったので、このクオリティでミュージカル映画として造ってくれたのなら存分に楽しめたのになぁ・・・なんて無い物ねだりばかりを思い描いてしまった。

まあこれは邦題を始めとした、日本での売り方に問題があるんだろうと思う。チラシや予告を見る限り、どう考えても穏やかな笑顔と幸せに包まれた物語が展開するのだろうと見えてしまう。だがこの作品は時代に翻弄され続ける小市民の哀しき現実が、激情型に描かれている。それもリアリティ重視ではなく、オーバーアクト気味なそれこそミュージカル風味として描かれてしまうのだ。

そこが引っ掛かったなぁ。そんなのは気にもならない駄作とは違い、作品の質が高いからこそ引っ掛かるのだ。・・・まあ私のねじくれ曲がった性格ゆえの戯言なんだけどね。

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ミニプラ ダイゴヨウ

2009年09月30日 11:10

「侍戦隊シンケンジャー」ミニプラシリーズより、「ダイゴヨウ」を紹介

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アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ 09年フランス

2009年09月29日 15:47

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2009年9月22日新宿シネマートにて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督:パトリック・アレサンドラン

製作/脚本:リュック・ベッソン

出演:シリル・ラファエリ、ダヴィッド・ベル、ダニエル・デュバル、フィリップ・トレトン、エロディ・ユン、MC・ジャン・ギャブ’1、ジェームズ・ディアノ、ラ・フイヌほか

原題:「BANLIEUE 13-ULTIMATUM」

配給:アスミック・エース

上映時間:101分

リュック・ベッソン製作/脚本による「アルティメット」シリーズ第二弾。監督は前作のピエール・モレルからパトリック・アレサンドラに交代してしまったが、前作同様の基本理念は貫かれている。
2013年、パリ郊外のバンリュー13地区は相変わらずギャングの抗争が絶えない危険地域であった。ある晩13地区で警官が射殺される事件が起こり、政府は13地区に住む連中の一掃作戦を計画する事になる。その一方で潜入捜査官であるダミアンはいわれの無い罪を被せられ投獄されてしまう。何とか13地区に住むレイトに連絡を取り、脱獄を試みるのだったが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」感想文)


ここの処面白いB級作品を観る機会が増えたが、これもその内のひとつ。日本で有名な俳優など全くと言っていいほど出演していないが、アクションと物語が無理なく融合した面白い作品になっている。邦題(特に副題)の適当さには呆れるけど(”筋肉は死なないぜ!”って感じだろうか)。

”リュック・ベッソンプロデュース作品”っていうと、以前はいわく付きな作品が多かった。1作目はそこそこ良くてもシリーズを重ねるごとに右肩下がりに酷くなったり、企画ありきで製作してしまい収集が付かなくなってしまったり、単に大量生産してるだけじゃねえのか?っていう作品群だったりと、以前の監督としての栄光は何処へやら、活気だけが空回りしていたように思う。

だが、特に今年公開された作品群にではその様子が一変している。「アルティメット」の1作目を手掛けたピエール・モレル監督の「96時間」やこの「アルティメット2」、多少質は落ちるがシリーズの活性化には成功している「トランスポーター3」など、軒並みレベルの高いアクション映画が公開された。

まあおそらく共同製作者か脚本家にいい人材が見付かったんだろう。それでなければこの変わりようは説明が難しい。ベッソン自身、自分の中で激変する何かが起こったとも云えるけど・・・。どちらにしても面白い映画が見れれば私は構わないし、質が落ちなければ大量生産でも何でもやってくれればいい。フランスの映画界が活気付いているんだ!っていう好意的にみる事もできるだろうしね。

ホント、今後が楽しみになってきた。

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ドゥームズデイ 08年イギリス

2009年09月29日 13:26

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2009年9月21日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★☆☆☆☆☆

監督/脚本:二ール・マーシャル

出演:ローナ・ミトラ、マルコム・マクダウェル、ボブ・ホスキンス、アレクサンダー・シディグ、エイドリアン・レスター、デヴィット・オハラほか

原題:「DOOMSDAY」

配給:プレシディオ

上映時間:110分

とにかく様々な要素をゴチャ混ぜにした作品なのだが、何故か不思議とまとまりのある作品。本作がキッカケでローナ・ミトラは「アンダーワールド:ビギンズ」を射止めたそうな。公開は逆だけど。
2008年、全人類を一掃する勢いで感染ウイルスが蔓延しており、その本拠地となる街では既に数百万人が感染していた。政府はウイルスを封じ込めるため巨大な壁を作り、民衆を隔離する政策に出てしまう。残された人たちは死を待つしかなかった。時は経ち2035年、絶滅した筈のウイルスが突如姿を現し始め、隔離した街では生存者が確認される。その地に抗ウイルス剤があると考えた政府はスペシャリストチームを結成、見捨てられた地へと送り込むのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「ドゥームズデイ」感想文)


何だかテキトーに造られた作品だと勘違いしそうなチラシの写真だが、思いの他楽しめる作品だった。世界観と物語に統一感があり、それなりに品格ある物語が展開されるのだけど、写真の真ん中に写っている如何にもバカそうなモヒカン野郎、こいつがホントにバカで、終始バカ加減を繰り広げるのだけど、何故かそれでも作品としては破綻しないのだ。それが素直に驚いた。まあ私の主観だけど。

こういったB級映画は嫌いじゃないけど中々当たりにはぶつからない。大抵は低い志と勢いだけで造ってしまうからだ。だが低予算だからこそ、有名俳優が出演しないからこそ、好き勝手造れるからこそ面白くなる事もある。そんな作品が最近は増えつつあるようだ。B級作品の宝庫である筈のアメリカで造られる事が少なくなってしまったのは残念だが、面白ければどこでも全然構わないぞ!

・・・日本では滅多造られないなぁ。「片腕マシンガール」の井口昇監督(最新作は「ロボゲイシャ」だって!)や造型師でもある西村喜廣氏などが気を吐いて製作しているが、まだまだ一般的には間口の狭いジャンルだと云えるよなぁ。今はそれより病気で誰かが死んじゃう映画の方が簡単に造れて簡単にヒットしちゃうんだから、ワザワザいばらの道を歩くリスクなんか背負わないよねェ。

「ロボゲイシャ」、楽しみにしてまっせ!井口監督!

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くもりときどきミートボール 09年アメリカ

2009年09月29日 11:34

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2009年9月21日イオンシネマ越谷レイクタウンにて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督/脚本:フィル・ロード、クリストファー・ミラー

声の出演:ビル・ヘイダー、アンナ・ファリス、ブルース・キャンベル、ミスター・T、ジェームズ・カーンほか

日本語吹き替え版:梯篤司、吉永拓斗、甲斐田裕子、斎藤志郎、石塚運昇、佐藤せつじ、森川智之ほか

原題:「CLOUDY WITH A CHANCE OF MEATBALLS」

原作:ジュディ・バレット/ロン・バレット

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

上映時間:90分

1974年に出版されたアメリカの児童書を基にした3DCGアニメ。空から食べ物が降ってくるという奇想天外な発想を設定としているが、親子愛や人としての成長が描かれる良質なアニメでもある。
世界地図を広げると”大西洋”の文字に隠れてしまうほど小さな島、スワロー・フォールズ。島の名物がサーディン(いわし)の缶詰くらいという活気の無い島である。そこで生まれ育ったフリントは子供の頃からの発明家で、母親が太鼓判を押してくれた事もあってか大人になった今でも実家の釣具店の手伝いをせず、失敗ばかりの発明に日々明け暮れていた。あるとき完成間近だった水から食べ物を作る機械の電力がどうしても足りず、街の発電所に忍び込むフリントだったが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「くもりときどきミートボール」感想文)


今回は3D上映の日本語版を鑑賞した。3D映画は元々サングラスを掛けるので画面は暗く観えてしまうのだが、それにしても今回の作品は他の3D映画と比べ画面が暗かった。映像のインパクトに浸りたい作品なのだから余計に残念でならない。

その代わり日本語吹き替えに関しては、有名人の起用をせずプロに任してあったため安心して観る事ができた。ただレビューにも書いたが、一部音声トラブルがあり声だけ聞こえない画面が数分間に渡って続いてしまった事があり、これまた残念でならない。フォローはあったけど。

だがそれを差し引いても楽しめた作品だったのは救いだった。今年の3DCGアニメはホント当たり年だったが、それに引けを取らない出来の良さと云える。しかもディズニーでもピクサーでもドリームワークスでも無い、実績の見当たらないソニー・ピクチャーズの作品なのにだ。

だからこそこの待遇の悪さが納得できなかった。日本の大企業であるソニー・ピクチャーズ製作でありながら、ほぼ全くと言っていいほど宣伝活動をしていない(私が見逃しているだけかもしれないが)理由が判らない。そりゃまあ目立つ売り処がないのは判らないでもないが、せっかく日本語版エンディングテーマに中川翔子を起用している(しかも結構いい曲だぞ!)のだから、キャンペーンくらい打って出て貰いたいもんだ。

くだらない作品に何億もの宣伝費を掛ける裏で、出来が良くても全く宣伝されない作品が眠ってしまう。不平等でくだらないよなぁ、今の映画業界って。

実力よりネームバリューが勝ってしまうのはどこにでもあるんだけどねェ。

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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官 08年アメリカ

2009年09月25日 12:37

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2009年9月20日TOHOシネマズシャンテにて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督/脚本:ウェイン・クラマー

出演:ハリソン・フォード、レイ・リオッタ、アシュレイ・ジャッド、ジム・スタージェス、クリフ・カーティス、アリシー・ブラガ、アリス・イヴ、ジャスティン・チョンほか

原題:「Crossing Over」

配給:ショウゲート

上映時間:113分

9.11以降激変した移民問題に深く切り込んだ作品で、ハリソン・フォードが非メジャー作品に珍しく主演している。だが編集で結構揉めたらしく、完成から公開まで2年以上の月日が掛かったらしい。
アメリカでも特に移民の集まる街ロサンゼルス。そこの移民局で働くI.C.E.のベテラン捜査官マックスは、不法就労者の取り締まりを行っていた。普段から労働者に対し温情を掛けてしまうマックスだったが、今回も摘発でいた気掛かりな女性のため独自に調査を開始し始めるのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」感想文)


今年の6月に公開された「扉をたたく人」でも扱われたアメリカの移民問題。本作品は「扉をたたく人」ほどではないにしろ、ハリソン・フォードが主演している割には現在の実情に迫った作品になっている。

特にレビューでもネタばれ的に書いたタズマリのエピソードは必見だ。ハラワタの煮えくり返る思いをするが、これが現実に行われているのだと思うと何んとも腹立たしい虚無感に襲われる。相変わらずアメリカ人はバカなんだなと云う事と、どの国でも役所の正義は役立たずなんだなという事がだ。

それでも皆(大げさに云えば)何かしらの夢や希望を持って移民をしにやってくる現実に今でも変わりは無い。少なくとも”現状よりいい暮らし”という希望はある筈だ。だがその希望が叶わなくなってきたのが世界一の移民の国アメリカなのだ。日本人にはいま一つピンとは来ないだろうが、今の現状を少しでも知るためにはこの作品を観るのも一考ではないだろうか。

そしてもう少し現実的に深く突っ込んだ作品が「扉をたたく人」になるので、合わせて鑑賞する事もお勧めしたい。

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リミッツ・オブ・コントロール 09年アメリカ

2009年09月25日 11:18

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2009年9月20日シネカノン有楽町2丁目にて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督/脚本:ジム・ジャームッシュ

出演:イザック・ド・バンコレ、アレックス・デスカス、ジャン=フランソワ・ステヴナン、オスカル・ハエナーダ、ルイス・トサル、パス・デ・ラ・ウエルタ、ティルダ・スウィントン、工藤夕貴、ジョン・ハート、ビル・マーレイほか

原題:「THE LIMITS OF CONTROL」

配給:ピックス

上映時間:115分

「ブロークン・フラワーズ」以来4年振りとなるジム・ジャームッシュの最新作にして大いなる実験作。ある組織に在籍する男の、ある任務を淡々とこなしていく日常が、幻想的映像と共に描かれていく。
コードネーム”孤独な男”に与えられた任務、「自分こそ偉大だと思う男を墓場に遅れ」。この任務を遂行するためスペインを巡る”孤独な男”。”エスプレッソ2杯、携帯ナシ、仕事中のセックスもナシ”それ以外全てが謎に包まれており、彼の前に現れるのは「スペイン語は話さないのか?」という合言葉を持つ同業者たちだけ。彼らはマッチ箱の中にそれぞれの情報と暗号を託すのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「リミッツ・オブ・コントロール」感想文)


映画的娯楽を求めると総スカンを喰らってしまう作品。ただ作品の解釈は独自にやっちゃって下さいっていう監督のメッセージもあるので、好き勝手に納得すればいいと思うが。

ただ最近は映画に対しての想像力を欠落している人が多いと思う(特に日本人)ので、受け入れ難い作品である事に間違いは無い。”自由”って言われてしまうと意外に戸惑ってしまうのは、いい意味で日本人気質なのだろうし、映画に何故そこまでの探求力を必要とするのかも、今現在は疑問にしか感じない人も多いのだろう。

まあだからこそ面白い作品なんだけどねェ。そりゃあ私だって正直あまり理解していないし、何を描きたかったかも未だよく判らないままだ。それでも作品の心地よいリズムに乗れただけで結構満足したし、何んとなしにだが自分なりの解釈と決着は付けてある。だからこそ高めの評価にしたのだ。

それでももう一回観たいって欲求は未だ消えない。更に何かを得られるような気がするのだ。そんな人によっては中毒性のある作品でもあるのだろう。・・・ツマラナイ作品である可能性も高いが。

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マーシャル博士の恐竜ランド 09年アメリカ

2009年09月24日 18:30

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2009年9月18日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★☆☆☆☆☆

監督:ブラッド・シルバーリング

出演:ウィル・フィレル、ダニー・マクブライド、アンナ・フリエル、ヨーマ・タッコン、ジョン・ボーイランほか

原題:「LAND OF THE LOST」

配給:東宝東和

上映時間:101分

1970年代にアメリカのテレビで人気を博したシリーズの映画化作品・・・らしい。コメディアンであるウィル・フェレルを主演に迎える事で、下品極まりない下ネタ満載の作品になっている。
タイムワープ理論を研究し続ける事で学界から干され、いまや小学生に理科を教えているリック・マーシャル博士。だがあるときマーシャルの研究を心の底から理解しているホリーという女性が現れる。勢いに乗ったマーシャルはタイムワープの装置を完成させ、タイムワープに必要なエネルギーを蓄えている場所、ウィルの経営するオンボロレジャーランドへと向かうのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「マーシャル博士の恐竜ランド」感想文)


アメリカのコメディ映画では定番なものの、生真面目な日本人ではしかめっ面になってしまうであろう下品な作品だ。大人は子供に見せたくないという意味でもドリフのコントに似ていると云えるだろう。

この作品を楽しめるかどうかは、まあ単純に趣向の違いになってしまうだろうなぁ。実は趣向の違いはホラー映画を楽しめるかどうかの理由にも繋がってくるのだが、ホラー映画で起こる現象(驚かす・気味が悪い・スプラッター描写など)を自分の中で快感として感じられる人と、嫌悪感として感じる人とで結構ハッキリ区別されてしまうそうだ。もちろん快感と感じられれば作品を楽しめるし、嫌悪感になってしまえば不快感しか感じない筈で、楽しめる度合いが全く違ってくるのが判るだろう。

これはジェットコースターなどの乗り物を好きかどうかでも判断ができる。周りに聞いてみれば判ると思うが、好きな人は大好きであり、嫌いな人は絶対に乗りたくないと言うだろう。好きでも嫌いでもないという中途半端な意見はあまり聞かれないと思う。それだけ自分自身に対してダイレクトに感じれれる現象ほど好きか嫌いかもハッキリしてくるのだ。

この作品の下品度合いも嫌な人にはトコトン嫌だろう。それも意外にリアルに表現するし。だがこの趣向を楽しめる連中にとっては、この上ない快感が待っている作品だ。・・・それほど下品って事だが。

まあそういった色々な事を考えるような作品でもないんだけどねェ。

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ウルヴァリン X-MEN ZERO 09年アメリカ

2009年09月24日 12:55

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2009年9月17日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:ギャヴィン・フッド

出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、リン・コリンズ、ダニーヒューストン、テイラー・キッチュ、ライアン・レイノルズ、ウィル・アイ・アムほか

原作:マーベルコミック

原題:「X-MEN ORIGINS:WOLVERINE」

配給:20世紀フォックス映画

上映時間:108分

映画「X-MEN」シリーズで活躍していた”ウルヴァリン”の誕生秘話を描いた作品。ウルヴァリンを演じるのはシリーズ同様ヒュー・ジャックマンだが、物語的には「X-MEN」より遡って描かれている。
少年期は人として育てられてきたローガン。だがある事件をキッカケに兄であるビクターと共に、ミュータントの能力を生かし様々な戦場へと参加する日々を送っていた。だが人間以上の能力に人々が恐れてしまい、2人とも行き場を失ってしまう。そこにある巨大組織が2人の能力買い、自分たちのチームへ誘いを掛ける。その誘いを受けチームに参加する2人だったが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「ウルヴァリン X-MEN ZERO」感想文)


作品のノリが意外に暗くないのに驚いたが、もしかしたら元々原作のノリ自体そんなに暗くはないのかもしれないと後で思い始めた。映画は1・2作目の監督ブライアン・シンガーの意向からか、”ミュータントである事の葛藤”に焦点を絞って描いていたので、悩める連中ばかりが登場してしまい妙に辛気臭い作品になってしまった。まあだからこそ面白かったんだけど。

でもウルヴァリンってバットマンをカラフルにしたようなコスチュームを着ているし、どちらかと云えば豪傑バカな感じに見える。私が初めて見たのが「マーベルVSストリートファイター」ってゲームだったのも大きいだろう。どう見ても何も考えず大暴れしている奴だもん、辛気臭い物語にする方が難しい。「ウォッチメン」なんもあるから一概にそうは云えないんだろうけど。

まあ普通に面白いくらいの作品かなぁ。その域は出ないけどね。

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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