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きみがぼくを見つけた日 09年アメリカ 

2009年10月31日 16:54

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2009年10月28日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★☆☆☆☆☆☆

監督:ロベルト・シュベンケ

出演:エリック・バナ、レイチェル・アダムス、アーリス・ハワード、ロン・リヴィングストン、スティーヴン・トボロウスキー、ジェーン・マクリーン、ブルックリン・ブルーほか

原作:オードリー・ニッフェネガー著

原題:「THE TIME TRAVELER’S WIFE」

配給:ワーナー・ブラザーズ映画

上映時間:110分

”「ゴースト/ニューヨークの幻」の脚本家が送る時空を超えた切ないラブストーリー”という、今更「ゴースト」のネームバリューに頼った宣伝をしている作品。わたしゃ感動できませんけど何か?
時空をさまよう定めを背負った男ヘンリー。だがいつ、どこの時代へと飛ぶのかも判らず、誰にも信じて貰えない秘密を抱え孤独に生きるしかない人生を送っていた。そんなときある時代で一人の少女と出会う。クレアと名乗るその少女にヘンリーは「未来から来た」と告げ、その言葉を信じるクレア。ここから時空を超える2人の愛の物語が始まるのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「きみがぼくを見つけた日」感想文)


この物語は”時を超えるピュアで切ないラブストーリー”などでは決してない。見方によっては絶望的とも云える残酷な物語だ。価値観の違いと言われればそれまでだが、この作品で起こる出来事を結果的には前向きに受け止める登場人物たちの神経が私には理解できなかった。

これは本人の意思とは関係なく時空を超えてしまうという設定を考慮した上で架空の例えを挙げてみる(それでもネタばれになるかもしれないので、読むときは注意して下さい)が、もしその人物が何らかの理由で姿を消した(死んだでもいい)場合、残された人は悲しみを乗り越えいつかはその人を思い出にするときがくる。特に亡くなってしまった場合は居ない事実を受け入れなければならない。

だがもし居るべきではない(居てはいけない)人物が忽然と前触れもなく姿を現してしまったらどうだ?最初はいい。だが次からは”いつか来るかもしれない”という期待が生まれてしまう。だがその人物はいつどこに現れるか判らない上に、留まれる時間さえ決められない。残された人たちはいつまでも存在してはいけない人物の登場に期待し、縛られ生きていく事を課せられてしまうのだ。

それは幸せな事なんだろうか?会えないと諦めていた人に会えるのはそりゃあ嬉しいよ。だがその人は会えないだけではない、存在すべき人ではないのだ。そんな人がちょこちょこと現れるなんて一生亡霊と付き合って生きていくようなものだろう。別れや悲しみを乗り越える事が容易でないのは判る。だがそれを乗り越えてこそ生きていける強さが身に付くのではないか?

私はアメリカ人だからこそドライに受け止めているのかと思っていた。だがこの作品の原作がベストセラーになるって事は、そう望む人も多いって事なんだろう。理解はできないが。ただそれがロマンチストだって事とは違うんじゃないのかな!・・・多分。
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気まぐれに「DX版モウギュウダイオー」をレビューしてみる

2009年10月31日 13:11

このブログでは値段の高い玩具をほぼ全く紹介していませんが、先日届きました「モウギュウダイオー」のバカでかさに撮影してみたい気持ちが沸きまして、今回の記事と相成りました。

ただ本当に「モウギュウダイオー」はでかいので、私が普段使用している撮影ブースでは規格外(ライトがまともに当たりません)になってしまい、いつもヘタクソな写真がより一層見難く(醜く)なっています。まあその辺は気まぐれなレビューって事でご了承ください。

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さすがに今使っている撮影ブースは限界かなぁ・・・

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DX版玩具/戦隊シリーズ コメント: 0 トラックバック: 0

ムゲンバイン 牙龍輝バインズ

2009年10月29日 18:23

食玩ムゲンバインシリーズより、「ムゲン猛神獣」と合体可能な「牙龍輝バインズ」を紹介

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私としては意外に早く完成しました

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ムゲンバイン/食玩 コメント: 2 トラックバック: 0

代行のススメ 09年日本

2009年10月29日 10:03

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2009年10月24日ユーロスペースにて鑑賞

評価★★★★★★★★☆☆

監督/脚本:山口智

出演:藤真美穂、山田辰夫、円城寺あや、矢柴俊博、佐藤貴広、高橋かすみ、志賀廣太郎、山中崇ほか

配給:モブキャスト

上映時間:83分

2009年7月に亡くなった山田辰夫氏主演と云う意味での遺作となった作品。若い監督によるインディーズ作品ではあるが、淡々とした語り口ながらも味わい深い人間ドラマになっている。
ある小学校で産休の代理教師を勤めている木村カヨ。だが休んでいた先生が復帰する事になり、子供たちともお別れになってしまった。それと同時に前の彼女とヨリを戻したいという旦那とは離婚する事になる。しばらく振りに実家に戻る事となったカヨだが、代行運転を家業とするその仕事を素直に受け入れる事ができず、手伝いもしないまま教師になるための勉強をする日々を送っていた。


(Yahoo映画レビューに投稿した「代行のススメ」感想文)


この記事を書いている今現在(2009.10.29午前)、Yahoo映画レビューに寄せられた「代行のススメ」のレビューは私の書いたのが1件だけだ。何というか意外に注目されないなぁというのが正直な処かな?私なんかはとにかく早く観たかったという想いが強く、渋谷でレイトショーなんて普段めんどくさくて行かないんだけど、雨にも拘らず片道2時間掛けて行ってきましたよ。

当日は初日と云う事もあって舞台挨拶もあったのだが、それでも7割程度の集客数だったからなぁ、やっぱ注目度は低いんだろう。ただそんな事は関係なく面白い作品だったし、個人的にはとても好きになった作品だ。映画としても十分な満足を得る事ができたし、できれば多くの人に観て欲しいと願っている。「僕の初恋をキミに捧ぐ」より1万倍は面白いぞ。もちろん個人的主観だけど。

それにしても惜しい人を亡くしてしまった。山口監督は始め怖かったそうだ(それだけ存在感があるという事でもある)が、山田氏がこの作品の脚本を気に入って参加したという事を聞き、正面を向き合い接する覚悟ができたそうだ。演出家としてどうか?という見方もできるけど。

また、積極的に自分の役柄へのアプローチをしていたらしく、「自分ならこんなセリフは言わない」などの様々なディスカッションが行われたようだ。結果的に当初予定していたセリフはグッと減ったらしいのだが、存在感の極まった人物像として仕上がる事となった。・・・別に山田氏がリハーサル嫌いだからとか、怖かったから意見を鵜呑みにした訳ではないよ?

何て冗談風に書いたが、一応これは監督が舞台挨拶で漏らした撮影秘話なのである程度信憑性はあると思うぞ。ただひとつ云えるのは、長年俳優業を営んできた山田辰夫という男が惚れ込んだ脚本だったという事実だ。だから私はこの作品に期待を持てた訳で、その期待を見事裏切る事無く造り上げた監督には心より感謝したい。きっと山田氏も喜んでいると思うしそう願っている。

もっと世に知れ渡ってもいい作品だと思うんだが、私のような微弱な力ではYahooのレビューや自分のブログで記事にする事ぐらいしかできないのがちょっと悔しいかなぁ・・・。

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ミポリン世代の憂鬱

2009年10月27日 16:41



あ!この前劇場予告観てひっくり返ったやつだ!


     (Yahooニュース「ミポリン、帰国、12年振り映画主演完成会見に笑顔で出席」)


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結婚して芸能活動を休止し(そのわりにコマーシャルで見掛けてたが)、久し振りに芸能活動を再開したと思ったら、12年振りの映画主演だと云う。(『サヨナライツカ』監督/イ・ジェハン)


しかも原作は旦那の辻仁成ときた!


しかもそこそこエロいシーンもある!


何ちゅーか別にいいんだけどさぁ、なにも復帰作に旦那の作品を選ぶこたぁないでしょ?いままでもそういった活動を夫婦でしてきたんなら判るけど、そんな素振りすら無かったのにいきなりなんだもん。そりゃあひっくり返るでしょ。だって私はミポリン世代だから!!


そう云えば辻人成って、前の奥さんも

自分の映画に主演させてなかったっけ?


・・・伝統芸か!?


ま、身内しか理解してもらえないんだろう。知らんけど。

・・・辻人成ってまだ需要あるんだねェ。私は全く琴線に触れませんが。でも映画は観ようかな。

だってミポリンは青春だったから!!

ああ憂鬱。

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さまよう刃 09年日本

2009年10月27日 15:53

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2009年10月23日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★☆☆☆☆☆☆☆

監督/脚本:益子昌一

出演:寺尾聡、竹野内豊、伊東四朗、長谷川初範、木下ほうか、池内万作、岡田亮輔、佐藤貴広、黒田耕平、酒井美紀、山谷初男ほか

原作:東野圭吾著「さまよう刃」

配給:東映

上映時間:112分

東野圭吾原作で150万部突破のベストセラー小説を映画化。少年犯罪がもたらす社会的矛盾を突いた社会派ミステリー作品。と思っていたが、時代錯誤な矛盾だらけの作品だった。
妻を亡くし、ひとり娘と2人暮らしの平凡な父親・長峰重樹。ある日の学校の帰り道、少年たちによって長峰の娘は拉致・監禁・凌辱されてしまい、さらに翌日死体となって川から引き上げられる。だが犯人の手掛かりは無く、失意のどん底にいた長峰だったが、あるとき謎の密告電話が掛かってくる。犯人の居場所を知った長峰は、娘が拉致監禁されたとされるアパートへ向かうのだが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「さまよう刃」感想文)


東野圭吾は1958年生まれだから現在51歳か。原作「さまよう刃」の執筆が2004年とたかだか5年前と。う~ん私は原作を読んでいないので、映画がどれほど原作重視に造られたのかは判らないんだけど、もし細部に至って違いが無いのであれば、東野圭吾はどんだけ世間知らずなんだと首を傾げてしまう。その位現実に則していない出来事が次々と起こってしまう作品だった。

特に携帯を含む電話の扱いがヒド過ぎる。いまどき「おばさん刑事」みたいな2時間ドラマだってしないヘマをしてしまう。それを気が付かない位世間知らずなのか?東野圭吾は。それとも40代そこそこの監督がバカなのか?正直私はそういった矛盾点をスルーしてしまうタイプなのに、そんな私でさえ気になる事ばかりが起こってしまい集中して観る事ができなかった。

それとも気にしてはいけないのだろうか?それよりもドラマに描かれたメッセージを受け取れと云うのだろうか?だが現実的社会問題を扱うのに、最低限の常識は備え描くべきだろう。でなければ絵空事になってしまい説得力が無くなってしまうではないか。せっかく画造りは素晴しいのに、なぜ作品に必要なリサーチを怠るのだろうか?

これは「踊る」の脚本家・君塚良一によく見られる現象だ。何故か彼のではあらゆる職業に対する敬愛の念が感じられない。聞きかじった知識だけを頼りに、作品で扱う職業などを適当に描写してしまうのだ。それでいて妙にメッセージ性を取り込もうとしたり社会派を気取ったりするもんでよけいに性質が悪い。それでも作品はヒットしてしまうから尚更頭にくる。

もしかして”その程度で大丈夫でしょう”なんて風潮が蔓延してるんだろうか?それとも(無意識にかもしれないが)観客をバカにしているのだろか?だったら単にバカである事を願うよ。

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エスター 09年アメリカ

2009年10月27日 12:59

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2009年10月22日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:ハウメ・コジェ=シェラ

出演:ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマン、CCH・バウンダー、ジミー・ベネット、アリアーナ・エンジニアほか

原題:「ORPHAN」

配給:ワーナー・ブラザーズ映画

上映時間:123分

ジョエル・シルバー製作のサスペンスホラー作品。奇をてらった逃げの演出は無く、ホラーと云うよりは正当派のサスペンス映画になっている。それでも私にとっては十分怖いけど。
3人目の子供を死産させてしまった負い目に苦しんでいるコールマン夫妻だったが、カウンセラーの勧めもあり養子縁組を貰い受ける決意をする。孤児院へと子供たちに会いにきたコールマン夫妻は、9歳とは思えない画を書くエスターと出会い、彼女を養子にする事に。だがエスターが家に来てからと云うものの、何故か不可解な出来事が続けて起こるようになってしまうのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「エスター」感想文)


いやー観た後にグッタリしちゃいました。私はホントにホラー系の作品が苦手でして(特にビックリさせるアレ)、この作品も観るかどうか散々悩んだ挙げ句、その日仕事がメチャクチャ忙しかったのにも拘わらず観てしまいました。冗談ではなく、次の日頭痛になってしまいましたよ。まあすぐ直ったけど。

ただそういった作品が好きな人にとってはそこまで怖い作品では無いと思う。作品紹介でも書いたように正統派サスペンスとして造られているため、常識ハズレな描写が一切無いからだ。だからこそ内容で勝負している訳で、一回勝負とは云えそのカラクリは中々見応えがあると云えるだろう。

それに期待していた子供たちの演技の素晴らしさはホントに見所で、「よくこんな事を演じさせたなぁ」という疑問と共にさすがだなと感心しきりだった。日本は子役がヘタクソだというのは通説のように広まっている(まあこれは演出側の問題も大きいけど)が、実際は同じ日本人だからこそ違和感として感じ取り易いという一面もある。外国の子供の日常の立ち振る舞いなんて普通知る由もないし。

それを差し引いても凄いんだけど。

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あの日、欲望の大地で 08年アメリカ

2009年10月26日 18:37

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2009年10月18日銀座テアトルシネマにて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督/脚本:ギジェルモ・アリアガ

出演:シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンス、ホセ・マリア・ヤスピク、ヨアキム・デ・アルメイダ、ジョン・コーベット、ダニー・ピノ、J・D・パルド、ブレット・カレン、テッサ・イアほか

原題:「THE BURNING PLAIN」

配給:東北新社

上映時間:106分

「21グラム」や「バベル」の脚本家として評価の高いギジェルモ・アリアガの初監督作品。物語はいつもの様に複雑で重いが、今までになく得られるモノのある作品だった。私には。
高級レストランのマネージャーとして手腕を振るうシルヴァは、行きずりの情事を繰り返す孤独な女性でもあった。また、ニューメキシコで父親と共に暮らすマリアは、農薬散布を生業とする父親の傍で幸せに暮らしている。そしてその昔、過去の出来事が原因で不倫に走ってしまった女性ジーナは、家族を愛する気持ちとは裏腹にどうしても情事を止める事ができずにいる。そんな様々な時、様々な場所で、様々な人たちが繰り広げる物語が今始まろうとしていた。


(Yahoo映画レビューに投稿した「あの日、欲望の大地で」感想文)


世間一般的には天才脚本家として評価の高いギジェルモ・アリアガだが、私はあまり好きになれなかった。ただこれは「21グラム」や「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督(名前長っ!)の作品だから好きになれなかった可能性もあるので、ちょっと観るのが楽しみではあった。

まあ結果的には先の2作より断然良かったと云える。もちろん好みの問題なんだけど、やはりイニャリトゥ監督の色が強かったのだろう。それが今回ギジェルモに監督をさせるキッカケになった可能性としても考えられる。勝手な想像だが。それに完璧主義者っぽいから今後は自分で監督する事が増えそうだ。これも勝手な想像なんだけど。

まあそれでも相当に重い物語なので、気軽に楽しめるなんて事は無く、ある程度覚悟して観に行った方がいい。人の恥部を覗き見しているようで、何とも居たたまれない気持ちになってくる。役者の演技がそれを帳消しにしてはくれるが、人の性の本質が見えるようで心がズキズキしてしまうだろう。

でもこの話って見方を変えると昼メロみたいな内容なんだよねェ。変な日本タイトルだけど、”欲望”という言葉だけは云い得て妙なんだよ。でもそれを感じさせない役者と演出家の力量の高さに感心してしまえばいいのか。そう考えるとやっぱ凄い作品って事なんだろうな。

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ムゲンバイン ムゲン猛神獣

2009年10月26日 17:23

やっとムゲンバイン食玩シリーズの「ムゲン猛神獣」が完成したので紹介します。

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ちなみに次の「牙龍輝バインズ」が本日(10/26)届いてしまいました。

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仏陀再誕 09年日本

2009年10月24日 16:59

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2009年10月18日丸の内TOEIにて鑑賞

評価★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

製作総指揮:大川隆法

企画/脚本:大川宏洋

監督:石川タカ明

声の出演:子安武人、小清水亜美、吉野裕行、白石涼子、三石琴乃、置鮎龍太郎、銀河万丈、千葉繁、三木眞一郎、伊東美紀、島本須美、雪野五月ほか

原作:大川隆法著「仏陀再誕」(幸福の科学出版)

配給:東映

上映時間:114分

全国の映画興行収入第2位を記録した、幸福の科学・大川隆法原作のアニメーション作品。どうやって興行収入第2位にこぎ付けたかはさて置き、今何かと話題の作品を観に行ってきちゃいました。
ジャーナリストを目指す普通の女子高生・天河小夜子は、汚職スキャンダルの誤報を苦にして電車に飛び降り自殺してしまった憧れのエリート新聞記者、金本のニュースを聞きショックを受けてしまう。だがそのせいで小夜子は”霊”が視えるようになったばかりか、その金本が自殺した電車のホームで不思議な体験をするのだった。危うく異次元の世界に引きずり込まれてしまいそうになった処を、以前付き合っていた大学生・海原勇気に助けられた小夜子だったのだが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「仏陀再誕」感想文)


幸福の科学はこれまでも何本かアニメーションを造ってきたそうだが、私は全く未見だし、幸福の科学についての意見も別にない。面白半分にからかってみようと云う邪な思いは少なからずあるが、それでもキチンと映画を観た上で1本の作品として評価したつもりだ。・・・文句も垂れたけど。

19歳が脚本書いたとか、一昔以上前のCGレベルだとか、豪華すぎる声優陣はどうなんだ?とか、とりあえずツッコミ所は満載なので、もし死ぬほど暇なら観ると話のタネにはなると思う。ただ自分たちの理念は正しい、真実であるの一点張りなので、軽く受け流さないとイライラが募るだけになる。

私はレビューの中で「宗教がツマラナイ」と書いたが、仏教に関してはそう思っていない。もちろん詳しく勉強した訳ではないので理屈はこねられないのだが、私の父親が3年ほど前に亡くなったとき、焼却場に来ていたお坊さんと少し話したのがキッカケで考え方を見直した事がある。

※ちなみにこれから書く宗教感は知識の無い私個人が思っている程度な事を理解して欲しい。

その時話した事をあまりハッキリ覚えている訳ではないが、例えば普通宗教と云うのは頂点に立つ偉い人(キリストや大川、池田なんかもそうだろう)が、神の使いだという立場として神の言葉を伝え広める役割を担っているらしく、信者はその言葉を信じるだけで心が満たされてしまうパターンが多い。

つまり上から見下している神さんを信じていれば幸せになれると云う、他力本願を主体としているのが一般的に広まっている宗教になる。そこには様々な言い分や言い訳はあるだろうが、何事も神様頼りなのは間違いないと思う。幾ら祈っても神様が何かしてくれる訳は無いんだが。

だが仏教と云うのはそこに制限や規則があまり無く、自分自身のペースで構わないからなるべくみんなで高みを目指しましょうという、その位の志であってもそれが信仰に繋がるらしいのだ。何が何でも誰それを崇め讃え祀るなんてしなくとも、生きていく上で気持ちに余裕が無くなったときに少し思い出して、平穏な精神を取り戻せばいいよ程度に自分の中に留めておけばいいそうだ。

その代り自分自身の生き方には責任を持たなければならない。まあごく当たり前な事なんだけど、世の中には当然ながらそれができない人もいる。そういう人が何かにすがるために宗教に入ってしまうのだろう。最終的な決断は自分自身でして欲しいとは願うが、それで救われるんだったらその生き方を否定する気はサラサラ無い。私は私自身の認識が正しいなんて思っていないのだから。

だが宗教の厄介なのはそこで、自分たちの信仰こそ絶対であり真実だって言われちゃうと参っちゃうんだよなぁ。この作品でも、輪廻転生やあの世の存在、人は肉体ではなく魂が大事なんて事を真実だと断言しちゃうんだよ。”そういう風な考え方もある”ならまだ判るが、何故か決め付けてしまう。

私は霊が見えるって人は見えるんだと思う。ただそれも見える人と見えない人がいるし、見える人でも同じ場所や時間で全く同じモノが見える訳ではなく、人それぞれ見え方も違うのではないかと思う。人間は(特に脳は)まだまだ解明できない部分が多いため、その人の深層心理や体験など色々な条件が重なる事で、何かが具体的なカタチとなって見える人がいてもそれは不思議に思わない。

だがそれを江原みたいに”存在するモノ”として扱う事に苛立つ。私は江原が何か見えたって全然構わないし、見えるんだろう、彼には。でもそれは江原だけに見える何かであって、言われた人には全くをもって関係ない何かの可能性だってある。だが江原は必ず正しいとされる答えを言い放つ。浅はかな思い込みかもしれない訳の判らない見えたモノに対して。

何もこれは江原だけの話ではない。別に見える事を嘘だとは思わないが、何を根拠にそのモノが何者であるか断言できるのか、その意味が判らないだけだ。私は自分自身すら疑って掛かる人間性があるからかもしれないが、何故そんなに簡単に人を信じるのかがそもそも判らない。もちろん信用するに値する人はいる。だがそれは散々ディスカッションしたからだ。それだってそいつが必ず真実を語るなんてそんなバカな話は無い。誰だって間違いは犯すのだから。

世の中の真相真理をこうも簡単に云えてしまう説法ってどんだけ価値が低いんだ?それにすがってりゃ生きていけるなんてどんだけ楽したいんだよ。私自身は宗教を否定するつもりは無いが、それでもこんな映画造ってこれが真実なんて叫ばれた日にゃあ、ちょっとは文句も言いたくなるだろ!


あ~あ、長い愚痴になっちゃった。エヘ♡

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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