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週末映画(11/25)

2012年11月28日 21:39

3連休は何もできず。この記事も週明けすぐにでもUPしようと思っていたが、仕事がバカ忙しくて今さらになってしまいました。・・・それよりも玩具の記事作成しないとなぁ・・・。




『人生の特等席』

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クリント・イーストウッド主演はおよそ4年ぶりとなる感動作。監督は長きに渡りイーストウッドを師事してきたロバート・ロレンツが務めている。


内容をざっくり言うと、早くに妻(娘にとっては母)を亡くした父と娘の再生物語で、2人にはお互いわだかまりがあるため素直になれず、それをどう乗り越えていくかがキーの作品となっている。

そうだなぁ・・・極めてクセの無い作品、と云えるかな?ハッキリ言って先が見えてしまう(しかも予想通り)んだけど、嫌みがないので素直に楽しめたのも確か。特にイーストウッドの円熟した渋みがいい味を出しており、シンプルな一人芝居のシーンで思わず潤んでしまうほどだった。意外なんだけどね。

ただホントにお手本のような再生物語(都合がよすぎと思うかも)なので、物足りないと感じるかも。





『ロックアウト』

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リュック・ベッソン製作の近未来SFアクション。暴動の起こった宇宙刑務所で、人質となった大統領の娘を救うべく送り込まれた元CIAエージェントの活躍が描かれる。主演はガイ・ピアーズ。


演出はゲームっぽさ満載であり、人によっては拒否反応を起こすほどCGに溢れている(SF的描写はほぼCGだろう)。物語も舞台を宇宙刑務所といった奇抜さ以外はよくある救出劇となっており、ぶっちゃけ無難に楽しめるアクション映画、といってもいい。

面白かったのはガイ・ピアーズ演じる主人公スノーの人間性。いつでも軽口を叩くふざけた野郎なんだが、その軽さに救われたり物語を引っ張ったりと、実にいい味を出している。彼のようなタイプが主人公でなかったら結構なつまらん作品になったかも。





『カラスの親指』

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直木賞作家・道尾秀介原作の小説を実写化。主演は阿部寛とベテラン芸人の村上ショージ。


宣伝文句である”散りばめられた複線を回収するラスト20分が圧巻”は確かに宣伝に偽りナシだと思うが、人間描写がずい分と平坦で魅力に乏しい。人物像にメリハリがなかったり、説明台詞がやたら多いなど、TVドラマに近い演出に終始する。特に裏社会における表現がどうにも生ぬるいっていうか・・・これはあくまでも想像なんだけど、本作の監督って良くも悪くも人がよすぎるんじゃないだろうか?人の陰部に踏み込めず、分かりやすいくらい表面的な怖さしか見えてこない。題材が題材なのだから痺れるほどの緊張感に包まれなければならないのに、まあ大丈夫だろう的な空気が流れてしまうのだ。

ただし雰囲気のいい映画としては十分楽しめる。先にも書いたがラストは見応えがあるので最終的な満足感も高いだろう。・・・ただちょっと上映時間が長いけど。

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週末映画(11/18)

2012年11月21日 00:49

ホントは日曜(18日)の夜に記事を書こうと思ったんだけど、映画観終わったぐらいから頭痛がひどくって、家に帰ってすぐに寝ちゃいました(半日寝たので症状は良くなりました)。なので今ごろ書いてます。




『ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q』

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テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の映画化シリーズ「ヱヴァンゲリオン新劇場版」の第3部。第1部はTV版の焼き直し、第2部はTV版を基にしながらもオール新作の作画とオリジナル展開あり、そして今度の第3部は一から作り直し、全編新作として作られた。


公開まで秘密裏に作られていたし、公開後も情報開示しない感じなので、なるべくネタばれしない方向で感想を少し。え~っとね、第4部が最終作になるからなのか、ひどく中途半端な作品。物語的には何も始まらず、大した見せ場もないまま終わってしまう。一応最終作に向けて期待や希望を持てる複線をいくつか貼ってはいるが、本作単独での満足感があまりにも低い。おそらく完全新作である3部と4部を合わせてひとつの作品、という作りになっているんじゃないだろうか?その分最終作に期待したいところだが。

第2部で見せた希望が終いえないよう祈りましょうかね。





『39窃盗団(サンキューせっとうだん)』

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ダウン症の兄と発達障害のある弟が、心神喪失者は罰せられないという刑法第39条を悪用した振り込め詐欺のボスに騙され、犯罪に巻き込まれる様をコメディタッチで描いた異色作品。今村昌平作品に助監督として参加していた押田興将監督が、実弟である押田清剛と押田大を主演に迎え、障害者を取り巻く現実を描き出す。


監督の弟である清剛は実際にダウン症を患っている。その彼をいつの頃からか映画にしなければと強く思うようになった監督の念願の作品が本作だ。本作ではダウン症、もしくは発達障害を持つ彼らと社会生活における歪みを様々なカタチで突き付けてくるが、決して批判的だったり悲観してはいない。どんなに騙され、利用され、社会的に排除されようが、しぶとくも明るく生きていく姿が描かれている。

ダウン症や発達障害を持った人たちに対する社会的な救済は、昔に比べればマシになったといえるがまだまだ問題も多い。援助を受けるべき人たちには健常者でも面倒くさい書類や手続きをしなければならないし、社会人として受け入れてくれる職場は滅多にない。コミュニケーションのとれない彼らは社会に溶け込めずにホームレスとして路上での生活を余儀なくされたり、犯罪を繰り返して刑務所というツールで生き延びている人も少なくない。現在、路上生活者の3割、刑務所に収容されている人の2割以上が何らかの知的な問題を抱えていると言われている(パンフの監督インタビューより)。

その現実を本作は笑い飛ばす。当事者だからこそ直面し、その気持ちを理解しているにもかかわらず、いや、だからこそ笑い飛ばすのだろう。我々が上から目線で「可哀想だ」と思う事が恥ずかしくなるくらい、彼らは自分らしく生きていることに誇りを持っているのだ。綺麗ごとや感動秘話で片付けられる安っぽいドラマとは違う現実が見える、そんな作品と云えるだろう。・・・語り口はもの凄く柔らかいけどね。





『その夜の侍』

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劇団「THE SHAMPOO HAT」の赤堀雅秋が作・演出・主演を務めた戯曲を、自らの演出で映画化したヒューマンドラマ。ひき逃げされた妻の復讐を誓う男と、ム所帰りのひき逃げ犯との対峙を重厚なタッチで描き出す。


ドラマとしてはちょっと面白い幕引きとなっていて、解説や予告に感じる辛気臭さは意外に鳴りを潜める。若手の役者がみな素晴らしい演技を披露しており、演出の質の高さを実感できる。キャスティングは完璧と云える適材適所なんだけど、贅沢言えばそれが不満にも繋がってしまう。あまりにイメージ通りというか、上手いんだけど想像や期待を超えない、って感じだった。

個人的にはクサいセリフを急にぶち込んでくるのにちょっと違和感がある。不条理な人間関係を成立させようといった意図なんだろうけど、セリフに頼らなくとも表現できる作品に感じたのでよけい気になった。まあ元が戯曲だからかもしれないが。

・・・あまり褒めてない感じになってるけど、作品としては非常に面白かった。クセはあるけど。

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スーパーロボット超合金 アクエリオンEVOL

2012年11月17日 22:59

スーパーロボット超合金にて発売されたアクエリオンEVOLを紹介

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・・・観てないんだけどね、番組

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スーパーロボット超合金 コメント: 2 トラックバック: 0

週末映画(11/11)

2012年11月12日 06:46

とりあえず「悪の教典」はスルーしようかなと。なんとなくねェ・・・。



『のぼうの城』

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戦国末期、豊臣・石田の2万の軍勢にたった500の兵で戦いを挑んだ実在の武将・成田長親の活躍を描くエンタメ時代劇。主演は「陰陽師」シリーズの野村萬斎、監督は犬童一心と樋口真嗣がタッグで務めている。


素直に面白かった。本作は史実を基に作られているのだが、もちろん造作された部分は多いだろうし、時代考証としての嘘やハッタリの効かせた演出もある。が、それが気にならない。むしろ作品を盛りたてるスパイスになっており、相乗効果として成功している(誤解しないでほしいが、本作は時代考証が意外とシッカリしている。シッカリしているからこそ嘘が映えるのだ)。

また樋口真嗣をW監督として参加させたことで、戦国時代劇にありがちなスケールの小ささがずい分と軽減されている。実写とCG(おそらくミニチュアも)の融合がうまく機能しており、広大な平地や大群の軍勢などが画として成立しているのだ。逆に監督が彼だけでは、申し訳ないが人間ドラマとしての深みに期待できないだろうから、犬童一心の参加は話題性だけの起用でない、必然であることがうかがえた成功例といえるだろう。

もうひとつ、本作における最大の功労者は何といっても主演である野村萬斎だ。彼がいなければ間違いなく失敗作になっていた、そう断言できるほど活躍している。まあ作品を観れば一目瞭然だろうけど。





『カミハテ商店』

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ベテラン女優・高橋恵子が23年振りに単独主演を務めた人間ドラマ。監督はドキュメンタリー「ツヒノスミカ」が高い評価を受けた山本起也。

山陰の小さな港町・上終(カミハテ)で母親から譲り受けた小さな商店を営んでいる初老の千代。彼女の店にはいつの頃からか、近くにある断崖へ自殺をしようとする者たちが最後の食事として牛乳とコッペパンを買いに来るようになり・・・ってな話。


作風として味わい深い人間ドラマとして見てとれるが、自分はあまり感じるモノがなかった。千代の日常におけるテンポや間の取り方、長回しや音楽の使い方など監督のこだわりが非常に詰め込まれているのだが、それが、悪く云えば鬱陶しく感じてしまう。自分自身のテンポに合わない、と言った方が分かりやすいだろうか。

物語や人間描写もえらく淡白で、突き付けるモノも答えらしきモノもあまり無い。もちろん人生に正解は無いし、映画においての意味や答えの無い描写など多々あるのだが、それにしても感じるモノが少なすぎる。何というか観客とキャッチボールをしてくれないっていうか・・・う~ん、ぶっちゃけ独りよがりに見えちゃうんだよねェ。

本作の題材って人の生きる果てに執着しているんだけど、それを扱うにはやはりそれ相応の人生観や経験が必要になる・・・でしょ?でも作り手にその土壌がまだ無いんじゃないか?って思うんだよね。役者の演技や作風は素晴らしいんだけど、中身に重さが伴ってないっていうか。

・・・まあ自分も言うほどの感受性など無いから本作の本質を見抜けないんだろうけど。

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食玩 スタイルアクションウィザード

2012年11月10日 03:59

食玩にて発売されたアクションフィギュア、スタイルアクションウィザードを紹介

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仮面ライダーウィザード/玩具 コメント: 12 トラックバック: 0

週末映画(11/4)

2012年11月04日 17:02

ガシャポンのタテガミライオーを当てるのに使いすぎてしまい凹んでいる管理人です。





『アルゴ』

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1979年のテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件と、現場から逃走していた6人のアメリカ人を母国へ帰すため秘密裏に敢行されたCIAによる救出劇を追った、事実に基づくサスペンス劇。監督は主演でもあるベン・アフレックが務めている。


事件そのものは重苦しいが救出劇は奇想天外といったいい意味で緩急のバランスがよく、逃走劇としての見ごたえも十分ある。ベン・アフレックの監督としての腕は確かで、時代考証の正確さ、当時と今の映像のバランスの良い融合、本人を思わせるキャスティングなどなど、映画的な嘘と盛り込みはあるだろうけどそれを感じさせないエンタメ作品となっている。

それゆえ気になるのがベン・アフレック本人だ。あくまで個人的な心象にすぎないが彼だけが作品中浮いているように感じてしまう。前作「ザ・タウン」でもそうだったが、悪く云えばええとこ取りのええカッコしいなのだ。監督に専念すべき・・・と思うけどね、自分は。





『黄金を抱いて翔べ』

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日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を実写化したクライムムービー。監督は「パッチギ!」「ヒーローショー」の井筒和幸。


原作は未読だけど、おそらく原作とは違う方向に進んだんじゃない?もし本作の展開が原作に忠実、もしくは近いとしたら、日本推理サスペンス大賞っての面目丸つぶれだと思うけど。そのくらい力技な作戦だし。

要はいつもの井筒テイストなんだよね、やってることが。演出のテンポこそいいものの、古臭いとされる人物像ややり取りが現代モノとは思えない色艶で繰り広げられていく。個人的には好きな色だし、作品もまあ面白かったけど、今の時代には合わないだろうなぁ。役者も浅野の怪演以外はムリな配役に感じるし。

それと人物描写があまりに足りないため、ただでさえ普通に生きていない彼らにどう想いを巡らせばいいか、それが非常に難しい。現実的に考えれば気持ちを理解したり感情移入すべきじゃないだろうけど、あまりに普通の感情が欠如しているため、架空だとしても想像との隙間が思うように埋まらないのだ。自分はね。





『危険なメソッド』

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精神分析の礎を築いた偉大な心理学者であるフロストとユングの師弟関係が、ユングの患者であったザビーナをめぐって葛藤し、決別するまでが描かれる伝記映画。監督は「クラッシュ」や「イースタン・プロミス」のデヴィッド・クローネンバーグ。


監督の作品らしく、映画としての完成度が異常に高い。絵画を切り取ったような場面の数々や、完璧といえる役者陣の演技(特にザビーナを演じたキーラ・ナイトレイが素晴らしい)、敷居の高い芸術作品でありながらも人の奥底に迫る人間臭さが滲み出ているなど、いつもの表面化した狂気とはまた違う方法論で人を暴きだす。

セリフに専門用語が多く、精神科医同士での知能指数の高いやり取りが繰り広げられるため、凡人(以下)である自分には済む世界が違うなんて思ってしまうが、奥底にあるのは結局のところ人間であると説いているのが面白かった。人の分析に正解や終わりがある筈もなく、研究するがゆえに自分自身その問いに苦しんでしまう。だからこそ過ちと分かっていながらそれを繰り返し生きていく。

人の本質に時代や住む世界にそれほど違いはないのだろう。・・・と、凡人は嘆くのみであった。

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WAP!01 仮面ライダーウィザード フレイムスタイル

2012年11月01日 23:10

「仮面ライダーウィザード」より、毎年発売されるアクションフィギュアの新シリーズ、WAP!(ウィザードアクションプリーズ!)の第1弾、フレイムスタイルを紹介

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※今朝(11/1)記事をアップしたつもりだったんだけど・・・てことで再アップ

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週末映画(10/28)

2012年10月30日 07:06

中古のDVDショップで「ウルトラマンマックス」Vol.5を発見、思わず購入。この巻にはシリーズ中2話だけ参加した三池崇史演出のエピソード、「第三番惑星の奇跡」と「わたしはだあれ?」が収められている。

「マックス」は個人的に好きなシリーズなんだけど、特に「第三番惑星の奇跡」は素晴らしく、何度観ても涙がこぼれてしまう。見事な連続技を披露するマックスのアクションが描かれた前半から一転、物語は予想だにしない穏やかなクライマックスを迎える。かなり異質なエピソードだが、今見ても輝きは失ってなかった。

あとDVDを観ていてビックリしたのが、「第三番惑星の奇跡」にはもうひとつのエンディングが存在してたって事。まあお遊びで作ったモノなんだけど、美しい思い出を全てをぶち壊してしまうので観るなら覚悟しよう。

もうひとつ、「マックス」には今や日本を代表する若手女優・満島ひかりがレギュラーで出演していた。チームのオペレーター、しかもアンドロイドの女の子という役柄で。いや~、色々やってますね、彼女は。まあ元々がアイドルグループ出身なんだけどねェ・・・それでもビックリしたなぁ。





『終の信託』

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「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、「Shall weダンス?」の役所広司・草刈民代コンビと再びタッグを組んだ社会派ミステリー。患者の希望により延命処置を停止した女医が、社会的制裁を受けるに至ってしまう過程が描かれていく。本作の紹介文には役所と草刈のラブストーリーとなっているが、何というか客寄せ用のキャッチフレーズに感じた。くれぐれも変な期待はしないように。

本作(原作)は10年ぐらい前に起きた事件を基に作られている・・・筈だが、そのあたりの説明はほとんどなく、現役の法律家が原作であると解説している程度にとどまっている。実はこの事件に関してラジオで伊集院光が意見を述べた事があり、妙に印象に残っていたため自分はこの事件を覚えていた。

事件の概要は作品で描かれている通りで、ある女医が患者の意向により生命維持装置を停止、だが家族への説明が不十分だったということで起訴されてしまう、といったもの。映画で描かれた2人の関係性についてはおそらく原作者の造作だろうから実際の関係性がどうだったかは分からないが、事件と映画のどちらともに云えるのは、殺人罪として問われ、被疑者となった彼女には”殺人”を犯す理由が全く無いっていう事実だ。

殺人は(無差別や快楽は別にして)それを犯す本人に何かしら得るモノがなければ行われることはない。罪悪感以上にリスクがあまりにも高いからだ。では彼女が犯した行為によって彼女に得るモノが何かあっただろうか?いや、全くといっていいほど無い。つまり彼女は殺人を犯したという意識がないのはもちろん、それどころか好意や正義の下での行為、ともいえるのだ(この辺は伊集院の意見を加味した)。

だが法律は彼女を殺人犯として裁いてしまう。法律を重んじ、守ればそうなる。そしてここに作品(原作)の胆がある。法律に従えば間違いのない人生を生きていけるのか?人の気持ちが決まりや文章によって線引きできるのか?観た人それぞれに思い描くべきことがあるだろう、そう奮い立たせてくれる作品だ。


・・・あ、あと本作の最大の見どころは何といっても大沢たかおの鬼畜野郎っぷり。自分は前々から彼にはこういった役が似合うと思っていたが、いやもう映える映える。世間のイメージは知らないが、今後も鬼畜道まっしぐらにがんばって欲しい。





『009 RE:CYBORG』

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石ノ森章太郎原作の未完漫画「サイボーグ009」を、オリジナルストーリーで現代に甦らせた劇場版アニメーション。脚本・監督は「攻殻機動隊」シリーズの神山健治。原作のその後が描かれている。


作画や演出のレベルはさすがといったところで、スタイリッシュに書き起こされたメンバーたちも素直にカッコいい。現代に直結した事件や政治を絡めた展開、宗教を引用した思想や思考など少々難解なキーワードも多いが、理解できる部分だけでも十分楽しめる物語になっている・・・と思う。

ただ今回、敵として立ちはだかるモノが漠然とし過ぎていて困った。おそらく観る側の解釈に委ねたのだろうが、受け止めるにはあまりにも大きく掴みどころがない。そういうの好きなのは分かるんだけど。

そもそも監督は押井守に師事していたんだが、その影響がモロ作品に反映されていたのがちょっともったいない気がした。もうそろそろ自分の色を濃くしてもいいんじゃないだろうか?実力は十分あるのだから。





『ザ・レイド』

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インドネシアで制作されたノンストップ・アクション映画。ギャングの巣窟と化した30階建てのマンションに乗り込んだSWATたちの攻防戦をアクション主体に描いていく。


こういった作品に免疫がなければ相当楽しめるであろう作品。アクションのレベルは総じて高く、製作費の低さを逆手に取った密室劇は、アイデアと心意気でもこれだけのモノが作れるんだぞといった作り手の魂を感じさせてくれる。今だからこそ見習うべき映画作りにおける手法が散りばめられている、といっていいだろう。

ただ自分はそこまでの衝撃は無かった。ノリ的には7~80年代の香港映画にとても近く、アクションは基本ジャッキーの焼き直し、アクションの魅せ方など所々光るアイデアもあるがあまりにアクションシーンが続くため、結局はバリエーションの乏しい殺陣になってしまう(組み手の技がみな一緒なのでよけいにそう感じる)。

逆に物語性を高めれば作品の質が向上するし、オリジナリティも出てくる。それこそ二番煎じなどといった印象は無くなるだろう。本作の物語は有って無きが如しなのに説明不足なので、キッチリ描けさえすればアクションと物語の融合がさらに深まるはずだ。

それだけの期待を抱かせる作り手たちなのは間違いない。彼らの作る次の作品が楽しみだ。

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特命戦隊ゴーバスターズ バディーゾードLT-06タテガミライオー

2012年10月27日 05:44

「特命合体ゴーバスターズ」より、バディロイドとメガゾードを一体化させたバディゾードで、新型のバスターマシンであるタテガミライオーを紹介

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※今回はタテガミライオー単体のみの紹介です

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週末映画(10/21)

2012年10月22日 23:46

昨日(10/21)映画観終わって家に帰った後、録画したゴーバスターズを観ながらDX版タテガミライオーの写真を撮っていたんだけど、12時近くになっても終わらずに結局断念。ってことで、昨日鑑賞した2本分の感想を本日UPしましたよと。・・・写真撮り過ぎなんだよね、基本的に。




『エクスペンダブルズ2』

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旬を過ぎた男たち(と少人数の現役)による大乱闘映画「エクスペンダブルズ」の続編。前作は主演のスタローンが脚本・監督をこなしていたが、今回は「トゥームレイダー」のサイモン・ウエストが監督を務めている。


順当にパワーアップし、娯楽性が向上した続編。まさかのキャスティングといえた前作だったが、今回さらに凄い事になっている。シュワちゃんとブルース・ウィリスの本格的参戦に加え、悪役にヴァン・ダム、さらには特別出演としてチャック・ノリスまでもが登場する。もうね、自然と笑けてくるんだよね、観ているだけで。年代的には40過ぎた自分よりもう少し上の世代がドンピシャなんだろうけど、それでも堪らない。

しかも今回、そういった世代が喜ぶであろうサービスをあえて盛り込んでいるようで、セリフひとつ、シチュエーションひとつにニヤついてしまう。上の写真にもあるが、シュワちゃんとスタローンとB・ウィリスが横並びでバカでかい武器をぶっ放すとか、中2のとき夢に出たであろう妄想をそのままやっちゃうんだもん。そりゃあ問答無用に楽しいよ、アクション映画大好きなおっさんとしては。

あと今回、スタローン自身が作品への参加を前作以上に楽しんでいるようにも見えた。前作はひとりで何役も担っていたため、本人自身にかかる重圧がそのまま表情に表れてしまったりもしたが、今回は終始いい表情をしており、それが作品の娯楽性をより向上させているようだった。

まあ世代によっては「誰だよ?」ってなるのかもしれないが、一世代を築き上げた熱き男たちが勢ぞろいしてるのは紛れもない事実、理屈なんか無視して楽しんでしまおう!





『希望の国』

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「愛のむきだし」や「冷たい熱帯魚」の園子温監督最新作。前作「ヒミズ」で原作には無かった震災を取り入れていたが、今回は震災そのもの、及び原発をテーマとした作品になっている。


東日本大震災から数年後の日本、長島県。酪農を営む小野一家が住む大葉町の東方沖にマグニチュード8.3の大きな地震が発生。幸い震源地から20キロ以上離れていた小野家の被害は少なかったが、大葉町には古くに建てられた原子力発電所があり・・・といった話。


これまで眼に見えるカタチでの暴力を極限まで描いてきた監督が、眼に見えない暴力とそのタブーに迫った結構な問題作。震災後の現地に何度も訪れ、取材を重ねに重ねた上で物語を形成しているためか、一般的なドラマとしての組み立てはあまり成されておらず、起こってしまった出来事に立ち向かう一家の姿をそのままのカタチで映し出している。本来、人の感情や発する言葉に法則などはなく、バラバラな積み重ねによって生きているわけだが、本作はそういった人間性をそのままの近いカタチで演出(元々監督の作品はそういった感じではあるが)しており、人によっては掴みどころのない展開に戸惑うかもしれない。だが、だからこそ彼らの姿にいつの間にか観ているこっちの感情がむきだしになっていく。理屈や言葉では言い表しにくい、そんな感情が。

いいとか悪いとか、正義とかなんとか、そんな訴えかけをしている作品ではない。出会ってしまった悪魔に懸命に立ち向かう一家の姿が描かれているだけだ。何を想い、何を感じ、そこから何を見付けるか、それは観た人それぞれが見付けるべき、そんな作品といえるだろう。

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週末映画(10/20)

2012年10月21日 06:32

今週は土日で4本観る予定なので、とりあえず今日(10/20)観た2本を紹介。



『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』

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1982年に放映されたTVシリーズ「宇宙刑事ギャバン」の生誕30周年を記念し制作された劇場版。2代目ギャバンを襲名した十文字撃の活躍が描かれる。監督は「スーパーヒーロー大戦」の金田治氏。

自分が宇宙刑事シリーズ(メタルヒーロー含む)でキッチリ観ているのはギャバンのみ。リアルタイムで観ていたし、のちにDVDで再度観返しもした。なので作品に対する思い入れは自分が思っている以上に強いかもしれない。そんな自分の感想。

まず、私個人の価値観での話として。「宇宙刑事ギャバン」の魅力はそのほぼ全てが主人公・一条烈を演じた大葉健二そのものにある、といっていい。彼の精悍な顔つきと力強い雄叫び、何事にも怯まぬ心とそれを有言実行する見事な体技。物語的にはあまり魅力のないTVシリーズが最後まで輝き続けたのは、大葉健二氏が主役であったからに他ならない。自分は本気でそう思っている。

なので2代目ギャバンと言われても困ってしまう。全くと言っていいほど受け入れられないのだ、どうしても。正直観終わってもそれは拭えなかったし。それでも思い入れを振り払って感想を述べてみよう。簡単に。


本作は主役である十文字撃個人のエピソードと、2代目を襲名する経緯が並行し描かれる。ただそのどちらもが不十分な表現であり、それぞれの想いもあまり伝わってはこない。描くべき事柄があまりに多いからだ(それでもサービスしなくてはならないためシャリバンやシャイダーを登場させるが、明らかな蛇足となってしまう)。

もうひとつ。キャラ設定や物語の展開などあまりに昔を意識した作りのため、せっかく現代に甦らせ、2代目を登場させたその意味に疑問が残る。中でも一番の問題は撃の性格で、烈から精悍さを欠いた、烈の劣化版的な兄ちゃんになっているのだ。同じ路線を狙っても失敗は眼に見えている筈なのにあえてやる、それが自分には理解できない。大葉健二に正面から挑むその意味が。


・・・結局ネガティブな意見ばかりになってしまった。「ゴーカイジャーvsギャバン」に触発されたっていうだけの、どうしても安易な企画に見えちゃうんだよねェ。あっちが成功したのって、双方の完成された世界観を崩さずぶつけたからこそなんだけどなぁ・・・。まあ自分の場合あくまでも中年の戯言なんでね、子供たちが楽しんでもらうことが第一なんだけど・・・ね。





『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 』

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TVシリーズ放映から15年。作品を重ね、世界観が広がるほどに劣化していったシリーズも遂に最終作が公開。自分はなんだかんだほぼ全ての作品を鑑賞しているので悩んだ挙句今回も鑑賞。・・・1,000円だったんで。


作り手に変化がないためダメな部分はいつも通りダメなんだけど、それでも最後であると意識したのかここ数年では一番締まった作品となっている。特にシリーズの悪性腫瘍ともいえる笑えない悪ふざけや無駄で大げさなカメラワークがいつもより抑えられていたり、シリーズの根底にあるテーマを改めて見直したりと、最終作として相応しい幕引きを迎えることができた、といっていい作品として仕上がっている。

もちろん問題も多い。悪ふざけはそれでも多いし、犯人側に対する心理描写がいつもの如くヘタくそ、築き上げたモノをぶち壊しかねないオチの付け方など、観客へのサービスをどこか履き違えたその姿勢は相変わらずだ。ただ、それでも「3」を最終作としなかった、それだけは評価できる。このようなカタチで本作が作られたことを、ファンは相当喜んでいるんじゃないだろうか?


ただし、もう作ってはダメだけど。

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ミニプラ 大獣神

2012年10月20日 07:34

その昔ミニプラとして発売された、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」に登場した大獣神を紹介

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・・・いや、なんかね、制作物は全然進まないし、DX版タテガミライオーの紹介はまだちょい先になりそうなんで、以前作っておいてまだ紹介してなかった最後のミニプラをね、この機に記事にしようかなって思って。

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ミニプラ/恐竜戦隊ジュウレンジャー コメント: 4 トラックバック: 0

週末映画(10/14)

2012年10月14日 19:07

今週は仕事しんどかったなぁ・・・。携帯に万歩計が付いているので毎日チェックしているんだけど、普段は2万~2万5千歩ぐらいなのに連休明けの火曜日に3万4千歩超えの新記録、その後も2万5千~3万歩を行ったり来たりの日々という、この歳で毎日20キロ前後も歩く(しかも荷物運んだり階段上り下りしたりしながら)とは思わんかったよ。・・・涼しくなって助かったぁ・・・。




『SAFE/セイフ』

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今現在であれば最も脂の乗っているといえるアクションスター、ジェイソン・ステイサム主演のサスペンス・アクション。元〇〇の主人公がある秘密を抱えた少女を助け出すといった、ハリウッド(だけでもないか)お得意のパターン化された作品なのだが、様々な部分に工夫を凝らしており意外と楽しむ事が出来た。

まず脚本。主人公の置かれた立場や状況、それに付随した行動など、行き当たりばったりな展開にならないよう考えられている。ステイサム主演だからとアクション頼りにもなっていないし、善人面した正義感も披露しない。まあちょっと殺し過ぎだし、アクションシーンは相変わらず見づらいけど。

ただそのアクションも、特にカーチェイスなど魅せ方にオリジナリティを感じさせる(部分がある)。設定こそありふれたモノであるがゆえの試行錯誤だろうが、そんな努力が実を結んだ作品といえるだろう。





『キック・オーバー』

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こちらはかつてのアクションスターで、私生活こそトラブルが絶えないものの、定期的に作品を送り出しているメル・ギブソン主演のメキシコに実在する刑務所をモデルとしたクライム・アクション。


クライムといってもその手の陰湿さはあまりなく、舞台がメキシコだからかラテン系のノリが根底に流れる珍しいタイプの作品。それでいて脚本やキャラ設定が妙にシッカリしており、穴こそあるものの物語としても十分楽しめる。メルギブはこれまでの印象と違い、必要以上のアクションを強いられることのない人間味ある人物を好演しており、大げさにいえばある種の新境地を魅せてくれる。

個人的にはちょっとした拾いモノ、といっていい快作であった。



今週は2本とも見た目B級なアクション映画だったのでそれほど気を張らず期待もせず観たのだが、それぞれに個性があって楽しめる作品だった。・・・こういう事もあるのね。

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雑記(気になった事など)

【訃報】「トップガン」をはじめとする数々のアクション映画を手掛けてきたトニー・スコット監督が亡くなった。しかも自殺であるという可能性が濃厚と報道されている。もちろん他人の心の中が分かるはずもないんだけど、いい意味で頭を使わずスカッとする大作を連射(ここ最近は快作が多かった)してきた監督だっただけに、「何故?」という思いがどうしても頭から離れない。ホント人の気持ちは複雑なのだと実感する。ご冥福をお祈りします。

プロフィール

ひだっちょ

Author:ひだっちょ
埼玉在住のおっさん(パソコンは初心者)
性格:人見知りが激しく偏屈(ヒドイね)
趣味:映画(ホラー以外何でも)
定期購読誌:「映画秘宝」
        「HYPER HOBBY」
TV番組の好み:お笑い番組全般と特撮番組をよく観る.アニメ・ドラマは少々
好きな映画:「グラン・ブルー」
        「あの夏いちばん静かな海」
好きな戦隊:「タイムレンジャー」
        「メガレンジャー」
好きなライダー:「クウガ」「電王」
※個人的に「パワーレンジャー」の日本放映を願っている(切実に!)

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