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アンチヒーローも歴史には敵わない?「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」

2011年06月15日 21:57

「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」を鑑賞。

       638supa001.jpg

戦隊シリーズとしては初となる単独映画であり、上映時間が約80分とこれまで以上に長い作品になっている。脚本はゴーカイジャーのシリーズ構成を務める荒川稔久、監督は長年戦隊シリーズを演出してきた竹本昇。



※大ざっぱながら、多少ネタバレした書き方になってしまったかもしれません(戦隊やライダーにおけるネタバレって何ぞや?って感じですが)。読むときは注意して下さい。



ざっくりとした感想を述べると、VSシリーズをベースにしたウルトラ映画(「大怪獣バトル」と「メビウス」辺りの)って感じの作品。以上。・・・ウソ、もう少し書きます。


本作が「ゴーカイジャー」を補完するために必須な作品であるのは、TVシリーズではほとんど触れられていない”レジェンド大戦”の扱いを見れば一目瞭然であり、逆に映画化が決定していたからこそこれまで触れずにきたとも云える。レンジャーキーに対する疑問なども、ほどよく明確な設定を提示するなど、シリーズをより深く楽しみたいのなら観るべき作品となっている。

全ての戦士が勢揃いする爽快感や、できうる限りのロボットを登場させる色んな意味でのムチャさ加減、そして歴代の戦士たちのその後を本人自らが演じるといったファンサービスにも抜かりはなく、それぞれの出番こそ少ないもののファンであればあるほど無条件に熱き心が燃え上ってしまう・・・のではないだろうか?

とはいえ、その長い歴史を数十分で語り尽くす、なんてのはどだい無理な話であり、誰もが納得できる満足感を得る事など不可能と云っていい(その辺ある程度はTVシリーズがやるだろうし)。そのため物語は極力シンプル且つ王道に成らざるを得ないし、本作ももれなくそんな感じに落ち着いてしまっている。

また、本作品の製作がTVシリーズ初期の頃だったためか、ゴーカイジャー自体のキャラクターが今ひとつ定まっておらず、ゴーカイジャーならではの要素に欠けた作風にも思えた。当然それを踏まえた上での製作体制なのだろうけど、ムチャなスケジュールがいい結果を生まない典型例な作品になってしまっている。ゴーカイジャーの伸びしろが予想以上に凄かった、ってのも理由だけど。

もうひとつ問題なのが、VSシリーズにしか見えない定番とも云えるストーリー展開にしてしまった事だ。そりゃあ歴代の戦士たちが登場するのだから見た目に豪華さはあるけれど、ゴセイジャーを物語の流れにおけるキーマンにしてしまった時点でこうなってしまうのは必然であって、それ以上にゴーカイジャーが作品として定着してない分、VSシリーズより劣ってしまう部分さえ出てきてしまっている(特にマーベラスとルカに違和感がある)。


・・・なんかネガティブな意見ばかりを述べてしまったが、何というか大方の予想通りというか、ゴーカイジャーに見られたいい意味での”裏切り行為”が無かった気がするんだよねェ。ヒーローの定義に則ったヒーロー像と云う、ヒーロー物であれば当たり前の常識を覆してきたのがゴーカイジャーである筈なのに、本作ではその常識にゴーカイジャーの連中が呑み込まれてしまっている。

これだけ長い歴史だからねェ、敵うわきゃないんだろうけど・・・一太刀でもして欲しかったって言うか。まあその辺もTVシリーズの方でやってはいるんだけどね。って事で、映画はあくまでも映画、王道のヒーロー作品として割り切って楽しみましょう。
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特撮・玩具的雑記 コメント: 2 トラックバック: 0

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アンチヒーローの魅力

確かに第一話で「別に地球人を守る義理は無い」って感じで

戦わずに帰ろうとしたのを見た時は、どうせ助けてくれるのが判ってても

「子供番組のヒーローで・・・そうきたかぁ」と軽いショックを受けました。

映画でも少しはツンデレして欲しかったですねえ・・・まだ見てないけど。

2011年06月16日 07:27 | URL | あばぼ | 編集

Re: アンチヒーローの魅力

>あばぼさん
コメントありがとうございます!


> 「子供番組のヒーローで・・・そうきたかぁ」と軽いショックを受けました。
”海賊”という設定を子供番組の中にどう織り込んでいくか、時間が掛かるでしょうね、どうしても。だから
こそ公開時期の早い今回の劇場版にはよけい違和感を感じたのかもしれません。


> 映画でも少しはツンデレして欲しかったですねえ・・・まだ見てないけど。
少しはしてますよ!・・・ってまあ、観てのお楽しみなんでしょうけど。

2011年06月19日 22:04 | URL | ひだっちょ | 編集

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【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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