ホーム

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

銀色の雨 09年日本

2009年12月10日 16:34

153.jpg
2009年11月3日MOVIX三郷にて鑑賞

評価★★★★★★☆☆☆☆

監督:鈴井貴之

出演:賀来賢人、前田亜季、中村獅童、濱田マリ、音尾琢真、大島優子、富澤たけし/伊達みきお(サンドウィッチマン)ほか

原作:浅田次郎著「銀色の雨」(「月のしずく」所収)

主題歌:徳永英明「透徹の空」

配給:エスピーオー/マジックアワー

上映時間:113分

北海道発の名物番組「水曜どうでしょう」に出演していたミスターこと鈴井貴之の4作目になる監督作品。今までオリジナル作品を手掛けてきたが、今回初となる原作モノ、しかも浅田次郎原作作品に挑んでいる。
鳥取県の小さな町で、住み込みで新聞配達をしながら高校に通う平井和也。だが問題を起こし、母ひとりの家にも戻りたくない和也は米子に家出をしてしまう。一方、プロボクサー岩井章次は、18年前に捨てた故郷に帰るため米子へと帰省していた。米子で昔の知り合い菊枝に偶然再会した和也は、猫と暮らす彼女のマンションに転がり込む。だがそこに、菊枝の働くバーへ客として来ていた章次までも加わる事になってしまうのだった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「銀色の雨」感想文)


やはり浅田次郎の作品は好きになれない。ほとんどの登場人物に感情移入できず、物語は偶然が頼り。とてもではないが大メジャー作家とは思えない。鈴井監督によって空気感の素晴らしい作品になったからこそ最後まで楽しめたが、凡百の演出家ではここまでの作品にはなり得なかったと思う。だからこそ原作者である浅田自身が、ワザワザでかでかと映画化を喜ぶコメントをパンフレットなどに載せたのだろう。

ところで鈴井貴之と云えば「水曜どうでしょう」が思い浮かぶ人も多いだろう。知らない人はサッパリだが、知っているとこれほどハマってしまう番組もあまりない、と云えるほど面白いバラエティ番組だ。今や全国区で有名になった大泉洋と鈴井貴之(番組ではミスターと呼ばれていた)がメインで出演(時折同じ劇団の安田顕なども出演している)し、他にはカメラマンとプロデューサーの計4人だけで構成された、行き当たりバッタリなムチャ企画ばかりをやっている北海道で製作されていた番組といった感じだろうか。

週一での放映が終了し、一時期はスペシャルとして不定期に放映していたが現在は造られていないようだ(現在の大泉の活躍を観てしまうとまあ難しいだろう)。北海道でしか観れない筈の番組が何故これほど全国区に知れ渡ったのかは、もちろん番組の面白さが伝わったからだろう。地方局では今でも定期的に再放送を繰り返しているので、番組の存在さえ知ってさえしまえば観続けてしまう麻薬的魅力のある番組で、口コミで広がるのは時間の問題だったのだ。

ただ番組の面白さを伝えるのは難しい。”電波少年的”という形容詞が浮かび易いが、本質は全くと云っていいほど違うと思う。とにかく「どんだけ過酷な事やらせんだよ!」ってほど大変な目に合っているのに、「スッゲー楽しそうジャン!!」ってくらい楽しそうに見えるのだ。電波は演出によって面白さを倍増している場合が多く、実際やっている人たちにとっては、例えば芸人的に”おいしい”と思えなければ続けられないほど過酷で辛い事を”やらされている”場合が多いと私は感じている。

だが「水曜どうでしょう」はその計算がない、と云うかできないのだ。だから本人たちのモチベーションが非常に重要で、もし”やらされている”と感じてしまえばすぐに番組は成り立たなくなってしまう。番組が成り立ち長く続いたのは、やっている本人に芸人特有の打算が無かったからだ(まあ多少はあるのかもしれないが)。だからこそ面白いだけではない、”愛される番組”になったのだろう。

今の民放各局が同じような番組を造っても、よほどの奇跡でも起こらない限り「水曜どうでしょう」を超える番組は誕生しない。計算高い欲があればあるほど不可能になっていく。もうすでに番組は伝説と化している気さえしてきたよ。それとできたらDVDを全国区で販売して欲しいんだけど。中古でさえ結構な高値が付いてんだよねェ・・・。

何か映画と全く関係ない話題ばかりで申し訳ないです。
スポンサーサイト

映画/邦画/2009下半期 コメント: 0 トラックバック: 0

< 前の記事 ホーム 次の記事 >

コメントを書く






    



管理者にだけ公開させる

ホーム

黒ねこ時計 くろック D03

カレンダー+最終更新日

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

カテゴリ

未分類 (16)
映画的雑記 (67)
特撮・玩具的雑記 (28)
雑多雑記 (24)
映画/年間ベスト&ワースト (4)
映画/洋画/2012 (1)
映画/邦画/2012 (1)
映画/洋画/2011 (15)
映画/邦画/2011 (6)
映画/洋画/2010下半期 (47)
映画/邦画/2010下半期 (52)
映画/洋画/2010上半期 (47)
映画/邦画/2010上半期 (49)
映画/洋画/2009下半期 (59)
映画/邦画/2009下半期 (55)
映画/洋画/2009上半期 (61)
映画/邦画/2009上半期 (46)
ミニプラについて (3)
ミニプラ/特命戦隊ゴーバスターズ (6)
ミニプラ/海賊戦隊ゴーカイジャー (6)
ミニプラ/天装戦隊ゴセイジャー (16)
ミニプラ/侍戦隊シンケンジャー (11)
ミニプラ/炎神戦隊ゴーオンジャー (6)
ミニプラ/獣拳戦隊ゲキレンジャー (9)
ミニプラ/轟轟戦隊ボウケンジャー (6)
ミニプラ/魔法戦隊マジレンジャー (5)
ミニプラ/特捜戦隊デカレンジャー (10)
ミニプラ/爆竜戦隊アバレンジャー (7)
ミニプラ/忍風戦隊ハリケンジャー (5)
ミニプラ/百獣戦隊ガオレンジャー (4)
ミニプラ/未来戦隊タイムレンジャー (3)
ミニプラ/救急戦隊ゴーゴーファイブ (4)
ミニプラ/星獣戦隊ギンガマン (3)
ミニプラ/電磁戦隊メガレンジャー (3)
ミニプラ/激走戦隊カーレンジャー (2)
ミニプラ/超力戦隊オーレンジャー (2)
ミニプラ/忍者戦隊カクレンジャー (1)
ミニプラ/五星戦隊ダイレンジャー (2)
ミニプラ/恐竜戦隊ジュウレンジャー (1)
ミニプラ/鳥人戦隊ジェットマン (1)
ミニプラ/地球戦隊ファイブマン (3)
ミニプラ/超獣戦隊ライブマン (2)
ミニプラ系玩具/1987年度以前 (2)
DX版玩具/戦隊シリーズ (31)
玩具/レジェンド戦隊シリーズ (7)
森永/戦隊メカセレクション (11)
ミニ合体/戦隊ロボシリーズ (14)
カプセル合体/戦隊シリーズ (15)
仮面ライダーウィザード/玩具 (7)
仮面ライダーフォーゼ/玩具 (20)
仮面ライダーオーズ/玩具 (23)
仮面ライダー/玩具 (21)
ウルトラマン/玩具 (12)
ムゲンバイン/食玩 (18)
もじバケる/食玩 (7)
カバヤ/食玩 (21)
リボルテック (20)
スーパーロボット超合金 (8)
勇者シリーズ/玩具 (3)
やまと/群雄シリーズ (9)
その他の玩具 (27)

FC2カウンター

検索フォーム

リンクバナー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。