ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!べリアル銀河帝国 10年日本
2011年01月18日 18:38
2010年12月26日MOVIX三郷にて鑑賞
評価★★★★★★☆☆☆☆
監督/脚本:アベ ユーイチ
出演:小柳友、濱田龍臣、土屋太鳳、石橋保、さとうやすえ、ベンガル、きたろう、平泉成ほか
声の出演:宮野真守、緑川光、神谷浩史、関智一、西岡徳馬、若本規夫、川下大洋、宮迫博之ほか
音楽:川井憲次
配給:松竹
上映時間:100分
ウルトラマンシリーズ45周年を記念して製作された作品で、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の続編。製作陣は前作から一掃されており、新たな布陣による、新たなシリーズとしての意味合いも強い。
一度はウルトラ戦士たちによって倒れたべリアルだったが、別宇宙で復活、全宇宙征服の野望を遂げるため銀河帝国を築き、様々な星への侵略を開始する。そんな中、惑星エスメラルダへの襲撃を開始したべリアル軍に立ち向かったミラーナイトは、なんとかエメラナ姫の単身脱出を成功させる。同じ頃、光の国では飛来してきたダークロプスたちの攻撃を受けていた。ウルトラ戦士たちの活躍によって何とか撃退するが・・・。
(Yahoo映画レビューに投稿した「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!べリアル銀河帝国」感想文)
個人的には無難に落ち着いた作品として仕上がったと思える本作。過去、それもウルトラシリーズではない作品のヒーローを蘇らせるといった新機軸を確立はしたが、それ以外に前作「大怪獣バトル」を凌駕する要素は特になく、せっかく切り開いた新たな道筋も、結局はこれまでのウルトラシリーズに立ち返る道を選んでしまう。まあそれでもこれまでに比べれば相当にハイテンションな作品ではあるんだけど。
ただ、その変化をどう捉えるかは各個人が決める事であって、あくまで「自分には物足りないかなぁ?」というだけに過ぎない。それに世間的な評判という事で云えば、おそらく前作より好意的に受け取られているようにも思える。それほど前作が革命的だったと共に、ウルトラ作品としてはかなり型破りな作風だった訳で、伝統的フォーマットを重要視してきたウルトラシリーズとそのファンにとっては賛否巻き上がる事になったのだ。
今後のシリーズも(おそらく)この路線を歩むのだろう。・・・う~ん、まあ観るけどね。
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