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狼の死刑宣告 07年アメリカ

2009年10月17日 14:44

086.jpg
2009年10月11日シアターN渋谷にて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督:ジェームズ・ワン

出演:ケヴィン・ベーコン、ギャレッド・ヘドランド、ケリー・プレストン、ジョーダン・ギャレット、スチュアート・ラファティ、アイシャ・タイラー、ジョン・グッドマンほか

原作:ブライアン・ガーフィールド著

原題:「DEATH SENTENCE」

配給:ハピネット

上映時間:106分

1970年代に造られる事の多かった”ヴィジランテ(自警)映画”を、「ソウSAW」のジェームズ・ワン監督が現代に蘇らせた作品。雰囲気や画質までもが1970年代を思い起こさせる造りになっている。
妻と二人の息子を持ち幸せに暮らしているごく普通の男ニック。ある日長男のアイスホッケーの試合を観に行った帰り道に、ガソリンスタンドでギャングの襲撃に遭遇してしまい、目の前で息子を殺されてしまう。犯人は捕まえたものの、少年法によって終身刑にならないと判ったニックは犯人を無罪放免にするよう証言してしまう。法で裁けないのであれば自分で裁くしかない!と心に誓うのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「狼の死刑宣告」感想文)


今の時代には合わないかもしれない作品。私はギリ観る事もあったヴィジランテ映画だが、ここ何十年かは表立って造られる事などそれほどなかったジャンルと云える。

ただ最近は少し事情が変わってきたようで、「ダークナイト」や「ブレイブワン」「グラン・トリノ」など、ヴィジランテ映画としての精神を受け継いだ作品が少しずつ登場し始めた。これは社会情勢の不安などに関連性があると言われている。

ヴィジランテ映画が頻繁に造られていた1970年代は、ニューシネマと言われる傑作がこぞって登場した時期でもある。ハリウッド黄金時代を支えてきたスタジオシネマが世界恐慌と共に衰退していき、人々に夢や希望を与えられなくなった映画に代わり、現実を直視させる人間ドラマが続々と誕生する事になる。自分の生活と映画の中の世界があまりにもかけ離れてしまった事で、人々の求める映画の本質が時代と共に変わってきた、と見る事ができる。

その1970年代に近付いているのが現代のアメリカだ。世界中を蝕んでしまった金融危機が、今までにない不況を呼び起こしてしまう。先の見えない不安と歯止めの効かない景気悪化が、人々をどんどん窮地に追いやってしまう。

映画はそんな鬱積した気持ちを晴らすための捌け口なのだ。だからこそ何かを内秘めていた方がそれがパワーになり、開放する事によって傑作にもなり得る。幸せで満足してしまえばそれ以上何も生まれないのは人間の摂理だ。それがいい事なのかは難しい処だが、不景気だからこそ素晴らしい作品が生まれる可能性は高く、実際生まれている現状が存在している。

ここ最近洋画に傑作が多いのはそういう事情も含まれている(と私は思っている)。だが日本では何故か邦画バブルと呼ばれ(映画業界に限っては)景気がいい。だからくだらない作品ばかりが生まれる。もちろん中には素晴らしい作品もあるが、人の目に触れる作品であればある程ロクでもない作品である事が多い。

浮かれているのは目に見えて判るんだが、バブルの誘惑には敵わないんだろうなぁ。いつか消えて無くなるのは経験上判っている筈なのにねェ。・・・何の話をしてたんだっけ?
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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