引出しの中のラブレター 09年日本
2009年10月17日 17:38

2009年10月11日MOVIX三郷にて鑑賞
評価★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
監督:三城真一
出演:常盤貴子、林遣都、中島知子、岩尾望、竹財輝之助、本上まなみ、吹越満、六平直政、水沢奈子、伊東四朗、片岡鶴太郎、西郷輝彦、萩原聖人、豊原功補、八千草薫、仲代達矢ほか
原作:新堂冬樹著「引出しの中のラブレター」
原案:「届かなかったラブレター」
配給:松竹
上映時間:119分
”伝えられずにいる言葉、ありませんか?”インターネット、ケータイ、メール・・・。コミュニケーションが便利になった今でも、本当に伝えたい言葉を伝えることは難しいもの。だからこそ、直筆で想いをしたためる手紙や、人と人とが一対一で向き合えるラジオを通じて、言葉の大切さや、想いを伝えることの良さを感じてほしい。・・・・という、うすら気味悪い理念の下造られたつまらない作品。
ラジオのパーソナリティーである久保田真生は、4年前に父親と仕事の事で喧嘩をしてしまい絶縁状態が続いていた。だが仲直りしないまま父親は他界してしまい、2ヶ月近くが経った49日にも顔を出す事ができず、その事が原因で仕事にも支障をきたしていた。ある日田舎に暮らす妹から真生宛てに荷物が届く。その中には父親が生前書いた、真生宛ての手紙が同封されていた。だが素直に読む事のできない真生は、引出しの中にその手紙をしまい込んでしまうのだった・・・。
(Yahoo映画レビューに投稿した「引出しの中のラブレター」感想文)
自分が少数派である事に改めて思い知らされた。本当に私の心は腐っているのかもしれない。
ぴあの映画満足度ランキングで1位!?
Yahoo映画レビューでは平均☆4つ!?
王様のブランチでべた褒め!?・・・どうでもいいですね、これは。
私は普段人の評価を気にしない(ようにしている)が、それでもちょっとは気になるのが人情と云うものだ(何だそりゃ)。今までも何度かこういったムニャムニャな感じはあったが、やはりどうにもスッキリする事はなく、普通でない自分と世間との隔たりばかりを思い知らされてしまう。
でも、つまらんものはつまらん!
何処で感動し、何処で胸に沁みるのか、
全くをもって判らねえよ!!
感性に優越は無いのだから、私の言っている事はただの戯言に過ぎない。だからこそ(不快に思ってしまった人には申し訳ないと思うが)ハッキリ言いたいのだ。
これだけの有名人が出演し、これだけ様々なキャラクターとエピソードが描かれるのに、どれひとつ、何ひとつ心に響く事はなく映画は終わってしまう。
ムカついたり、気色悪って思ってもね!
・・・何かホントに心が荒んでいるのかも、俺。
気を悪くされた方がいたら「申し訳ない!」としか言えません。作品を誹謗中傷するだけというのはなるべく避けてきたつもりですが、時々こういった作品に遭遇してしまいます。なるべくいい処を見付けるようにはしたいのですが、今回全く見付かりませんでした。この作品を心から好きでいてくれる方も当然いらっしゃるでしょう。ですが私はどうしても好きになれません。ご理解して頂けると助かります。
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