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インスタント沼 09年日本

2009年05月25日 15:52

IMG_4736.jpg

2009年5月24日テアトル新宿にて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

原案/脚本/監督:三木聡

出演:麻生久美子、風間杜夫、加瀬亮、ふせえり、白石美帆、松岡俊介、温水洋一、岩松了、笹野高史、松坂慶子他

配給:アンプラグド/角川映画

上映時間:120分

個性的な作品を造り続ける三木聡監督最新作。主演の麻生久美子を始めとした数多くの常連組みと、三木作品に参加したいという役者が集まったため、豪華出演者による作品となっている。
担当していた雑誌が休刊になり、出版社を止める事になった沈丁花ハナメ。身の回りの物を全て処分し一からやり直そうとしていた矢先、母親が沼で溺れ意識不明の寝たきりになってしまう。だが母親救出の最中発見された昔のポストから、ハナメの出生に関わる手紙が発見される・・・。
私の持つ三木作品の特徴は、”物語が一本の線に乗っかっていない”だ。物語を語る上で重要な”起承転結”が無いという事になる。一応ストーリーラインはあるのだが、その法則は特に気にせずラインに乗っているのは小ネタばかりになっている。

彼は元々コントを主体としたお笑い番組で構成作家をしていたという経緯のためか、得意とする表現法が”瞬発力の高いお笑いネタ”になる。今までの作品ではその小ネタを重ね合わせる事で何とか物語を構築していたためか、映画としての爽快感にはどうにも乏しかった。

だが今回はそのハードルを一段越えたような気がする。確かに映画が始まってかなりの時間は小ネタが満載なのだが、突然小ネタの積み重ねが物語に重要な意味を持ち出す。大袈裟だが。突飛なキャラクターゆえ中々感情移入できなかったのに、急に愛らしく感じてしまったりする。

沈丁花ハナメ役の麻生久美子は、今までに無いハイテンション振りが非常に可愛らしく好演している。”電球”と呼ばれる骨董屋の親父に扮する風間杜夫もいい存在感を出す。ただパンクロッカーの格好をしている加瀬亮が、どうしても見た目に負けてしまっているのが惜しい。

細かなこだわりも多く、特に衣装と小道具が世界観構築にシッカリと反映され貢献している。笑いに関しても(私は)非常に楽しませて貰った。魅せ方の基礎を心得ているため、それを自分の表現に置き換えてもキッチリ笑いに昇華する。これはホントにさすがと言うべきだろう。

もし今後笑いと物語が更にいいカタチで融合した場合、お世辞ではなく一級品のコメディ映画になると思う。今はまだ笑いの部分でしか満足できないため、いまひとつ映画を堪能したって気分にはならないのだが、今後の活躍によってはとても楽しみであり期待したい監督であろうといえる。

いい笑顔のまま映画館から帰る事ができる、そんな作品だ。
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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