サブウェイ123 激突 09年アメリカ
2009年09月12日 16:35

2009年9月11日MOVIX三郷にて鑑賞
評価★★★★★☆☆☆☆☆
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ、ジョン・タトゥーロ、ルイス・ガスマン、マイケル・リスポリ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ベンカ・アキナベほか
原題:「THE TAKING OF PELHAM 1 2 3」
原作:ジョン・ゴーディ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間:105分
1974年に公開された「サブウェイ・パニック」のリメイク作品。”二人の「頭脳」が激突する”という宣伝文句だが、トニー・スコット作品がそんな訳も無く、いつも通りのB級アクション映画になっている。
ある日の午後2時。NY地下鉄運行司令室で働くガーバーは、いつも通りに仕事をこなしていたが、ぺラム発1時23分列車が急停車した事に気が付く。ところが呼び掛けに応じないばかりか、1車両のみが切り離されその場に留まってしまう。ようやく無線で回答してきたのがライダーと名乗る男であり、人質と交換に1000万ドルを要求、その交渉には何故かガーパーが指名されてしまうのだった。
(Yahoo映画レビューに投稿した「サブウェイ123 激突」感想文)
”激突”なんて副題いつの間に付いてたんだ?・・・まあ別にいいけど。
この作品でまず驚くのがデンゼル・ワシントンの豹変ぶりだろう。スマートな二枚目俳優のイメージが定着しているので、このメタボってる中年男性の姿はインパクトが強すぎる。
だが、だからこそこの作品での効果は絶大になる。デンゼル演じるガーバーが小市民であればあるほど観客が感情移入し易くなるからだ。決して人並み以上には活躍できないという説得力が生まれ、「もしかしたら・・・」という不安感から作品に惹きこまれてしまう。元々演技の上手さは保証されているのだ、私が好きなラストへ向けてのシーンも、彼の演技力あってこそだ。
それにしてもスコット兄弟はデンゼル・ワシントン大好きだな。定期的に主演をまかしているもんな。まあ2人とも同じ俳優を起用するタイプだから、どうしても気に入ってしまうと被っちゃうんだろうけどねェ。それだけ素晴らしい俳優って事でもあるんだろうけど。
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