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超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ 10年日本

2010年06月30日 18:37

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2010年6月19日ワーナー・ブラザーマイカル浦和御園にて鑑賞

評価★★★★☆☆☆☆☆☆

監督:柴崎貴行

脚本:米村正二

出演:戸谷公人、古川雄大、秋山莉奈、松本若菜、溝口琢矢、松元環季、永田彬、上野亮、石丸謙二郎ほか

声の出演:関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一、高橋広樹ほか

原作:石ノ森章太郎

配給:東映

上映時間:約70分

超電王 THE MOVIE第二弾、三作中ラストを飾る作品。「電王」の世界観とは異なる「ディケイド」から参戦した身勝手お宝ハンターこと、海東大樹が主役の話。何でもアリだが、作品としては三作中一番マトモかも。
良太郎とモモタロスたちがイマジンを追っていると、そこにイマジンに憑依された海東大樹が現れる。何故か良太郎に会う事が海東の願いだったらしく、願いを叶えたイマジンはさっさと過去へ飛んで行くのだった。イマジンを追って過去へ飛んだ良太郎たちはすぐに見付けて倒すものの、その隙に海東がデンライナーを乗っ取ってしまう。イマジンはデンライナーを乗っ取るための時間稼ぎのオトリだったのだ。


※この作品はYahoo映画レビューに投稿してません。


「電王」・・・ではない「ディケイド」の、それもディエンドが主役の物語で、脚本もいつもの小林靖子女史ではなく「ディケイド」の後半のメインライターを務めた米村正二氏だった事もあり、大分期待薄で観に行ったような気はするが意外に面白かったのは嬉しい誤算と云える。新造形のNEW電王や、ディエンドの進化系なども登場し、映画的豪華さも3作中一番あったようだし。まああくまで3作中で一番ではあるが。

別にアンケートを取った訳ではないから真実のほどは判らないが、海東大樹に感情移入する人って少ないと思うんだがどうだろうか?彼を主役に持ってくること自体不思議だったし、結構な冒険だと私は捉えてしまった。ただそうなると新キャラの存在が非常に重要になってくる(というか作品の良し悪しは彼で決まる)のだが、これが初登場の印象とは裏腹に上手い具合に転がってくれたように感じられた。



※ちょっとネタばれしてます

新キャラの黒崎レイジは(過去の出来事が影響し)人を信じる事ができないという設定で登場する。だがお宝しか信じていない(ように見える)海東大樹に対して人間性を見出したときに、自身の価値観との間に化学反応を起こすのだ。この黒崎の人としての成長が意外とスンナリ受け入られたのは、その対象であるキッカケが海東というロクデナシだったからに他ならない。おそらく人のいい良太郎がいくら説得しても黒崎は変わらなかっただろう。

ある意味近い境遇を味わってきた者同士(具体的な提示はないけど)だからこそ耳を傾ける事ができたという、少し突っ込んだ人間性と人との関係性が描かれていた事が面白く感じた理由だと思う。特に子供っぽいといえる電王の世界観に大人な要素を無理なく持たせるには、実は海東のような破天荒であり、一匹狼であり、結局はよく判らない妙なキャラクターが適任だったのだ。それをもし先見の目で捉えてたのならさすがといえるだろう。


しかしまあ何というかやっと三作観終わったよ。それにしてもやっぱりキツイよねェ、2週間ごとの公開ってのは。それも公開館数の少なさと上映回数の少なさに予想以上に苦しめられたってのはどうなのよ?シネコンでの公開はしょうがないとしても、せめて一週でもレイトショーはやって欲しかったなぁ。そうすれば無理なく観に行けたのに。・・・まあそれはあくまで私の都合なんだけど。

あとは夏の映画を楽しみに待つとしましょうかね。映像や情報を見る限りかなり期待できそうだし。
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FLOWERS フラワーズ 10年日本

2010年06月30日 16:59

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2010年6月18日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★☆☆☆☆☆☆☆

監督:小泉徳宏

脚本:藤本周/三浦有為子

出演:蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子、大沢たかお、井ノ原快彦、河本準一(次長課長)、駿河太郎、三浦貫大、平田満、真野響子、塩見三省、長門裕之ほか

主題歌:「ねぇ」/DREAMS COME TRUE

配給:東宝

上映時間:110分

昭和初期から平成まで3世代に渡って激動の時代を生き抜いた6人の女性にスポットを当て、それを日本を代表する6人の女優に演じさせた・・・という企画ありきの作品。どうも大貫卓也ってのが諸悪の根源らしい。
昭和11年。先進的考えを持つ凛は、親同士の決めた結婚にどうしても納得できないでいた。家族揃っての最後の晩餐でも、その事で父親と喧嘩になってしまう。時代は変わり平成の現代。ピアニストを目指し東京へ上京していた奏は、自分の才能に限界を感じると共に恋人とも別れてしまい、人生の岐路に立たされていた。祖母の葬儀で久し振りに帰郷したが、妹である佳に自分の抱える悩みを見破られてしまい・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「FLOWERS フラワーズ」感想文)


宣伝文句ばかりが大げさで中身の無い作品。正直キライなタイプの作品でもある。企画・製作総指揮の大貫卓也が誰かは知らないが、畑違いな分野に手を出すならもっと腹括ってやってくれよと思う。それと製作プロダクションの「ROBOT」、「ALWAYS」の成功を何処まで利用するんだ?作品やるたびにCGの質が落ちているのは私の勘違いか?最低限見られるのを作ってくれよ。いくらなんでも今回はヒド過ぎるだろ。

これ任された監督もかわいそうだよなぁ(・・・あくまで妄想です)。こんなCMの延長みたいな作品、やりたくなかっただろうに(・・・だから妄想です)。映像と演出がモロ年寄り好み(特に昭和!)なんだもん、監督なんて名ばかりで自分のやりたい事なんて一切できなかったんでしょ(何度云えば判るんだ!妄想だよ、も・う・そ・う!)。はぁ~、仕事って大変だよねェ・・・現実ってもっと辛いよねェ・・・。そういう意味じゃあ、あんたエライよ!よく完成させたよ!こんな作品なのに!・・・もしノリノリでやっていたらどうしましょ?

とまあ冗談はこの辺で。とにかく私には何の引っ掛かりも無い作品だって事を言いたかっただけです。

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孤高のメス 10年日本

2010年06月30日 15:26

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2010年6月17日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:成島出

脚本:加藤正人

出演:堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、重松豊、成宮寛貴、矢島健一、平田満、余貴美子、生瀬勝久、柄本明ほか

原作:大鐘稔彦著「孤高のメス」

配給:東映

上映時間:126分

実際に医療に携わっている大鐘稔彦の同名小説を映画化した作品。監督は「フライ・ダディ・フライ」「ミッドナイトイーグル」の成島出。”医療問題に鋭く切り込むドラマ”とあるが・・・ちょっと違うと思うぞ。
医師を目指し研修中の中村弘平は、母の葬儀を済ませ遺品を整理していると、母・浪子が看護師として勤務していた当時の日記を見付ける。1989年、ある地方都市。浪子の勤める地方の市民病院では、患者のたらい回しや手術での不備が日常化しており、浪子は仕事への意欲を失くしてしまっていた。そこへ大学病院から当麻という外科医が赴任してくる。始めは他の医師同様いけ好かないと感じていた浪子だったが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「孤高のメス」感想文)


この作品が世間的に評価が高くなるのは当然だと思う。まず作品として面白いと思ったし、当麻のあの人間性は弱者である患者にとって神様と云わんばかりの完璧さで、それを堤真一が渾身を込めて演じているのだから惚れてしまうのも十分理解できる。私のような偏屈な意見はそれこそ極々少数派だろう。

それでも私には当麻と云う人間が怖いと思った。人としてあまりにも純粋すぎるからだ。作品を観る限り一点の曇りもない様に描かれてしまっているが、それはむしろ人から遠い存在にしか見えず、場合(人)によっては崇高な存在として崇めてしまいそうな人物像にも感じた。”究極の理想を具現化してしまう”事が何を招くか私には判断などできないが、あまりに軽々しく肯定はできない・・・と思う。

それとは別に、物語がそれほど面白くなかったってのも評価を下げる要因ではあった。結構なご都合主義で、道しるべがクッキリ見渡せるくらい展開が判りやすい。出てくる人は善人ばかりだし、悪の要因をヤブ医者たちだけに押し付けてしまう単純さは、ストーリーテラーとしてのレベルの低さを露呈してしまっている。そんな単純な構造じゃあないでしょ?人間社会ってやつは。

それでもヘッポコ日本映画に比べれば大分マシだけど。

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アイアンマン2 10年アメリカ

2010年06月28日 17:27

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2010年6月16日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:ジョン・ファヴロー

脚本:ジャスティン・セロー

出演:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、ミッキー・ローク、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレック、ジョン・スラッテリー、ジョン・ファブロー、レスリー・ビブ、スタン・リーほか

原題:「IRON MAN 2」

配給:パラマウント映画

上映時間:124分

中年ヒーロー「アイアンマン」の続編。主演を始めとした主な製作陣は前作より続投されたが、どうにも中途半端な物足りなさを感じる。実は今回の作品、三部作の2作目らしいのだが・・・物足りないのはそのせいか?
トニー・スタークは自らがアイアンマンである事を公表し、戦争の抑止力という名目を掲げる事でパワード・スーツを正当化するが、政府によって受け渡しを命令されてしまう。そのニュースを憎悪の目で見つめる男・ウィップラッシュは、父親の残した設計図を基に黙々と研究に勤しんでた。そして会社の主催するレースに勝手に出場していたスタークの前に、強烈な破壊力を持つ武器を身に付けたウィップラッシュが現れ・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「アイアンマン2」感想文)


思いのほか今一歩!って感じだった。特にミッキー・ロークは期待してたんだけどねェ・・・劇場予告での映像が一番カッコイイんだもん、そりゃあ残念だよ。とはいっても作品の質はいいから基本面白いんだけどね。”素顔をさらしてしまったヒーロー”といった、普通あまり踏み込まない領域に挑戦しているという意味でもよくできた作品だし。私の要求と云うのは単に派手さに欠けるとかその程度なので、参考にはならないかも。

・・・あと作品については特に書き足す事もないかなぁ?

ところで一作目の公開のときから思っていたんだけど、アイアンマンのアクションフィギュアが欲しいんだけど何で高いのばっかりしか発売されないんだろうか?それとも単に私が見逃しているだけなのかな?いいなぁと思うと大抵1万~2万円するような代物ばっかなんだよなぁ。その分出来もいいらしいけど。

正直海洋堂が出すんじゃないか(それも手ごろな価格で)と思っていたんだけど、とりあえず今のところは何の音沙汰もナシ。バットマンは出るんだけどね!

やっぱ”鉄らしさ”が重要だから安くは作れないって事なのかなぁ・・・う~ん残念!

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超造形魂 ザ・ウルトラマン uchiyama ver.

2010年06月28日 15:26

超造形魂(と云うのは初めて買ったが)にて発売された、「ザ・ウルトラマン uchiyama ver.」を紹介

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マイ・ブラザー 09年アメリカ

2010年06月26日 15:13

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2010年6月13日TOHOシネマズ みゆき座にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:ジム・シェリダン

脚本:デヴィッド・ベニオフ

出演:トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマン、サム・シェパード、クリフトン・コリンズ・Jr、メア・ウィニンガム、テイラー・ギア、ベイリー・マディソン、キャリー・マリガンほか

原題:「BROTHERS」

配給:ギャガ GAGA★

上映時間:105分

デンマーク映画「ある愛の風景」を、「マイ・レフト・フット」のジム・シェリダンがリメイクした作品。日本では中々現実味を持てない”戦争”について踏み込んだ作品になっている。あくまでもアメリカ目線だが。
海兵隊のサムは、美しい妻グレースと2人の娘に囲まれ幸せな日々を送っていた。一方サムの弟トミーは、刑務所に服役する厄介者で親からも見放されていたが、兄のサムだけは唯一の理解者であった。弟が出所したのと入れ替わりに兄は戦地へと旅立つ事になり、サムに家族の面倒を頼まれたトミーだったが、これまでの行いの悪さから中々家族に溶け込む事ができない。そんなある日、サムの訃報が戦地より届き・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「マイ・ブラザー」感想文)


非常に質が高く出来のいい作品だと思うんだけど、主義・主張に対してどうしても隔たりがあるように感じた。反戦映画であったり問題定義を主題としているならあまり不満もないんだけど、家族、それも兄弟の絆や関係性を主体とする作品の筈なのに、その兄弟間が希薄なのに納得がいかないのだと思う。

イラク戦争という現実をぶつけてしまったのもその大きな原因で、こうなると否応なしに指名された戦争の是非を問うてしまう気持ちが沸いてしまい、個人がどうとかという以前の問題定義になり兼ねない。実際この作品もギリギリで留まってはいるが、”現実の戦争”というあまりに大きな壁がある事で、無意識の内にドラマを堪能しようという気持ちとは別の戦争観が肥大してしまうのだ。・・・私はどうも肥大し過ぎたらしい。

とはいえその事も当然問題意識があった上で造られてる筈なので、全く意識せずに観るなというのもそれはそれで可笑しな話ではある。でも冷静且つ客観視して欲しいという気持ちも強い。作品では中々にえげつない描写をするのだが、それをただ”かわいそう”といった一辺等な捉え方をして欲しくないのだ。その辺の描写に偏りがある(と私は感じる)のでよけいそうあって欲しいなと思っている。

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クレイジー・ハート 09年アメリカ

2010年06月24日 17:11

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2010年6月13日TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督/脚本:スコット・クーパー

出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル、コリン・ファレル、ライアン・ビンガム、ポール・ハーマン、トム・バウアー、ベス・グランド、ウィリアム・マークェス、ジャック・ネイソンほか

原題:「CRAZY HEART」

原作:トーマス・コッブ

配給:20世紀フォックス映画

上映時間:111分

2009年度アカデミー賞で主演男優賞と主題歌賞を受賞したハートフルな人間ドラマ。主演のジェフ・ブリッジスがかつて一世を風靡したダメダメな初老のシンガーを好演する。しかし皆さん歌が上手いよねェ。
かつてシンガーソングライターとして一世を風靡したものの、57歳になってすっかり落ち目なドサ周り生活を送っているバッド・ブレイク。仕事と云えば地方のバーを巡り昔の曲を酒に溺れながら歌うだけで、「新曲を書け」というマネージャーの小言も全く聞き耳を持たなかった。ある営業先で地方紙のインタビューを受ける事になったバッドは、インタビューアーとして現れたシングルマザーのジーンに魅了され・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「クレイジー・ハート」感想文)


全米が魅了されるほどではないにしろ普通に良作で、ジェフ・ブリッジスの落ちぶれ加減はアカデミー賞も納得のヘタレ具合だったと云えるだろう。それと歌が上手い(実際に歌っていれば)事への驚きもそうだが、カントリーなどほぼ聴かない自分でさえ聞き惚れてしまう楽曲の数々は、同じく受賞したのも頷けてしまった。

でも2人の行く末に関してはおそらく賛否あるんじゃないかと思う。レビューにも書いたが私には意外だったのだ。まあでもあそこで丸く収まっちゃうと、無難にまとめ上げてしまったという印象しか残らなかっただろうから、あれはあれでアリなんだとも思った。人の未来が計れてしまうほどつまらないモノはないのだから。

それにしてもジェフ・ブリッジスはいい俳優になったなぁ。その分年も取ったんだけど。そーいえば兄貴はどうしてんだろ?最近(というかここ何年も)見掛けないなぁ。確かボー・ブリッジスって云ったかな・・・。

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アウトレイジ 10年日本

2010年06月23日 17:56

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2010年6月12日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★★★☆☆

監督/脚本/編集:北野武

出演:ビートたけし、椎名桔平、加瀬亮、三浦友和、國村隼、杉本哲太、塚本高史、中野英雄、石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗ほか

音楽:鈴木慶一

配給:ワーナー・ブラザーズ映画

上映時間:109分

”世界のキタノ”こと北野武監督による7年振りのバイオレンス作品。今回主要出演者全てがいわゆる北野組初参加となる面々のためか、いつになく豪華な印象を受ける。とはいえやってる事はいつもと変わらないけど。
関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織・山王会組長の関内は若頭の加藤に、直参である池元組の組長・池元に対し苦言を呈す。その加藤から直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、配下である大友組の組長・大友にその厄介な仕事を押し付けてしまう。村瀬組の縄張りに小さな事務所を構えた大友は、村瀬組が経営するキャバクラに自分の手下を客として向かわせる。だがそれが抗争のキッカケになってしまい・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「アウトレイジ」感想文)


ストレートなバイオレンス映画と云う意味では非常に楽しめた。慈悲の気持ちなんか微塵も沸かない連中の抗争劇なので、行く末など案ずる必要がない分派手に殺し合うほどそう快感が増すという、変な高揚感さえ味わえてしまう。中でも石橋蓮司は最高で、監督が演出上一番遊んだのは間違いない筈だ。遊び甲斐あるもんなぁ、あの顔は。

その分作家性が極力排除されたのは幾分寂しいかも。おそらく今回は狂気と滑稽という紙一重の表現に作家性の全てを注ぎ込んでいるんだろう。ロクでもない抗争劇の中、何故か笑ってしまうシーンが幾つもあるのだ。それも直接的な笑いではなく、ひねりを加えて捉えてみると可笑しくなるという高度な技が何度もあった。ビートたけしとしての笑いの感覚が、バイオレンスを演出するにあたってより以上研ぎ澄まされた結果なのかもしれない。


ところで北野作品って基本客が入らないんだけど、今回はどうやらヒットしてるみたいだ。と云うかそろそろヒット作を造らないと次の作品を造る資金が無くなっちゃうから、会社としてはどうしてもヒットさせたかったんだろうけど。それでもまんまとヒットしちゃうんだから凄いけどね。ていうか暴力映画だから客が入るこの現状にビックリしたよ。綺麗事言っても人は本能として暴力を求めているんだなって事がよく判る。

人は残酷なんだよ、当たり前だけど。今回の作品でも、見た目を含めいいイメージを抱かせる人ばっかなのに恐ろしい暴力映画が造れてしまうのは、内に秘めてるモノが必ずあるからで、役者が悪役やってて楽しいってのは本能の裏返しに他ならない。人が悪い事しちゃいたい衝動に駆られるってのは、どうしようもなく魅力ある誘惑なわけで、それを恥だなんて思わない方が実は人として自然なんじゃないのかなぁ?

その境界線で踏み止まるのと超えてしまうのでは雲泥の差はあるが、欲望を変に恥だと無理やり押し込めるよりは、この作品のような映画でも観て発散した方がよっぽど健康的ってモンだ。ある意味”癒し”だね。

・・・それじゃああまりに極論かな?

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シーサイドモーテル 10年日本

2010年06月23日 16:25

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2010年6月11日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★☆☆☆☆☆☆☆

監督/共同脚本:守屋健太郎

脚本:柿本流

出演:生田斗真、麻生久美子、山田孝之、玉山鉄二、成海璃子、古田新太、温水洋一、小島聖、池田鉄洋、柄本時生、山崎真実、赤堀雅秋、ノゾエ征爾ほか

原作:岡田ユキオ著「MOTEL」

配給:アスミック・エース

上映時間:103分

岡田ユキオ著作の小説「MOTEL」を原作とした作品。色々とこだわりや仕掛けがあるんだけど、尽く空回りして見えてしまうのは私だけ?で、何故か主題歌がシャネルズの「ランナウェイ」だったりすのは大丈夫?
人里はなれた山奥にひっそりと佇む「シーサイドホテル」と云う名のオンボロ宿。103号室に宿泊するインチキクリームを扱うセールスマン・亀田が部屋にいると、呼んでいないのにコールガールのキャンディが現れる。一方、となりの202号室でギャンブラーの朝倉と留衣が旅行の計画を立てていると、ヤクザの相田とその手下が朝倉の借金の取り立てに突然現れる。ひとり逃げようとする朝倉を捕まえイスに縛り上げた相田は・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「シーサイドモーテル」感想文)


よくある見た目にトリッキーな作品で、実はセンスがいいのかもしれないけど私には判りませんでしたね。特に細々とした仕掛けが鬱陶しく(電話のベルとかカメラ目線による目くばせとか)、そういう事をするたびに作品の質が落ちていくような気がするのは気のせいだろうか?それに人の本質を暴くには綺麗な芸能人が多過ぎるのも好みではなかったですねェ。麻生久美子が四桁ってそりゃあ無いでしょ。

あ、なんかもう書きたい事無くなっちゃった。ではでは。

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リボルテックヤマグチ No.92 ニコラス・D・ウルフウッド

2010年06月23日 12:26

海洋堂のリボルテックヤマグチシリーズから、2010年公開された「劇場版トライガン」のデザインをベースに作られたニコラス・D・ウルフウッドを紹介

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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