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週末映画(10/28)

2012年10月30日 07:06

中古のDVDショップで「ウルトラマンマックス」Vol.5を発見、思わず購入。この巻にはシリーズ中2話だけ参加した三池崇史演出のエピソード、「第三番惑星の奇跡」と「わたしはだあれ?」が収められている。

「マックス」は個人的に好きなシリーズなんだけど、特に「第三番惑星の奇跡」は素晴らしく、何度観ても涙がこぼれてしまう。見事な連続技を披露するマックスのアクションが描かれた前半から一転、物語は予想だにしない穏やかなクライマックスを迎える。かなり異質なエピソードだが、今見ても輝きは失ってなかった。

あとDVDを観ていてビックリしたのが、「第三番惑星の奇跡」にはもうひとつのエンディングが存在してたって事。まあお遊びで作ったモノなんだけど、美しい思い出を全てをぶち壊してしまうので観るなら覚悟しよう。

もうひとつ、「マックス」には今や日本を代表する若手女優・満島ひかりがレギュラーで出演していた。チームのオペレーター、しかもアンドロイドの女の子という役柄で。いや~、色々やってますね、彼女は。まあ元々がアイドルグループ出身なんだけどねェ・・・それでもビックリしたなぁ。





『終の信託』

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「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、「Shall weダンス?」の役所広司・草刈民代コンビと再びタッグを組んだ社会派ミステリー。患者の希望により延命処置を停止した女医が、社会的制裁を受けるに至ってしまう過程が描かれていく。本作の紹介文には役所と草刈のラブストーリーとなっているが、何というか客寄せ用のキャッチフレーズに感じた。くれぐれも変な期待はしないように。

本作(原作)は10年ぐらい前に起きた事件を基に作られている・・・筈だが、そのあたりの説明はほとんどなく、現役の法律家が原作であると解説している程度にとどまっている。実はこの事件に関してラジオで伊集院光が意見を述べた事があり、妙に印象に残っていたため自分はこの事件を覚えていた。

事件の概要は作品で描かれている通りで、ある女医が患者の意向により生命維持装置を停止、だが家族への説明が不十分だったということで起訴されてしまう、といったもの。映画で描かれた2人の関係性についてはおそらく原作者の造作だろうから実際の関係性がどうだったかは分からないが、事件と映画のどちらともに云えるのは、殺人罪として問われ、被疑者となった彼女には”殺人”を犯す理由が全く無いっていう事実だ。

殺人は(無差別や快楽は別にして)それを犯す本人に何かしら得るモノがなければ行われることはない。罪悪感以上にリスクがあまりにも高いからだ。では彼女が犯した行為によって彼女に得るモノが何かあっただろうか?いや、全くといっていいほど無い。つまり彼女は殺人を犯したという意識がないのはもちろん、それどころか好意や正義の下での行為、ともいえるのだ(この辺は伊集院の意見を加味した)。

だが法律は彼女を殺人犯として裁いてしまう。法律を重んじ、守ればそうなる。そしてここに作品(原作)の胆がある。法律に従えば間違いのない人生を生きていけるのか?人の気持ちが決まりや文章によって線引きできるのか?観た人それぞれに思い描くべきことがあるだろう、そう奮い立たせてくれる作品だ。


・・・あ、あと本作の最大の見どころは何といっても大沢たかおの鬼畜野郎っぷり。自分は前々から彼にはこういった役が似合うと思っていたが、いやもう映える映える。世間のイメージは知らないが、今後も鬼畜道まっしぐらにがんばって欲しい。





『009 RE:CYBORG』

       831sab004.jpg

石ノ森章太郎原作の未完漫画「サイボーグ009」を、オリジナルストーリーで現代に甦らせた劇場版アニメーション。脚本・監督は「攻殻機動隊」シリーズの神山健治。原作のその後が描かれている。


作画や演出のレベルはさすがといったところで、スタイリッシュに書き起こされたメンバーたちも素直にカッコいい。現代に直結した事件や政治を絡めた展開、宗教を引用した思想や思考など少々難解なキーワードも多いが、理解できる部分だけでも十分楽しめる物語になっている・・・と思う。

ただ今回、敵として立ちはだかるモノが漠然とし過ぎていて困った。おそらく観る側の解釈に委ねたのだろうが、受け止めるにはあまりにも大きく掴みどころがない。そういうの好きなのは分かるんだけど。

そもそも監督は押井守に師事していたんだが、その影響がモロ作品に反映されていたのがちょっともったいない気がした。もうそろそろ自分の色を濃くしてもいいんじゃないだろうか?実力は十分あるのだから。





『ザ・レイド』

       832reido001.jpg

インドネシアで制作されたノンストップ・アクション映画。ギャングの巣窟と化した30階建てのマンションに乗り込んだSWATたちの攻防戦をアクション主体に描いていく。


こういった作品に免疫がなければ相当楽しめるであろう作品。アクションのレベルは総じて高く、製作費の低さを逆手に取った密室劇は、アイデアと心意気でもこれだけのモノが作れるんだぞといった作り手の魂を感じさせてくれる。今だからこそ見習うべき映画作りにおける手法が散りばめられている、といっていいだろう。

ただ自分はそこまでの衝撃は無かった。ノリ的には7~80年代の香港映画にとても近く、アクションは基本ジャッキーの焼き直し、アクションの魅せ方など所々光るアイデアもあるがあまりにアクションシーンが続くため、結局はバリエーションの乏しい殺陣になってしまう(組み手の技がみな一緒なのでよけいにそう感じる)。

逆に物語性を高めれば作品の質が向上するし、オリジナリティも出てくる。それこそ二番煎じなどといった印象は無くなるだろう。本作の物語は有って無きが如しなのに説明不足なので、キッチリ描けさえすればアクションと物語の融合がさらに深まるはずだ。

それだけの期待を抱かせる作り手たちなのは間違いない。彼らの作る次の作品が楽しみだ。
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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