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スイートリトルライズ 09年日本

2010年03月31日 17:03

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2010年3月28日新宿武蔵野館にて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督:矢崎仁司

出演:中谷美紀、大森南朋、池脇千鶴、小林十市、大島優子、安藤サクラ、黒川芽以、風見章子ほか

原作:江國香織著 「スイートリトルライズ」

主題歌:スガ シカオ 「雨あがりの朝に」

配給:ブロードメディア・スタジオ

上映時間:117分

人気作家・江國香織の「スイートリトルライズ」を、「ストロベリーショートケイクス」の矢崎仁司が手掛け映画化した作品。・・・なんて知ったか風に書いてるが、私など今までおよそ関わりの無かった世界の作品になっている。
人気テディベア作家の瑠璃子は聡と結婚して3年になる。傍から見れば誰からも理想の夫婦として映る2人だったが、その実すれ違う心をどう埋めていいのかが判らない仮面夫婦と化していた。ある日瑠璃子は自ら開催したテディベアの個展会場で、非売品である”ナナ”を譲って欲しいという青年・春夫に出会う。あまりに実直にナナを欲しがるその青年に心を打たれ、思わず譲ってしまう瑠璃子。後日、偶然再会した2人はあっという間に恋に落ちていくのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「スイートリトルライズ」感想文)


この作品は、監督である矢崎仁司の類い希なる手腕がモノいったからこそ上質に仕上がったが、もしどこぞのTVディレクターなんかが演出してしまったら目も当てられない駄作になったのは間違いない。ただでさえダブル不倫をしてしまうと云う昼ドラのような題材なのだから、やろうと思えば何処までも安っぽく造る事もできてしまうのだ。矢崎仁司に監督を任せると決めた製作陣こそ、この作品唯一無二の功績者ではないだろうか。・・・大げさか。

だがこの手の話だと私の場合、大抵は「勝手にすれば?」となる。最近ではミポリンの「サヨナライツカ」なんかもそうだったが、やってる事は下世話も下世話、単に自分勝手な欲望でしかないのに、オシャレな感じに着飾る事で”欲望”という本質を誤魔化しカッコよく見せちゃおうってだけで、それは自分のウ○コに香水を振りまき、「私のウン○、ジャスミンの香りがするのよ❤」って言ってるのと何ら変わりは無く、だからこそどーでもよくなってしまうのだ。・・・申し訳ない、下品な例えで。

まあそういった私のそれこそどーでもいい価値観は置いといて、そんな一歩間違えば低俗にもなり得る物語を、ここまで魅せる作品に築き上げた矢崎監督の演出技量の高さには素直に感心させられた。他の監督作品も追って観てみようと思う。ただ私、レンタルビデオ店って行かないんだよなぁ。「前回行ったのって何年前だっけ?」ってぐらい行かない。観るとか観ないとかよりそっちの問題の方が厄介だな、コリャ。

・・・TVでやんないかな?
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プリンセスと魔法のキス 09年アメリカ

2010年03月31日 13:31

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2010年3月24日レイクタウン越谷にて鑑賞

評価★★★★★★★★☆☆

監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ

声の出演:アニカ・ノニ・ローズ、ブルーノ・カンボス、ピーター・バートレット、キース・デヴィット、ジェニファー・ルイス、マイケル=レオン・ウーリー、ジョン・グッドマン、テレンス・ハワードほか

原題:「THE PRINCESS AND THE FROG」

配給:ディズニーピクチャーズ映画

上映時間:97分

「リトル・マーメイド」や「アラジン」を手掛けたジョン・マスカーとロン・クレメンツによる、ディズニーとしても2004年以来久々となる2D映画。監督が宮崎駿の「ポニョ」に触発され手書きにしたらしい。・・・ですよね?
ニューオーリンズに住む少女ティアナは、洋裁の仕事でお城に通う母親に付いて行く内に、そこに暮らす同年代の女の子・シャーロットと仲良くなっていた。ティアナの家は決して裕福とは云えなかったが、愛する両親に囲まれ幸せに暮らしていた。時は経ち、亡き父親の願いでもあったレストラン開店のため、休み無く働いているティアナのバイト先にシャーロットがやってくる。なんでもこの街にある国の王子様がやってくるらしく・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「プリンセスと魔法のキス」感想文)


私の心が純粋で綺麗などとはとてもではないけど言えないが、そんな自分でも素直に楽しめた作品だった。・・・いや、それ以上に感動させて貰った作品だったと云える。自分でもビックリするほど泣いてしまったのだ。

正直”ディズニー”と名の付く作品はあまり好きではない(ピクサーはちょっと別)し、本来するべきではないと判っていても観る前から何かしらのレッテルを貼ってしまう(特にアニメ作品は)のがディズニー映画だ。”いい子ちゃんぶっちゃって!”とか。まあ要するにヒガミなんだけど。

それが最近ピクサーの作品がまぎれる事でその認識にも一目置くようにはなったのだが、でも結局”ピクサーの造る作品だから面白い”という結論に達してしまう訳で、今では”ピクサー以外のディズニー作品は・・・”という新たな常識になりつつあったのも事実だ。もちろん私の中での認識だが。

ところがここ最近、それすらも変わってきている。自虐ネタを真っ向からやってしまった「魔法にかけられて」や、3DCGで正統派冒険活劇とドラマ性とファンタジー風味を上手く融合させた「ボルト」など、純粋ブランドのディズニー作品の中にも優れた作品がコンスタントに登場するようになってきたのだ。

これはピクサー作品が影響しているのは言うまでもなく、いい意味で切磋琢磨した結果なのだと思う。それにディズニーというブランドにあまり縛られる事なく作品造りをしてきたピクサー作品の評価とその結果に、さすがのディズニー自身も今までと認識を改めざる得なくなってしまったのだろう。ブランドとイメージは確かに大事だが、それだけでは優秀であるクリエイターが無駄死にするだけだって事を。

この作品のプリンセスをアフリカ系女性に決めた事もその表れのひとつかもしれない。そういう意味ではまだまだ鼻に付く描写もあるにはあるが、ディズニーというブランド自体は今まさに新たな扉を開いたのだろう。これから造られる作品が楽しみになってきたよ。・・・変な期待はしなくともね!

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ミニプラ ファイブロボ

2010年03月30日 17:48

1990年に放映されたスーパー戦隊シリーズ「地球戦隊ファイブマン」。その一号ロボである「ファイブロボ」のミニプラを先日オークションにて手に入れたので紹介

     081frmp.jpg

・・・落札金額はナイショ。シャレになってないんで。

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ミニプラ/地球戦隊ファイブマン コメント: 6 トラックバック: 0

息もできない 08年韓国

2010年03月29日 18:07

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2010年3月22日シネマライズにて鑑賞

評価★★★★★★★★★★

製作/監督/脚本/編集/主演:ヤン・イクチュン

出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファン、チョン・マンシク、ユン・スンフン、パク・チョンスン、キム・ヒスほか

英語題:「Breathless」

配給:ビターズ・エンド/スターサンズ

上映時間130分

映画を造るほぼ全ての要素を背負っているヤン・イクチェンのデビュー作品。彼自身のごく個人的な作品であるのは間違いないが、ひとつの映画としての完成度はズバ抜けて高く、近年稀にみる傑作として仕上がっている。
年上の友人マンシクが経営する債権回収業者で働いてる取り立て屋のサンフン。暴力的な取り立てはもちろんストライキの鎮圧、屋台の強制撤去など、その手加減の無さは仕事仲間でさえも怖がっている。そんな粗暴なサンフンだったが、母親の違う姉の息子・ヒョンインだけは可愛がいがっており、何かと気を掛けているのだった。ある日サンフンが通りを歩きながら唾を吐くと、偶然通り掛かった女子高生・ヨニの胸元にかかってしまい・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「息もできない」感想文)


今年(とはいってもまだ三ヶ月しか経っていないが)観た映画ではダントツ面白かった作品。”面白い”という言い方は違うのかもしれないが、大げさではなく今まで観てきた映画の中でも上位に食い込むほど素晴らしい傑作だった。もちろん私の中ではだけど。

だから文才のカケラも無い自分がどうこの作品の感想を書いたらいいのかが見当も付かず、Yahooのレビューも何だか判らぬ間に行数を埋めただけの駄文になってしまった。言いたい事は山ほどあるのに、どう言っていいか判らないという、中学生が読書感想文を書くときの様な悩みを抱えてしまう。あー!ちゃんと勉強しとくんだった!

・・・一応冷静に分析しておくと、この作品はヤン・イクチェンのひとり舞台とも云える個人的作品なのは説明したが、だからと云って感性に溺れた何だかよく判んない芸術的作品では全く無い。どちらかと云えば物語としての構成には無駄が無く、表現したいと願う事柄も実に客観的立場を心得た演出となっていて、説明多可な押し付けがましさや判り難さなど、新人監督に陥りやすい身勝手さは全くと言っていいほど見られない。

それと共に驚いたのが笑いのセンスだ。この作品には精神的にも肉体的にも相当に苦痛となる暴力が蔓延っているのだが、それ以上に笑いが起こる。主人公やその周りの連中の生活環境は劣悪そのものなのだが、生きていく上で決して無くしてはならない笑顔になる瞬間が幾度も訪れる。それも何かに頼った質の低い笑いなどではなく、人生において生まれるであろう本質的な笑いばかりなのだ。

単に自分の思いを吐き出したいだけであれば笑いのシーンなど生まれないし、生む必要もない。大体笑えるシーンと云うのは生みだすだけでも難しいのだ。だが監督は”あくまでコレは映画なんだ”というポリシーとプライドを持ち続けていたからこそこのような表現方法になったのだろう。もしくは天性の才能か。

自分の経験なので当てにはならないが、韓国映画でここまで笑ったのって私は初めてだった。物語の本質に触れるだけでも傑作である事は間違いないと確信できる作品なのに、それ以上に観客を楽しませるというサービス精神まで見せられちゃってはひれ伏す他ないでしょ。もー完敗!参りました!!

もちろん誰もが傑作だと思える作品などこの世には存在しないし、この作品も「ざーけんな!クソ映画じゃねえか!」という感想(そんな言い方しなくてもいいが)の人だって当然いるだろう。単に私のツボを押しまくりまくっただけであり、この作品に出合えた事を感謝したいだけなのだから。

・・・しかし何と云うか全く冷静にはなれなかったし、結局何書いてんだろうって感じの文章になってしまいました。ホント申し訳ないッス。いい作品だとは思うので、もし行ける環境にあるのならば是非観て欲しいです。

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DX版 天装戦隊ゴセイジャー ランディックブラザーセット

2010年03月29日 15:28

「天装戦隊ゴセイジャー」のヘッダーシリーズ、「ランディックブラザーセット」のDX版玩具を紹介

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DX版玩具/戦隊シリーズ コメント: 2 トラックバック: 0

マイレージ、マイライフ 09年アメリカ

2010年03月27日 14:08

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2010年3月21日TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞

評価★★★★★★★★☆☆

監督/脚本:ジェイソン・ライトマン

出演:ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック、ジェイソン・ベイトマン、ダニー・マクブライド、メラニー・リンスキー、エイミー・モートン、サム・エリオット、J・K・シモンズほか

原作:ウォルター・カーン著

原題:「UP IN THE AIR」

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

上映時間:109分

「サンキュー・スモーキング」「JUNO/ジュノ」のジェイソン・ライトマン監督による人間ドラマ。この作品に登場する”リストラ宣告人”なる職種には馴染みの無い日本だが、この不況では身につまされる現実とも云えるだろう。
年間出張322日、企業のリストラ対象者に解雇を通告するプロフェッショナル、いわゆる”リストラ宣告人”であるライアン・ビンガム。全米中を飛び回りながら、二度と会わない相手に対して人生のやり直しを淡々と告げる彼のやり口は、あくまでリストラによるトラブル回避のテクニックだった。だがあるとき新入社員として起用されたナタリー・キーナーの教育係を任されてしまう。ひとり気ままに仕事をしたいライアンにとって邪魔なナタリーだったが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「マイレージ、マイライフ」感想文)


非常にスマートで無駄のない作品。かと言って説明的な演出ではなく、エピソードに積み重ねによって人の想いを綴っていく物語になっている。価値観や人生観、文化の違いがあるので理解するのが難しい部分もあるにはあるが、価値観の押し付けなどは一切せずにさり気なく描き切っている。・・・ホントに32歳か、監督は?

あまりにアッサリし過ぎていて物足りなさを感じるかもしれないが、私はこれでもいいかなって思った。作品によってはハッキリ意思表示した方がいい場合もあるが、この作品のように主人公の気持ちの変化そのモノを描く場合、あまりに何でもかんでも見せてしまうってのは、観る側の想像力までも欠落させてしまう恐れがある。それではあまりにつまらない・・・何て私などは思ってしまう。

もし人物像などに物足りなさを感じたのならば、そんなモノは勝手に想像してしまえばいい。表現者である演出家があえてバックグランドを描かないのは観る側を信頼してるからであり、だったら好きなように解釈してしまえばいいのだ。時折心の声で何もかも説明してしまう作品があるが、(作品にもよるけど)個人的には苦手かなぁ。タランティーノみたいなセンスある会話劇ならいくらでも喋っていいけどね。

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かずら 09年日本

2010年03月27日 12:47

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2010年3月20日シネクイントにて鑑賞

評価★★★☆☆☆☆☆☆☆

原案/監修:小林信也

監督:塚本連平

出演:三村マサカズ(さまぁ~ず)、大竹一樹(さまぁ~ず)、芦名星、ベンガル、井森美幸、田中要次、正名僕蔵、酒井敏也、載寧龍二、岩松了、保積ペペ、長谷川朝晴、小松和重、丘みつ子、麿赤兒ほか

原作:小林信也著「カツラーの秘密」ほか

配給:クロックワークス

上映時間:94分

お笑い芸人である”さまぁ~ず初主演による、コンプレックス克服ムービーを銘打ったコメディ映画。私はさまぁ~ずが大好きだが、残念ながらこの作品はお笑いとしても映画としても中途半端と云わざるを得ない・・・多分。
家族全員に遺伝しているという若ハゲに悩むサラリーマン・森山。転勤を機にカツラを付ける事を決意するが、時間とお金の問題から中々条件に合うお店を見付けられなかった。だが偶然発見した怪しいお店の怪しい店主・大和田によってその問題が解決、森山は心機一転新たな人生のスタートを切る事になる。予想を超える数々の困難を乗り越えていく森山はある日ひとりの女性と出会い、その出会いによって森山の運命は一転するのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「かずら」感想文)


私の場合”映画”としてこの作品を観たので評価が低くなった。もちろんこれは映画なのだから当たり前な事なんだけど、この作品に限っては別の側面も持ち合わせているのであえてそう言わせて貰う。つまり”娯楽におけるひとつのコンテンツ”という意味だとこの作品もある程度は満足感を得られるよう造られている、とも云えるからだ。

もっと判りやすく云えば”さまぁ~ずが出演しているちょっといい話”という見方をする事で、”楽しんだ”という満足感は十分得られる作品になっている、となる。非常に前向きで肯定的な意見だが、逆に云えばさまぁ~ずというネームバリューがなければそう捉える事もできない、とも云えるだろう。

だが映画もさまぁ~ずももの凄く好きな自分にとっては、たいがいにしろってくらい中途半端な作品で、ドラマとしての魅力は何も無く、さまぁ~ずの魅力は半減されてしまっているという何とも厄介な気持ちにさせられてしまった。さまぁ~ずがさまぁ~ずを全面に押し出し出演しているドラマにも拘わらず、それを覆すドラマ性も無ければ大した笑いも生まないという、何故さまぁ~ず主演で映画を造ったのかが全くと言っていいほど判らないのだ。私には。

造ってる連中は楽しんでたんだろうね。そう思うとちょっとやっかみで批判してみたりして。

・・・ウソ。ホントつまらんかったよ、私にはネ。

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DX版 天装戦隊ゴセイジャー シーイックブラザーセット

2010年03月25日 18:31

今までも時々記事にしてきましたが、これから戦隊シリーズに関してはDX版の玩具も紹介する事にしました(あらたにカテゴリも設けました)。ただ全てまんべんなく紹介するかは今のところ未定(毎年全種を買っている訳ではないので)で、紹介の仕方も他のサイト様に比べかなり簡素なモノになると思います。ご了承下さい。

では「天装戦隊ゴセイジャー」より、ヘッダーシリーズ「シーイックブラザーセット」を紹介します

     051sbsd.jpg

※3/27追記しました

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DX版玩具/戦隊シリーズ コメント: 4 トラックバック: 0

ミニプラ ゴセイグレート

2010年03月25日 13:30

2010年度放映のスーパー戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」。そのミニプラ版「ゴセイグレート」を紹介

     061tggg.jpg

※3/25追記しました

※3/29更に追記しました・・・

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しあわせの隠れ場所 09年アメリカ

2010年03月20日 16:24

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2010年3月17日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★★★☆☆

監督/脚本:ジョン・リー・ハンコック

出演:サンドラ・ブロック、ティム・マッグロウ、クイントン・アーロン、キャシー・ベイツ、リリー・コリンズ、ジェイ・ヘッド、レイ・マッキノン、キム・ディケンズ、キャサリン・ダイアー、アンディ・スタール、トム・ノウィッキほか

原作:マイケル・ルイス著「ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟」

原題:「THE BLIND SIDE」

配給:ワーナーブラザーズ映画

上映時間:128分

主演のサンドラ・ブロックが、ゴールデングローブに続きアカデミー賞で主演女優賞を受賞してしまったという、実話を基にした作品。リー・アン夫人の見事な偽善っぷりが痛快さまでもたらしてくれるという変な作品でもある。
父親の顔を知らず、母親からは引き離され、様々な人の処へと転々としながら生きてきた黒人少年のマイケル・オアー。今は知り合いのおじさんの処に住まわせて貰い、学校にも通わせてもらってはいるが、おばさんからは邪険に扱われ勉強には全く付いていけないでいた。居場所のなくなったマイケルは、真冬の街をひとりTシャツ1枚で寝場所を探して歩いていると、ひとりの白人女性に声を掛けられる。リー・アンと名乗るその女性は、夫と娘・息子の住む自宅にとりあえず一晩だけでもとマイケルを招き入れるのだが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「しあわせの隠れ場所」感想文)


アメリカ人が好きそうないい話だし、大いなる偽善の上に成り立っている物語なのも十分に理解できるが、それを踏まえた上でも面白い作品でしたね、私には。実話でありながらもエンタメ作品として昇華していると云う、意外に難しいハードルをちゃんと越えていたのには驚かされたよ。要はひとつの作品として十分楽しめたって事だ。

この作品に登場するリー・アン夫人はねェ、天然なんだよ。天然の偽善者。だから自分の行動に多少思い悩む事はあっても、最終的には意志を貫き通してしまう。それが正しいと信じているからだ。そんな夫人の行動の中には、他人から見れば嫌悪感をもたらすようなお節介も多々あっただろうし、もしかしたら間違った解釈の下、自分の信じる正義を貫いた事だってあるかもしれない。だが今回作品で描かれているマイケル・オアーに関しての偽善は少なくとも褒められるべき行いだと思うし、私はそう捉える事ができた。

大体お涙ちょうだいのいい話ったって、邦画のク○映画に比べれば100万倍マシだけどね。悪意など微塵も見せない気持ちの悪いいい人ばっかりを登場させたり、病気にしちゃったり殺しちゃったりする事でしか物語を描けない陳腐な作品ばっかりじゃん。それに比べれば堂々と偽善を謳歌するリー・アン夫人の生き様の方がよっぽど清々しいよ。

・・・まあ私の価値観が狂っているのかもしれないけど。

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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