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川の底からこんにちは 09年日本

2010年05月15日 15:14

315.jpg
2010年5月2日ユーロスペースにて鑑賞

評価★★★★★★★★★☆

監督/脚本:石井裕也

出演:満島ひかり、遠藤雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松了、並樹史朗、稲川実代子、鈴木なつみ、管間勇、猪俣俊明、牧野エミ、工藤時子、安室満樹子、しのへけい子、よしのよしこ、目黒真希、森岡龍、廣瀬友美、山内ナヲ、丸山明恵、潮見論、とんとろとん他

配給:ユーロスペース+ぴあ

上映時間:112分

ぴあフィルムフェスティバル出身で、これまでインディーズで作品を発表してきた若干26歳・石井裕也監督の商業映画初監督作品。若さや感性だけに頼らずとも、映画としての完成度が高く、尚且つ面白い作品だったのに驚き。
上京して5年、仕事は5つ目、彼氏は5人目。ダラダラとした日々を送り、「しょうがない」が口癖の派遣OL佐和子。そんなある日突然父親が病に倒れ、余命僅かだと云う知らせが入る。ひとり娘だった佐和子は、実家のしじみ工場の後継ぎになる事を余儀なくされる。いつに間にか会社を辞めていた彼氏とその連れ子と共に、5年振りに実家とそのしじみ工場に戻った佐和子だったが、駆け落ち同然で東京に出ていった佐和子を誰も歓迎しようとはしなかった。


(Yahoo映画レビューに投稿した「川の底からこんにちは」感想文)


いや~、期待以上に面白い作品でしたね。演者の個性が実に的確に表現されていて、それが物語に繋がり笑いにも繋がるという高等技術を、いともアッサリとクリアしてしまうと云う。もしかしたら見方によっては、何とも無愛想な連中が不謹慎且つ何も無い日常を繰り返しているだけに見えるかもしれないが、その日常との紙一重の違いが面白いのだ。

一見リアリティある人間描写をしているかに見えるが、その実細部まで練られ創り上げられたキャラクターたちの右往左往するその姿は、計算されたコメディ作品そのモノと云える。社会生活を含む情景描写も、人間臭いかと思えばふさぎ込むべき重苦しい空気の中、あり得ないポジティブさをいきなり発揮したり、現状打破の方法も極めてあやふやにしか描かないなど、経験者にとっては現実味が無いかもしれないが、そこが映画と現実の違いを紙一重で上手く乗り越えている演出の妙になる。と、私は感じた。

まあ満島ひかりと組んだからこその成功だと思うけどね。あの表情とセリフのイントネーションはそこいらの女優じゃまず出てこないでしょ。その個性がおばちゃん集団に負けないんだから凄いよ。ちなみにバナナマンの設楽が褒めてたよ、「コントよりコントらしい笑いがある」って(ニュアンスは違うかも)。やっぱ凄い女優だ、満島ひかりは。

とにかくこう云った作品そのモノで勝負してる作品が登場するってのはホント嬉しい。今の邦画界では特にそう感じる。そう云えば石井監督の作品「君と歩こう」が今日(5/15)から公開するんだよねェ。これも楽しみだな。
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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