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今日からヒットマン 09年日本

2009年10月05日 17:35

077.jpg
2009年9月27日銀座シネパトスにて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:横井健司

出演:武田真治、星野真理、森下悠里、黄川田将也、津田寛治、前田健、小宮孝泰、佐藤二朗、弓削智久、遠藤要、市瀬秀和、深水元基ほか

原作:むとうひろし著「今日からヒットマン」

配給:東映

上映時間:101分

週刊漫画ゴラクで連載されている漫画を原作とした作品。横井監督は三池崇史監督の下で長年修業を積んできた実績があるためか、ムチャな設定ながら映画らしさを忘れない作品になっている。
営業マンとしての実力はあるが、ごく普通のサラリーマンである稲葉十吉。ウン十年ローンを組んだ新居も滅多に早く帰宅する事ができず、妻である美沙子ともその事で揉めてしまう事が多くなっていた。そんなある日、仕事でミスした後輩のフォローのため深夜に車で帰宅する十吉は、誤って誰かを車で轢いてしまう。恐る恐る現場に戻ってみると、どうも様子がおかしく・・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「今日からヒットマン」感想文)


レビューにも書いたが、そこいらのクサレ日本映画よりよほど面白い作品だった。Vシネ系の作品は正直当たり外れがヒドイのだが、これは大当たり言ってもいいだろう。経験に裏打ちされた実績が開花したまともである映画作品であり、今後のシリーズ化も楽しみだ。・・・あればだが。

・・・いまVシネ界ってどんな感じなんだろうか?私はほぼ全くレンタルビデオ屋に行かないので、最近の現状を全然把握していません。だからもし適当な事を書いてしまっていたらスイマセンです。

昔活気のあった頃は、それこそ週単位で何十本も新作が並んでいた事を思い出す。その代りさっき書いたように当たり外れも多く(外れの方が多い)、酒のツマミ程度の扱いしか受けていない時期もあった。私はお酒を飲まないが。

だが大いなる実験ができる素晴らしいメディアであった事に間違いはないだろう。予算や撮影期間はとんでもなく少ないが、それこそアイデア次第で作品の良し悪しを変える事もできるし、失敗してもそれほどの痛手にはならないので、多少のリスクを被ってでも造られる作品だって登場する。自由度の高さ(求められる作品の自由度は低いが)も経験を積ませるという大事な役割を担っていた。

その成果はVシネ出身(もしくは経験した)の監督の活躍を見れば判るだろう。代表的なのは三池崇史や黒沢清で、最近「感染列島」を監督した瀬々敬久などもそうだ(まあ彼らはそれ以前にピンク映画も撮っているのでその流れって事にもなるのだが)。それに作品は最低限レンタルされないと観る事はできない(お金を払って観る)というシステム上、幾ら低予算とはいえTVドラマ以上に映画を造っているプロ意識が無いと続ける事はできない。つまらなければ客は平気で離れていくからだ。

Vシネをあまり快く思っていない人もいるかもしれないが、私は今だからこそ大事な土壌ではないかと思う。あまりに大量生産したツケが溜まり衰退していったジャンルではあるが、そこから生まれる希望も捨てきれない。今の日本映画界の現状を見れば余計にそう思ってしまう。もっと”映画監督”を育てなければ日本映画界はこのまま衰退の一途を辿るだけだ。

この作品を観てからそんな事ばかりを考えてしまう。まあ私がいつも思い巡らす愚痴でもあるが。
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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