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座頭市 THE LAST 10年日本

2010年06月15日 18:52

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2010年6月4日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★☆☆☆☆☆

監督:阪本順治

脚本:山岸きくみ

出演:香取慎吾、石原さとみ、反町隆史、工藤夕貴、寺島進、高岡蒼甫、ARATA、ZEEBRA、加藤清史郎、宇梶剛士、柴俊夫、豊原功補、岩城滉一、中村勘三郎、原田芳雄、倍賞千恵子、仲代達矢ほか

原作:子母澤寛著「座頭市物語」より

配給:東宝

上映時間:132分

故・勝新太郎の当たり役として有名な「座頭市」を、時代劇は初となる阪本順治監督が映画化。主演が香取慎吾であったために様々な物議を醸し出したが、私は割と普通に楽しめましたね。・・・そこまで面白くもないけど。
市は愛する妻・タネのために、これまでのヤクザな生活から足を洗い故郷で静かに暮らそうと決意するが、執拗な追手を振り切るため斬りあっている最中、巻き込まれたタネが絶命してしまう。絶望の中、何とかたどり着いた海辺の小さな村で旧友の柳司に助けられ、彼の家に身を寄せる事にする。刀を置き、百姓として生きる決意をする市だったが、新しく越してきた天道一家というヤクザが無理矢理に村を牛耳るようになってしまい・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「座頭市 THE LAST」感想文)


Yahoo映画レビューでやり玉に挙げられるモノの中にジャニーズの連中もいるんだけど、今回は更に「座頭市」に手を出してしまったもんだからいつも以上にこっぴどく批判されてましたね。まあ文句を言いたい気持ちも判らないではないんだけど、もうちょっと冷静に映画として観て欲しいかな?とは思います。「気に喰わないから★ひとつ」って、それじゃあ感想でも何でもないでしょ。投稿する場所を間違えているよ。

そりゃあ私だって愚痴や文句は垂れますよ?でもちゃんとその理由も述べてます。それが最低限のルールでしょ?(その文面がヘタクソだってのは勘弁ですが)感じ方など人それぞれなのは当然なんだから、この作品がクソだと感じる事には何の意義もないけど、ハナから否定するんだったらそもそも何で観るんだろうと思ってしまう訳ですよ。もちろん観る・観ないは本人の勝手なんですけど。

私はクソ映画の予感がしても、自分で観るまではもしかしたらという期待もするし、観なかった場合は何の意見も言いません。で、もし観てクソだと感じたらその理由を思い付く限り考え書き綴る事でその作品に対して決着を付けます。もう二度と観ないであろうという意思表示と、「こんなモノを高い金払って観ちゃったよ!」というストレスを発散するためにです。自分に与えられた権利をその範疇で行使していると自分では認識していますけどね。

だからこの作品も出来によってはボロクソ書こうと思ってましたが、私はそれほどヒドイと思わなかったって事です。確かに様々な問題を抱えた作品ですが、市の新たなキャラクター像に挑戦したってのは評価すべきだと思ったし、時代劇としての体は最低限守った作品だと感じたんですよ。少なくとも私はね。その意味じゃ(何度も言いますけど)綾瀬はるかの「ICHI」の方がよっぽどクソ映画ですから。何故かYahooの評価は高いけど。

この両作品の評価の表れ方を見ると、いかにこの「座頭市 THE LAST」に私怨のレビューが多く投稿されていたかの理由がハッキリ判るでしょ。ごく単純に綾瀬はスキだけど香取はキライ、っていう評価と言ってもいい。真摯に投稿している人もそりゃあ大勢いるけど、Yahooの映画レビューなんてこんなモンかもしれないねェ、実際は。

まあ世間にとってはそれほど影響力も無いでしょうが。あ、もちろんこのブログに比べたら雲泥の差だけど。
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ヒーローショー 10年日本

2010年06月15日 17:03

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2010年5月30日有楽町スバル座にて鑑賞

評価★★★★★★★★☆☆

監督/共同脚本:井筒和幸

脚本:吉田康弘/羽原大介

出演:後藤淳平(ジャルジャル)、福徳秀介(ジャルジャル)、ちすん、米原幸佑(RUN&GUN)、桜木涼介、林剛史、阿部亮平、石井あみ、永田彬(RUN&GUN)、結城しのぶ、木下ほうか、升穀、光石研ほか

配給:角川映画

上映時間:134分

人気お笑いコンビ・ジャルジャルの2人が主演を果たした井筒和幸監督最新作。いつも通りバイオレンスな作品なんだけど、より一歩踏み出す事で何だか大変な事態に陥ってしまう。そりゃあ「S・O・S」も歌いたくなるよ!
バイトは中途半端に止めてしまい、お笑い専門学校ではコンビ仲が上手くいかずやる気が起こらない気弱なユウキ。偶然昔の相方・剛志と再会したユウキは、彼の紹介で子供向け戦隊ヒーローショーの悪役のバイトを始める事になる。ある日バイト仲間のノボルが剛志の彼女と寝たことがバレてしまい、ショーの最中彼らは舞台上でリアルな殴り合いを始めてしまう。ボコボコニされた剛志は悪友・鬼丸にノボルらをゆするよう頼むのだが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「ヒーローショー」感想文)


徹底して不快なのは暴力が何たるかを見せているからであって、映画としてはすこぶる真っ当なエンタメ作品になっている。・・・そう云う風に感じる人は少ないかもしれないけど。ただ現代人には合わないのか、映画館はスッカスカだったね。私なんて公開2日目(日曜日)の真昼間、有楽町で観たのにスッカスカなんだもん。ここまで需要が無いんだとさすがにビックリしちゃったよ。

まあYahoo映画レビューは井筒パッシングが激しいので評価が低くなるのは予想済みだったけど、ここまで客が入らないってのはねェ・・・。その昔映画批判していた頃のイメージがまだ残っているのかな?まあでもあれは感想だしね。自腹なんだから別にいいじゃん、なに言っても。それに井筒監督の作品を観ないで井筒批判するってのが、監督の映画批判よりよっぽど悪質でへっぴり腰だって事が判らないのかな?まあ判らないからするんだろうけど。

映画としてこれだけ面白いのにヒットはしないという、日本映画界が好調だとは思えないこの現実。そのくせ中島監督の「告白」や北野武監督の「アウトレイジ」はヒットしてしまうという、バイオレンスが大好きな観客たち。あまりにイメージに引きずられ過ぎじゃないのかなぁ、日本人は。もう少し自分の眼で見る事を養わないと本物を見分けるチカラがどんどん失われちゃうぞ。・・・そんな事気にしてなんかいないだろうけど。

ところでこの作品は俗にいうヒーローショーを題材としており、物事はヒーロー番組みたいに上手い事進まないし、誰も助けてなんかくれないよって事の比喩として用いている(と思う)んだけど、今回の悪行の元凶となる議員の息子にしてIT社長の役を演じた林剛史は、かつて特捜戦隊デカレンジャーでデカブルーを演じてた奴なんだよね。・・・いやまあだからどうだって事は無いんだけど、彼がどう感じたのかは気になるかなぁ。

それとは別に役者として確実に成長していたのは嬉しかったですね。特撮作品が好きで見てる人って、特撮出身の役者がドラマや映画で頑張っていると妙に応援したくなるんですよねェ。・・・なんでだろ?

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BOX 袴田事件 命とは 10年日本

2010年06月15日 14:58

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2010年5月30日銀座シネパトスにて鑑賞

評価★★★★★★★★☆☆

監督/共同脚本:高橋判明

脚本:夏井辰徳

出演:萩原聖人、新井浩文、葉月里緒奈、村野武範、保阪尚希、ダンカン、須賀貴匡、中村優子、雛形あきこ、大杉漣、國村隼、志村東吾、吉村実子、岸部一徳、塩見三省、石橋凌ほか

配給:スローラーナー

上映時間:117分

昭和41年6月30日未明、静岡県清水市で実際に起きた《袴田事件》を基にした作品。40年以上も前の事件だが、昨年から始まった裁判員制度や栃木の冤罪事件など、今こそ見直し考えるべき時期だからこそ造られた作品と云える。
昭和41年6月30日未明、静岡県清水市で味噌製造会社専務の自宅が放火され、一家4人が殺害されるという事件が起きる。静岡県警は従業員で元プロボクサーの袴田巌を容疑者として逮捕。巌は犯行を強固に否定していたが、勾留期限3日前に突如として一転自白。だが巌は裁判になると犯行を全面否定するのだった。主任判事として裁判を担当する事となった熊本典道は、巌の供述が二転三転する事から警察の捜査に疑問を抱き始める・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「BOX 袴田事件 命とは」感想文)


非常に力強い作品で、造り手の意志の強さがこれでもかと画面から溢れ出るようだった。今だからこそ問われるべき事が数多く含まれている事件で、栽判の在り方についてや裁判員制度の利点と問題点、冤罪が起こってしまう法律の仕組みなど、当時(40年以上前)も今も何ら変わりない問題を抱えている事に恐怖を覚える。そりゃそうでしょ、時代と共に歩まなければならない筈の法律が完全に時代に取り残されてしまっているのだから。

数年前にNHKで「ジャッジ~島の裁判官奮闘記~」というドラマが放映していた(1シーズン5話で2シーズン)。西島秀俊主演で、大美島という離島(奄美大島がモデル)に赴任してきた裁判官の活躍を描くドラマなのだが、そこが島唯一の裁判機関であるため民事・刑事など何でもこなさなければならないという変わった設定になっている。

だが舞台を限定する事で民衆と裁判機関の距離が縮まり、判り難いとされる裁判制度がとても身近に感じられる。原告側の不安や怒りはもちろん、裁判官側の苦悩が実に的確に描写されており、非常に完成度の高いドラマとなっているのだ。正直地味だし、放映回数の少なさから気が付かない人の方が多いと思うが是非観て貰いたい作品である。

ところでこの作品、同時期に公開された市原隼人主演の「ボックス!」とは何のゆかりも無いぞ。当たり前だけど。ただ袴田巌が元プロボクサーであった事と、それとは別の意味が含まれていたりはする。観れば判るけど。

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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