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アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 09年フランス

2009年06月16日 13:53

IMG_5281.jpg

2009年6月10日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

監督/脚本:トラン・アン・ユン

出演:ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホン、トラン・ヌー・イェン・ケー、ショーン・ユー、イライアス・コティーズ他

原題:「I COME WITH THE RAIN」

配給:ギャガ・コミュニケーションズ

上映時間:114分

各国を代表する”美しき男たち”が共演する、衝撃のノンストップ・サスペンス作品。別名ヨーロッパ系監督にありがちな、”自己満足変態映画”、または”男の裸祭り”ともいう。
シタオという日本人男性が疾走した。その父親に依頼され、元刑事の探偵クラインが捜索に乗り出す。香港で刑事仲間のメンジーと合流したクラインだったが、シタオの行方は判らずじまいだった。そんな中シタオは香港マフィアのボス、ス・ドンポの愛人を偶然助け出す。だがその愛人は裏切ったドンポの部下が人質として連れ出していたため、ドンポもその行方を追っていたのだった・・・。
まず疑問なのは、この作品がP-12というゆるい規制で全国区上映しているという事だ。この作品は芸術性は高いかもしれないが、監督の自己満足による残虐性の高い変態映画であって、通常なら渋谷などで単館上映される類の作品だ。

だが話題性だけは高いと判断したのか、映画の本質は見せないよう騙した宣伝活動を行っている。もちろんこの作品を崇拝する人がいてもそれは個人の好みであり当然だろう。だが心の底からこの作品を愛せる人はごく僅かであり、子供にとっては変にトラウマを残す可能性のある表現になっている。

その中でも特に私が受け付けなかったのが芸術家気取りの野郎で、彼の芸術は人の犠牲の上でしか成り立たず、自分(と共感した者)しか成熟しないという自慰そのもので腹が立つ。それにたとえ映画的表現であっても、それを良しと受け入れてしまう描写には吐き気を覚えるだけだ。

物語に整合性などは無く、ただただ監督の撮りたい映像を映し出すだけ。それも主演の3人がやたら裸になり、傷付き、汚れるだけだ。美しい肉体を極限まで汚したいっていう監督のレイプ願望にしか見えなかった。その反面女性の描写はひどく、身勝手で頭の悪い性悪女しか登場しない。

キリストや聖書をモチーフとした物語も、頭の悪い私にはさっぱりだ。キリストにおける断罪の意識を現代に蘇らせ目に見えるカタチで表現したいのだろうが、それが物語と連動し生きる事は無く、結局は見た目に”痛い”だけの表現にしか見えなかった。

役者は頑張っているものの、必然性の感じないシーンの連続と裸の連続だけで、彼らは監督のオモチャと化してしまう。特にジョシュ・ハートネットは、彼の役にまつわるエピソードの過酷さを含め貧乏くじを引いている。あとイ・ビョンホン鍛えすぎ。これは素で笑ってしまった。

とにかくこの作品においての一番の罪は、作品を愛してもいない連中によって誰でも気軽に観られる環境を作り出してしまった事だ。作品の本質など判りもせず、売れるだろうと話題だけを振りまくだけで、不用意に観てしまった観客に責任を押し付け後は知らん顔を決め込む。

これは罪だ。そんな罪を犯しておいて協賛してる連中は恥ずかしくないのか?本当に作品を理解しているなら公開にはもっと慎重になる筈だろう。表現の自由だ、どんな作品が造られようが構わない。だが表現の自由と表現していい自由とでは全く意味が違う。子供番組に表現の自由だからとオッパイを出してもいいのか?そんな初歩的な事にも気付かないのか、今の日本映画界は。

久々に途中退場したくなったよ。
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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