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ROOKIES-卒業- 09年日本

2009年06月06日 15:52

IMG_5161.jpg

2009年6月4日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

監督:平川雄一朗

出演:佐藤隆太、市川隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之、山本裕典、石田卓也、大杉連、伊武雅刀他

原作:「ROOKIES」森田まさのり著

配給:東宝

上映時間:137分
少年ジャンプにて連載されていた森田まさのり原作の漫画「ROOKIES」が、TVドラマとSP版を経て遂に劇場版として登場した。出演者・スタッフは同じままで、3年に進級したニコガク野球部のメンバーたちに加わる新キャラクターと、最後の甲子園予選の様子が描かれている。
ニコガク野球部に戻ってきた顧問の川藤は、3年生に進級した安仁屋たち部員メンバーと、最後の甲子園予選に向け練習に励んでいた。期待していた新入部員だったが、勘違いから平を慕うようになった濱中と、メジャーを目指す実力者の赤星の2人が入部してくる。だが大ボラがバレた平に濱中は愛想を尽かしてしまい、赤星は元々野球部の練習には参加する気は無かったのだった・・・。
私は原作もTVドラマも全く見ていないし、野球にもほぼ全く興味が無い。そんな私の評価が客観的に正当化できたモノかどうかは判らないが、これから書くレビューは私の素直な感想なのは間違いない。ファンも多い「ROOKIES」だが、私なりにキチンと評価したつもりだ。

まずこの作品だが、いままでのドラマを観ていないと全く楽しむ事ができないのは確かだろう。例えるなら全巻揃っている単行本の最後の5巻くらいを急に見せられた感じという処だろうか。すでに部員たちの結束は固まっており、本作品ではその続きである新キャラのエピソードと、甲子園予選の様子が描かれるだけで最後には卒業してしまう。見事にファン以外を置いて行ってしまう構成だ。

何よりも致命的なのは、野球の素晴らしさが全く描かれていない事だ。試合展開が気合と奇跡だけでしか表現しておらず、何の理論も裏付けも無くアッサリ勝ち進んでいく。しかも試合場面は各役者の見せ場らしく、野球は置き去りに役者の魅力ばかりに気を使った演出になってしまっている。

個人的見解だが、野球は頭の使うスポーツだと私は認識している。常に瞬時の判断を迫られるサッカーなどと違い、相手を研究し、作戦を練り、読み合いを熟考した上で相手に挑む。試合時間の長さは問題視されるが、一球一球に時間が掛かるのもそのためだと思っている。

だが「ROOKIES」ではそんな読み合いは何処へやら、気合と奇跡の連発によって勝てない試合も何故か勝ってしまう。そこには裏付けや根拠は何も無く、ただただ見せ場として都合のいい展開としか見る事ができず、野球を魅せようという愛情が全く感じられない。

不良であっても夢を持ち、それに向かって全力で努力すれば必ず報われる。王道だが素晴らしいコンセプトだ。だがその軸となるモノ(例えば本作なら野球)を誰もが納得するカタチで描く事ができなければ本末転倒になってしまい、その全ては薄っぺらな嘘になってしまう。

私は理屈っぽいのでこのような観方しかできない。だが人間である以上何かを吸収すれば必ず新しい感情が芽生える。そしてそれを説明するためには理屈を乗っけるのが手っ取り早く、理屈っぽい私は必然的に乗せるモノが多くなる。”理屈抜きで楽しむ”なんて事、私にはできないのだ。

そもそも何故映画なのかが判らない。映画は単体物の商業娯楽であり、それ単品で楽しめなければ意味は無い。たとえシリーズ物であろうとも、お約束を除けば作品として楽しめるように造られている。だが「ROOKIES」はその配慮を忘れたファンのためだけの作品になっている。ドラマで十分だろう。

”映画”というカテゴリーであれば、その評価は限りなくゼロに近い。「ROOKIES」ファンには申し訳ないが、私は”映画ファン”なのだ。私にとって映画とは思えないこの作品には評価の仕様など無い、という事だ。
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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