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ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~ 09年日本

2009年08月28日 15:38

065.jpg
2009年8月27日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★☆☆☆☆☆☆☆

監督/脚本:佐藤信介

声の出演:綾瀬はるか、沢城みゆき、戸田菜穂、大森南朋、谷村美月、家弓家正、松元環季ほか

配給:東宝

上映時間:93分

ちなみにフジテレビ開局50周年記念作品
・・・のひとつ(他は「アマルフィ」)

フジテレビ開局50周年記念として造られたフルCG作品。でも完成に4年を費やしているので、おそらく便乗しただけと思われる。CG映画に日本人的温かみを持ち込もうとした暴挙的作品でもある。
遥が幼い頃母親に貰った手鏡。大事にしていたつもりだったが、母親が若くして亡くなってしまうと同時にどこかへ忘れ去ってしまう。高校生になったある日、行方知れずの手鏡を見付けたいと願う遥は昔話で聞いていた祠へと行ってみる。ところがそこで、何かを拾っている人ではない生き物の姿を偶然見付ける。後を追う遥だったが、その時知らない世界へと飛ばされてしまうのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~」感想文)


日本でCG技術が発達した背景には、ゲーム業界の功績が多大に関係している。まだCGなんてモノが海のモノとも山のモノとも判らない15年くらい前から、ゲームには積極的にCGが投入されてきた。

その日進月歩の技術革新により飛躍的に向上していくCG技術だったが、当時のスクエアとカプコンが何故か”人間”をリアルにCG化するようになる。「ファイナルファンタジー」と「バイオハザード」だ。

八頭身で美形(外国人風)な人間が次々登場するが、まだまだ技術は追いつかずあくまでCGで人を表現してみました程度のレベルに留まっていた。だがドリームキャストというゲーム機が登場したあたりからその様子が変貌していくようになる。

CGの表現で苦手なのは”丸み”だ。ドッドと呼ばれる単位を表す記号が四角で表示されるからである。それまでは人の目に判る程度しかドットを細かく表示できず、丸みを帯びた人の顔の描写が非常に困難だったが、技術の発展により人には判別できぬほど顔の輪郭を丸く描けるようになったのだ。

だがゲームの場合、プレイヤーである自分が主人公である事がほとんどであり、客観的に物語を鑑賞する立場にはいない。そのため背景やその登場人物たちにCGによる違和感を感じようとも実はそれほど関係なかったりする。プレイに集中しているためそれどころではないのだ。だから海外でもゲームに限っては人をリアルに描写する。プレイしている本人が気にならないんだから構わないのだろう。(メタルギアシリーズを製作している小島秀夫氏はその辺を理解しているクリエイターで、リアルなキャラを登場させながらもゲーム的描写とお遊びを必ず取り入れている)

だが映画はその全てを客観的に(映画館ならことさら集中して)鑑賞する娯楽だ。そのためゲームで気にならなかった違和感も即座に感じてしまう(可能性が高い)。だが日本では延々脈略と続いてきたCG発展の文化のためか、その事に気が付いていないようだ。特に映画の製作陣連中。「ファイナルファンタジー」の映画があれだけ失敗したにも拘らず、相変わらずフルCG映画っていうと人間がリアルに描かれてしまう。「アップルシード」も「エクスマキナ」も失敗したでしょ?・・・まああれは造り手に問題があるんだろうけど。しかも同じメンバーだし。

ただ「ホッタラケの島」が凄いのは、アニメ調の背景にCGの人間を載せてしまった事だろう。確かに技術的には凄い事をしているんだろうとは思うが、違和感としか見えない画になってしまった。異世界であるホッタラケの島はまだいいのだが、実写をモチーフとした背景には全くをもって合わない。いったい何を表現したかったのだろうか?という疑問ばかりが浮かんでしまう。

こんなんではホント幸先が心配だ。CGは万能薬ではない、適材適所を踏まえた上でうまく使うという当たり前の事が日本では中々できない状態にある。それを認識していないのが怖いのだ。

・・・真面目な文章書きすぎて疲れた。
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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