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ちょんまげぷりん 10年日本

2010年08月12日 14:44

394.jpg
2010年8月1日新宿武蔵野館にて鑑賞

評価★★★★★★★☆☆☆

監督/脚本:中村義洋

出演:錦戸亮、ともさかりえ、今野浩喜(キングオブコメディ)、佐藤仁美、鈴木福、忽那汐里、堀部圭亮、中村有志、井上順ほか

原作:荒木源著「ちょんまげぷりん」

配給:ジェイ・ストーム

上映時間:108分

荒木源原作の同名小説を、「ゴールデンスランバー」の中村義洋が監督を務め映画化。侍が現代へタイムスリップしてしまうというナンセンスな設定を、上手く物語へと昇華できた珍しい成功例ともいえる作品だ。
シングルマザーの遊佐ひろ子は、ひとり息子の友也と仕事を抱えドタバタな日々を送っていた。ある日マンションの駐車場で2人は侍の格好をした木島安兵衛という青年と出会う。始めは撮影か何かで侍の格好をしているのだと思ったひろ子だったが、話を聞いていく内に180年前の江戸からやってきた本物のお侍だという事が判る。行く宛ての無い安兵衛を見かねたひろ子は、仕方なく自分の家で面倒をみる事になるのだが・・・。


(Yahoo映画レビューに投稿した「ちょんまげぷりん」感想文)


Yahooのレビューでは特に触れなかったんだけど(触れるべき作品ではないので)、真面目に考えてしまえば理屈として通らないであろう部分を少し掘り下げたいと思う。・・・タイムスリップができるとかじゃないよ?

この作品において一番の疑問となるのは、木島安兵衛がタイムスリップした現実をあまりにアッサリ受け入れてしまった事にある。これは明らかに我々現代人の持つ感覚であり、本来ならば発狂して当たり前、例え正気を保てたとしても現代に溶け込むのは不可能・・・だと思うのだ。

では何故この作品における安兵衛が現代人の感覚で造形されたキャラクターなのか?まず現代の日本では学校にさえ行けば必ず歴史を勉強するので、誰でも江戸時代の背景を想像できる程度には学習できてしまう。また”時代劇”が当たり前に存在する現代において、人はいつの間にか侍という存在を具現化できるほどその姿が脳にインプットされているため、例え現存していなくとも現代人において侍は空想の産物には成り得ない。

タイムスリップについても、フィクションの中だけでの空想とは云えこれだけ日常化してしまえば、例えその理論が判らなくたって受け入れる事は可能だ。つまりこの作品のフィクション部分である”本物の侍”と”タイムスリップ”に関してだけいえば、現代人なら”誰しも想像できる範囲のあり得ない出来事”となる。

だが木島安兵衛にとっての現代やタイムスリップは、彼が生きてきた経験に基づき想像できる事の範囲には全くと云っていいほど無い出来事であり、だから普通なら発狂してしまうのだ。それもゴリゴリな侍気質である安兵衛は、判りやすいくらい視野の狭い生き方をしてきたために、ある意味そのスイッチが入りやすい性格とも云える。若さゆえにそこまでの強靭な精神力も無いだろうし。

これがこの作品最大のツッコミ処なんだけど、絶対に無視すべきなんだよねェ、特にこの作品の場合。自分でも書いててバカバカしいと思うもん。そんな事考えるくらいなら、例えムチャな設定でも気持ちよく受け入れてしまった方がいいでしょ?と、ここでレビューのタイトルに繋がってくるって訳ですよ~。上手い!・・・上手い?
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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