ホーム

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

完コピを目指す事で明日が見えたかも?映画「あしたのジョー」鑑賞

2011年02月15日 00:59

世代にもよるけど、様々な議論を呼んでいるであろう実写版「あしたのジョー」を鑑賞。

     575jo.jpg



・・・写真、別のも載せておきましょうか。



     576jo.jpg



自分は原作である漫画やアニメはドップリな世代なので、正直期待というモノは全くと言っていいほど無かった。最近乱立しているTV局主体による漫画・アニメの実写版な上、主演や監督のあきらかな役不足、冗談にしか見えない特殊メイクな丹下段平など、期待したくてもできなかった、っていうのが正直なところだ。おそらくそういう想いの人は多いだろうし、実際鑑賞した上でそう感じた人もいるだろう。

・・・とまあ相当にハードルを下げて観た事に間違いはないんだけど、それでも意外と腹を立てる事なく最後まで観れたし、原作を思い巡らせながら作品に入っていけたのも確かだった。普通に面白い、と言ってもいい。

その一番の理由は原作を完コピし、再現しようとしたその姿勢を感じられたからだろう。漫画を実写化する際、本来なら一番やってはいけない手法(ましてや時代が違いすぎる)な筈なんだけど、それがかえって現実逃避をさせるみたいで、リアルとは真逆に原作のリアリティを補完できたのかもしれない。香川照之の丹下も時間と共に気にならなくなっていったしね。・・・ちょっとだけ嘘だけど。

もちろん独自の作家性を駆使し、オリジナルとも云える実写版を創り出す事もできただろうけど、その才能が無い、もしくは無謀だと判断したからこそ原作を忠実に再現したのだろう。映像作家にとってそれがどういう意味を示すのかは置いとくとして、今回に限っては英断と云って間違いない・・・と思う。まあ机上の空論、酒の上での冗談を本気にしてしまった段階で選択肢はほとんど無いんだけど。

それと今回、一番の功労者は何といっても力石を演じた伊勢谷友介だ。演技はまあ普通なのだが、あの肉体を魅せられてしまってはグゥの音も出やしない。ボクシングシーンも(CGなどによる修正はあるものの)中々に迫力があり、見応えとしては十分だと云える。逆に変に修正する事なく、役者のガンバリを信用してもっとシンプルに闘いを魅せてもよかったくらいだ。それこそウソ臭くなくなるのだから。

・・・一応褒めてはみたけど、欠点も山ほどある。まず脚本。ハッキリ言っていらないでしょ、ほぼ丸ごと原作のコピーなんだから。しかも原作をコピーしているがゆえに、キャラクターの描き方に何の工夫も感じられず、ただあるエピソードの積み重ね、要は抜粋にしかなっていない。自分は原作に重ね合わせる事で感情の高ぶりを体現できたが、原作の本質をこの作品だけで感じ取るのは非常に困難と言わざるを得ない。

それに、原作に想い入れがあればある程認められない、っていう感情を抑えるのはやはり難しいと思う。ましてや原作の完コピなのだから、原作やアニメを見てさえいれば、それよりもあきらかに劣っている実写版を観る理由を見付けるのは(それこそ誰ぞのファンとかでなければ)難しいだろう。減点していく事でしか採点ができない映画鑑賞なんて面白くもなんともないだろうし。


それでも全否定をするほど酷くはなく、むしろこの最近の駄作連発に比べればずい分とマシだったのであえて肯定的な意見を書いてみた。自己責任は覚悟の上で試してみるのもいいだろう・・・って云えるほどの作品でもないんだけどねェ・・・ってどないやねん!!

スポンサーサイト

映画的雑記 コメント: 0 トラックバック: 0

< 前の記事 ホーム 次の記事 >

コメントを書く






    



管理者にだけ公開させる

ホーム

黒ねこ時計 くろック D03

カレンダー+最終更新日

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

カテゴリ

未分類 (16)
映画的雑記 (67)
特撮・玩具的雑記 (28)
雑多雑記 (24)
映画/年間ベスト&ワースト (4)
映画/洋画/2012 (1)
映画/邦画/2012 (1)
映画/洋画/2011 (15)
映画/邦画/2011 (6)
映画/洋画/2010下半期 (47)
映画/邦画/2010下半期 (52)
映画/洋画/2010上半期 (47)
映画/邦画/2010上半期 (49)
映画/洋画/2009下半期 (59)
映画/邦画/2009下半期 (55)
映画/洋画/2009上半期 (61)
映画/邦画/2009上半期 (46)
ミニプラについて (3)
ミニプラ/特命戦隊ゴーバスターズ (6)
ミニプラ/海賊戦隊ゴーカイジャー (6)
ミニプラ/天装戦隊ゴセイジャー (16)
ミニプラ/侍戦隊シンケンジャー (11)
ミニプラ/炎神戦隊ゴーオンジャー (6)
ミニプラ/獣拳戦隊ゲキレンジャー (9)
ミニプラ/轟轟戦隊ボウケンジャー (6)
ミニプラ/魔法戦隊マジレンジャー (5)
ミニプラ/特捜戦隊デカレンジャー (10)
ミニプラ/爆竜戦隊アバレンジャー (7)
ミニプラ/忍風戦隊ハリケンジャー (5)
ミニプラ/百獣戦隊ガオレンジャー (4)
ミニプラ/未来戦隊タイムレンジャー (3)
ミニプラ/救急戦隊ゴーゴーファイブ (4)
ミニプラ/星獣戦隊ギンガマン (3)
ミニプラ/電磁戦隊メガレンジャー (3)
ミニプラ/激走戦隊カーレンジャー (2)
ミニプラ/超力戦隊オーレンジャー (2)
ミニプラ/忍者戦隊カクレンジャー (1)
ミニプラ/五星戦隊ダイレンジャー (2)
ミニプラ/恐竜戦隊ジュウレンジャー (1)
ミニプラ/鳥人戦隊ジェットマン (1)
ミニプラ/地球戦隊ファイブマン (3)
ミニプラ/超獣戦隊ライブマン (2)
ミニプラ系玩具/1987年度以前 (2)
DX版玩具/戦隊シリーズ (31)
玩具/レジェンド戦隊シリーズ (7)
森永/戦隊メカセレクション (11)
ミニ合体/戦隊ロボシリーズ (14)
カプセル合体/戦隊シリーズ (15)
仮面ライダーウィザード/玩具 (7)
仮面ライダーフォーゼ/玩具 (20)
仮面ライダーオーズ/玩具 (23)
仮面ライダー/玩具 (21)
ウルトラマン/玩具 (12)
ムゲンバイン/食玩 (18)
もじバケる/食玩 (7)
カバヤ/食玩 (21)
リボルテック (20)
スーパーロボット超合金 (8)
勇者シリーズ/玩具 (3)
やまと/群雄シリーズ (9)
その他の玩具 (27)

FC2カウンター

検索フォーム

リンクバナー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。