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チョコレート・ファイター 08年タイ

2009年05月25日 17:24

IMG_4737.jpg

2009年5月24日新宿ピカデリーにて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ

出演:ヤーニン・ウィサミタナン、阿部寛、ポンパット・ワチラバンジョン、”ソム”アラマー・シリポン、タポン・ポップワンディー他

原題:「CHOKOLATE」

配給:東北新社

上映時間:93分

トニー・チャー主演の「マッハ!」や「トム・ヤム・クン」を生み出した監督と製作チームによる、新機軸の女ドラゴン映画が「チョコレート・ファイター」である。4年を費やし鍛え上げられた新人ヤーニン(愛称はジージャー)による、超絶技の数々が炸裂する作品になっている。
今より十数年前、ナンバー8率いるタイマフィアと抗争を繰り広げる日本人ヤクザのマサシは、その女ジンに惹かれ恋仲になってしまう。だがそれを許さぬナンバー8を危惧し、マサシに帰国を勧めるジン。だがそのお腹の中にはマサシの子供を身ごもっていた。生まれてきた女の子は”ゼン(禅の意味)”と名付けられ、心の病を患いながらも元気に育っていくのだった・・・。
久方ぶりに本格的な女ドラゴンが誕生した。『燃えよドラゴン』にも出演してたアンジェラ・マオや、日本では長渕剛の嫁になってしまった志穂美悦子など、ふた昔以上前であれば有名な女ドラゴンは存在していた。最近(といってももう十年以上前が全盛)であればミシェル・ヨーだろう。

だが何とタイ映画で本格デビューした新人の女の子が女ドラゴンを受け継ぐ事になった。それも今まで以上にしなやかで俊敏な、それでいて力強い技の数々を披露する一見華奢な女の子、ヤーニン・ウィサミタン(愛称ジージャー)がである。

とにかくジージャーのアクションを見るだけで十分満足してしまう作品だ。さすがに拳は軽く感じるが、足腰の安定感が尋常ではない。日本でもある程度アクションができる俳優と比べた場合、その差がハッキリ表れるのが腰から下の安定さだ。その違いを見るだけで鍛え方の違いの差が判る。

また”見た目に反して”というのも特徴だ。アンジェラや志穂美は見るからに鍛え上げられた雰囲気が漂うが、ジージャーは一見すると普通の華奢な女の子にしか見えない。映画では汚い格好で判別し辛いが、普段着の写真を見ると普通の可愛らしい女の子だ。そのギャップにも萌えてしまう。

ただこの作品が彼女の魅力一点突破で造られているのは否めないだろう。物語にあまり魅力は無く(タイ映画としてはいい方だが)、アクション以外の演出に秀でた部分は無い。お国柄か不衛生な表現をアッサリしてしまったり、意外と残酷な描写が多かったりもする。

それと数々披露してくれる超絶アクションだが、それには当然犠牲が伴っている。最後NG集が流されるが、シャレでは済まされないレベルのケガばかり流される。”魅せるアクション”の筈が、”無理して魅せてるアクション”に感じてしまい、この作品はその狭間に位置する。

あまりにレベルの高いアクションを連発する(特にこの作品のチームは)ため、観る側と魅せる側の要求が相乗効果のようにエスカレートしてしまい、造り手の基準が狂ってしまう。香港映画が昔このような状況に陥っていたが、それに似ているかもしれない。

だが彼らはこの方法でしか自国の映画の素晴らしさを伝える事ができないし、だからこそやるしかない。その気概が伝わってくるため、結局我々観客はその凄さを堪能し褒め称える事しかできないのだ。何て言いますか、どうか気を付けて撮影してくださいと祈る他無い。

ただこの作品のジージャーのアクションはホント凄いので、これを観てしまうと日本で女の子が頑張ってアクションしていても、歴然とした差に愕然としちゃうんだよねェ。しょうがないけど。
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映画/洋画/2009上半期 コメント: 0 トラックバック: 0

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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