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週末映画(11/11)

2012年11月12日 06:46

とりあえず「悪の教典」はスルーしようかなと。なんとなくねェ・・・。



『のぼうの城』

       837nobou001.jpg

戦国末期、豊臣・石田の2万の軍勢にたった500の兵で戦いを挑んだ実在の武将・成田長親の活躍を描くエンタメ時代劇。主演は「陰陽師」シリーズの野村萬斎、監督は犬童一心と樋口真嗣がタッグで務めている。


素直に面白かった。本作は史実を基に作られているのだが、もちろん造作された部分は多いだろうし、時代考証としての嘘やハッタリの効かせた演出もある。が、それが気にならない。むしろ作品を盛りたてるスパイスになっており、相乗効果として成功している(誤解しないでほしいが、本作は時代考証が意外とシッカリしている。シッカリしているからこそ嘘が映えるのだ)。

また樋口真嗣をW監督として参加させたことで、戦国時代劇にありがちなスケールの小ささがずい分と軽減されている。実写とCG(おそらくミニチュアも)の融合がうまく機能しており、広大な平地や大群の軍勢などが画として成立しているのだ。逆に監督が彼だけでは、申し訳ないが人間ドラマとしての深みに期待できないだろうから、犬童一心の参加は話題性だけの起用でない、必然であることがうかがえた成功例といえるだろう。

もうひとつ、本作における最大の功労者は何といっても主演である野村萬斎だ。彼がいなければ間違いなく失敗作になっていた、そう断言できるほど活躍している。まあ作品を観れば一目瞭然だろうけど。





『カミハテ商店』

       838kamihate01.jpg

ベテラン女優・高橋恵子が23年振りに単独主演を務めた人間ドラマ。監督はドキュメンタリー「ツヒノスミカ」が高い評価を受けた山本起也。

山陰の小さな港町・上終(カミハテ)で母親から譲り受けた小さな商店を営んでいる初老の千代。彼女の店にはいつの頃からか、近くにある断崖へ自殺をしようとする者たちが最後の食事として牛乳とコッペパンを買いに来るようになり・・・ってな話。


作風として味わい深い人間ドラマとして見てとれるが、自分はあまり感じるモノがなかった。千代の日常におけるテンポや間の取り方、長回しや音楽の使い方など監督のこだわりが非常に詰め込まれているのだが、それが、悪く云えば鬱陶しく感じてしまう。自分自身のテンポに合わない、と言った方が分かりやすいだろうか。

物語や人間描写もえらく淡白で、突き付けるモノも答えらしきモノもあまり無い。もちろん人生に正解は無いし、映画においての意味や答えの無い描写など多々あるのだが、それにしても感じるモノが少なすぎる。何というか観客とキャッチボールをしてくれないっていうか・・・う~ん、ぶっちゃけ独りよがりに見えちゃうんだよねェ。

本作の題材って人の生きる果てに執着しているんだけど、それを扱うにはやはりそれ相応の人生観や経験が必要になる・・・でしょ?でも作り手にその土壌がまだ無いんじゃないか?って思うんだよね。役者の演技や作風は素晴らしいんだけど、中身に重さが伴ってないっていうか。

・・・まあ自分も言うほどの感受性など無いから本作の本質を見抜けないんだろうけど。
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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
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※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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